選手である私が5000人満員プロジェクトに携わる理由
はじめまして。日テレ・ベレーザで10番を務める籾木結花です。
突然ですが、私が所属する日テレ・ベレーザでは10月20日(土)に行なわれるなでしこリーグ1部 第16節 vs INAC神戸レオネッサ 戦で『なでしこリーグを盛り上げよう!5,000人満員プロジェクト』が開催されます。
そしてこのプロジェクトにおいて、私、籾木結花は、もみPという名でプロデューサーに就任し、プロジェクトを指揮しています!
そんなわけで、今まさに、このプロジェクトを成功させるために選手やクラブスタッフと共に奮闘しているところです。
実際に私が企画をしたものは2つ。
①『プレミアムシート Presented By もみP』
②『選手デザイン対決!オリジナルタオルを販売!』
ぜひみなさんに楽しんでいただけたら嬉しいです。
とはいうものの、ここまでの内容はクラブからリリースも出ていますし、「知っているよ」と思っている方は多いかもしれませんので…
ここからは、ここだけのお話。
なぜ、このプロジェクト実施に至ったのか。
2011年になでしこジャパンがW杯で優勝した時のことを、皆さんは覚えていますか?
この時、日本における女子サッカーの人気は一瞬で高まりました。私自身、テレビの前で白熱して「いつかこうなりたい」と思ったのを覚えています。
しかし…そのブームは過ぎ去るのも一瞬で…
日テレ・ベレーザでどれだけ素晴らしい結果を残しても、日テレ・ベレーザやなでしこリーグの試合を観に来てくださる方々はどんどん減る一方。
私はそれを選手として肌で感じています。
図1
実際、そのことにどのくらい減ったのか気になったため、卒業論文をきっかけに調べてみると、2012年の1試合当たりの平均観客動員数は4,250名だったのに対し、2017年は平均すると1,029名。
Jリーグで一番観客動員数が多い浦和レッズと日テレ・ベレーザを比較すると、その数字がいかに少ないかということが分かると思います。(図2)
図2
しかし、こういう状況の中でクラブやリーグからなでしこリーグを盛り上げるために、何かを変えていこうという動きもあまり感じられません。
そんな状況の中で「なでしこの盛り上がりを取り戻すために、変えるのは私しかいない!」と思うようになりました(勝手に)。
と言いながらも中々動き出すことが出来なかったのですが、今回大学の卒論をきっかけに、実際にプロジェクトとして動き出させてもらうことになったのです!
では、実際にプロジェクトを発表した9月25日から、現在までどのような状況かというと…
①『プレミアムシート Presented By もみP』
完売です!リリースをしてから約5日で完売。感謝しかありません。
買いたかったけど買えなかったよ!という皆さん、またいつか販売するかもしれません…お楽しみに!
②『選手デザイン対決!オリジナルタオルを販売!』
今回は、なでしこジャパンのアジア競技大会優勝メンバーに協力をしてもらいました!当初は2チームがデザインをして販売という形だったのですが、「どうしても勝負がしたい!」という参加選手からの要望を受け、“どちらのチームの方が早く完売にすることが出来るのか”という勝負を当日行います。みんなの負けず嫌いがここでも出てきています(笑)
要するに…10月20日が待ち遠しいです。
プレミアムシートが埋まっているのも、皆さんがタオルを持って席に座っているのも、緑のTシャツを着ているファン・サポーターの方で満員になったスタジアムでプレーをするのも…
やっぱり満員のスタジアムでプレーをするのって、本当に楽しいんですよね。
私自身、2016年にパプアニューギニアで行われたU20のW杯で、初めて1万人で埋め尽くされたスタジアムでプレーをしたのですが、本当にワクワクしました。
引用:https://web.gekisaka.jp/photonews/detail/?204015-204015-pn
だから、自分のチームの試合が満員になったら…ということを今は本当に楽しみにしているんです。
選手である私がなぜやるのか、どうしてやるのか。
次回詳しく話したいと思います!お楽しみに。
≪試合情報≫
2018プレナスなでしこリーグ1部 第16節
10月20日(土)14:00 kickoff
vs INAC神戸レオネッサ@味の素フィールド西が丘(東京都北区)
チケットはこちらから
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