インナーの偉大さに気づいた
こんにちは。イシカワです。
明日から我儘出張イベント。
是非、沢山のご来店お待ちしております。
普段のMusterWerkではない、僕自身始めてこちら側でさせて頂くからこそ思う、物凄く普段とは違う新鮮なエッセンスを拘りの別注から感じています。
商品量も追加してしっかりとしたバリエーションでお持ち込み頂いております。明日から2日間です。
久しぶりに今日はOlde homesteader。
福原さん、お待たせしました。
熱くなったので少しばかりですが、長めになってます。最後までお付き合い下さい。
(7,8月辺りに新店舗にてオールドとイベントできたらと思っています。イベント終え6月落ち着いたタイミングで詰めるので、形にします。お楽しみに。)
Olde Homesteader
RUSTIC JERSEY Athletic Shirt
MATERIAL: cotton100%
COLOR: ecru / black
SIZE: 40 , 42 , 44
PRICE: "ecru"¥7,150-(tax in) / "black"¥8,250-(tax in)
Ex. RUSTIC JERSEY SLEEVELESS SHIRT
MATERIAL: cotton100%
COLOR: ecru / black
SIZE: 40 , 42 , 44
PRICE: "ecru"¥7,700-(tax in) / "black"¥8,800-(tax in)
これほどか。
皆さんの声が届いてくる様に感じます。
はい。それほどです。
ここまでの提案で初めて、タンクトップにノースリーブの提案は幕を閉じます。いや、僕らの中で閉じることが出来ます。
”ウォッシャブルシルク、ウォッシャブルウール”
例年以上の人気を得たこちら達。素材として同質化したこの昨今、他との優位性だけでなく、着たいと身体の底から思わせてくれる特別感。この好奇心溢れる夏を、内から彩ってくれるのは間違いなくシルクやウールなのかもしれません。そこまでのクオリティだからこその値段も相応についてくる。
「ただ、それでも。」
そう思っている皆様のインナーへの想いを直に店頭で感じさせていただき、改めて「インナーの偉大さ」に気づきました。それと同時に感じていたことが一つ。
去年僕はこのオールドのノースリーブを買わせていただきました。今年はシルクも去年より増え、インナーは充実しています。色物の変なclassなどの少し尖ったインナーも豊富にあるので。ただオールドのこのアイテムを、シルクの入荷を直に感じている最中に思い出していた。改めて言うと、このオールドホームステッダーというブランドに出会って、僕はファッションへの価値観が大きく変化しました。”普遍”という物の深みを知れました。いつ何時だって着たくなる。いつ何時だって寄り添ってくれる。だから僕も愛したくなる。そんなプロダクトであり、そんな愛溢れる方々が最大限の熱量をもって作って下さっています。
オールドと言えば、その通り着用と洗いを繰り返すことで生まれる自分だけのフィッティング。時間とライフスタイル、そこの着用というフィルターを通して生まれる自分だけのヴィンテージ。こちらのタンクにノースリも同じくそれです。今作はリサイクルコットンを採用し、独特のムラ感からナチュラルに温かみを感じる心地と風合い。タンクトップの為だけに開発した素材だと聞きます。ecruは無染色。blackは古き良き黒をデザイナー自らの視点で糸染めして再現したもの。勿論そうです、抜け方や風合いもそのたぐいの為、変な干渉は全然しないし、柔らかさもあるためスタイルには調和する色。着用だけじゃない、全てに拘りと信念を持つオールドの強い所。
随所カットソーやインナーとして皆様が気になるポイントには特殊縫製糸を配し、洗濯への耐性をつける上に、見た目の変化や着用感にも気を配って頂いています。インナーとして求められるポイントは確実に拾い上げ、思い描いている以上で返してくれています。ただ拘りであり、伝えておかねばいけないポイントが一つ。これ始め、いきなり頭を通すと、全く通りません。首元かなり攻めた設計にしています。これだけの思いを込めて、ここでこんな攻めの姿勢も持ち合わせているのかと感心しつつ、去年僕は何が起きているのか?と新宅さんに連絡した覚えがあります。
もうかなりなくなってしまったのでアレですが、着用前に水を一度通して下さい。始めは少し慎重に。ただ上記でも書いた通り、着用と洗い、そして自分のライフスタイルによって形成される新たな着用感です。じっくりお付き合いしてあげてください。大丈夫。1か月本気で着れば馴染みます。頭通りも良くなります。なんてたって明日も明後日も着たくなっちゃいます。
完成は自分で決めてください。きっと遠い未来。いつかのヴィンテージになったとき、僕は僕のヴィンテージが、自分だけの製品が完成すると思っています。それくらいこのブランドを、これまでもこれからも生まれ続けるであろうプロダクトを愛したい。シルク、ウールだけじゃ物足りないのはこの安心感とそこから湧き上がる好奇心が必要だから。綿の安心感だけでなく製品を愛せばわかる、ブランドからの熱い思いを受け取ってみてください。きっとこれから毎年良い夏です。
イシカワ