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あなたにはどう見えるか

こんにちは。イシカワです。


年末年始の忙しなさが過ぎ去り、
閑散とした日々が返ってきました。

適度に落ち着く店内。
そこに颯爽と届いてくる24年物春夏商品。

物静かに立ち上がりに熱狂する人であふれる、
このデリバリー時期が大変好きです。

ゆっくりご覧いただける事、
それはこちらとしては大変嬉しいことです。

落ち着いて、コーヒーでも買いに行って、
共にゆっくりファッションについて、洋服について、
語らいましょう。

そんな今日は、
語らう事が楽しくなる服。

気づけばラストワンとなりましたので、
取り急ぎ、ご紹介します。

読み終えた先は、店頭でコーヒー片手に話しましょうね。




CLASS
"CCES12UNI A "
- LUREX FRENCH TERRY -

COLOR: grey
SIZE: 2
PRICE: ¥48,400-(tax in)



「あなたにはどう見えているんだろう」

これを買った人間として、
今、綴りながら思う事です。

どう見えていますか?

果たして、スウェットという既成概念にちゃんと見えているのだろうか。

ボートネック、宇宙服、ギャル服、原宿服

みたいなところかな。
まあきっと、
「かっこいい~!!!」
みたいな変人人種は確実に居るんですけど、
かなりの希少人種なんだろうなと思います。自分は半年前から変人希少人種でした。




GIRAGIRAでIKEIKEな”CLASSを体現するスウェット”が入荷です。

当時、このスウェットに見た人々へ衝撃を与えたことは間違いなく、 瞬く間に消え去った、記憶も薄くなった逸品。
この2024年の今に、GIRAGIRAで更にIKEIKEになって帰ってきました。


まあ、写真見れば分かりますよね。
言わずもがな何とも歪です。 ショルダーシームもサイドシームも無い、生地を背中で接ぎ合わせた作りの上に、直線的なアームホール、接ぎの無い筒状の裾リブなど、うちでお取り扱いしている某あのブランドのやっている事への視点に少し似て居ながらも、あまりのネックへの注力に、細かい拘りをこめた、所謂「凄い」ポイントを重要視している気がしない、その上ラメなわけで、、、本当変でイケすぎてるスウェットです。



フレンチテリーのフワモコ薄手の裏毛は、着用への懸念を消し、 GIRAGIRAのラメ表面から、すこぶる好奇心を沸かせてくれる、クソ開きプルオーバー型のスウェットです。

バイカラーなリブの切り替えはヴィンテージ的ソレの視点を残しながらも、身幅や勿論ネック、アームの細さなど、CLASS独自の視点が随所に布石されています。 ワンショルダーで、タンクトップを覗かせちゃって(CLASSの)妖艶スタイリングなんかも抜群に良いし、ボーダーとかモック、タートルとか、従来インナーとされるものを入れ込んで、「いつもとは違いますよ」と安村バリに胸を張って着るのも楽しい。



「CLASS」というブランドへの興味を、着用へと変えるのに手も出しやすく、積極的に着用して、日常に違和感を与え、この洋服ってこんなにも楽しい洋服なんだって感じられる今期の中でも間違いないアイテムです。

「とりあえず着ちゃってください」

これはきっと着れば全てわかりますから。


イシカワ

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MusterWerk Sud.
12:00-19:00(時間外アポイント制)
〒550-0005
大阪市西区西本町2丁目4-4 三栄ビル204
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