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ボーナスの行方

6月に夏のボーナスをもらった会社員は多いはずだ。

あるなし、多い少ないはあるかもしれないけど、臨時収入に何を使うか悩んでいることだと思う。日本の経済状況が良くないし、ワクチンが全ての人に行き届くのにどれだけ時間がかかるかわからないので経済活動が復活する見通しも立たない状況なので「使わない」という選択肢が少なくないはずだ。

そもそも、コロナで旅行にも行きづらいし、食事しようにもお酒を出してくれるラストオーダーが19時ならもう外食にお金をたくさん使うのも簡単じゃない。ボーナスをもらっても使う場所も少ない。


例年だと、インデックスファンド買い増ししたり、昨年は株価が下落していたので米国高配当ETFをガッツリ購入した。結果、株高で上がったが、未だ株価が高値水準の現在は思い切った買い増しをするモチベーションは低い。

現金で持つのは非効率、資産を増やすべきという声はわかる。しかし、自分が安いと思っていない相場で入金力よろしく買い進めていくのに疑問がある。これで株価が下がった時はストレスを感じるのならステイだ。


FIREが流行って以降、ガンガン入金してアガリまで最短経路で到達を目指す人が多いけど、そんな絵に描いた餅があるのか僕には疑問でしかない。株価が数年単位で伸び悩んだり、暴落だってあり得る。

そんな低調な時期が数ヶ月でなく、3年5年と続いて耐えられますか?

2ヶ月前にビットコインが暴落して投資系の雑誌の一面でビットコインが扱われなくなったように、米国株が低迷すればFIREという人は激減するんじゃないかと思う。

実際、高年収で全力投資していた三菱サラリーマンさんや、相続株と節約でFIREした方のように平均年収レベルの会社員でFIREを実現した例がまだまだ少ない中でこのFIREムーブメントはいつまで持つのだろうか。


話は逸れた。ボーナスをもらってtwitter上でS&P500インデックスファンドを全力で買うのは悪いわけではない。でも、数十万円分買うべきなのか、疑問が頭から離れない。今は現金をしっかり貯めて投資機会を待つ。不動産を買うのか、暴落が起きた際に株を買うのかそのタイミングをしっかり見極めたい。

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