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東方夜伽話合同2 FromDuskTillDawnを終えて

この記事は一度notionに記載したものですが、お金を払わないとネットの海を漂ってくれないのでnotionは使い方が見つかるまで凍結し、こちらに転載します。

さる10月11日、東方紅楼夢にて
東方夜伽話合同2と銘打った合同誌に参加させてもらいました。

私は雑用くらいのつもりだったんですがなし崩し的に統括雑用なんて副主催のような立場と複数の運営側実務を担当することになりました。

その感想を書きます。

本の感想は別の記事にするとして、これは運営側の観点に立った感想です。


組織運営

今回は私が統括雑用として運営側にいたので、チームとしてのこれに言及するのは不適切と思うので差し控えることにします。

個別については、運営チームへの増員を求めなかった私が自分で自分の首を絞めました。
(その分私が好きにやらせてもらったところがあるので、失敗というよりはトレードオフの結果という感じです)

他の点では全面的に良好な運営が出来たと思っています。
主催が気配りストなので、私はそれを「じゃあ何々すればいいんじゃないですか?」と場当たりな回答をしていただけでも回っていた。
統括雑用の私の面倒な性格を覆ってなお余り支持を保った主催の人望のあつさ故だと思っています。

早割を使えたので良かった(小並


ダメだった点

私が作業を1人で抱えてしまった。
好き勝手やったことのトレードオフなので仕方がない、で片付けたい所存。
他には特になし、全面的に企画としては成功だと思っている。

敢えて挙げるなら、電子版のpdfをCSS組版対応で作成できなかったこと。


参加者について

作品の質については問答無用で極高ですしそれは個別の作品感想で書きます。
ここでは運営側にいた観点での感想です。

まず、締切を大きくオーバーする参加者がいなかった。数名が締め切りを数日超えただけ。
これはすごい。

予めこちらでバッファを大きく設けた予定を立ててはいたのですが、それを含めてスケジュールを圧迫する気配がなかった(あったにはあったんですがそれは私の問題でした)。

歴戦の猛者が集まった合同だったということもあるのでしょうが、日時の遵守意識が高いのと、連絡用に使っていたDiscodeやtwitterに対する応答が早い。運営側には現行が出てこないという心配は殆どありませんでした、あったとしても数日中にすぐに解消されていました。
修正箇所の伝達など作業の依頼をしたり、次フェイズへの進行を伝えると、すごい応答速度で完了報告が上がる。長くて2、3日。早いと数十分以内。マジかよ。

まず参加者各位がありえないハイスペックでした。


チームビルド

今回は、みんなで話し合ってあれこれ決める、というシーンはあんまりありませんでした。チームというものは基本的に作成せず、運営(主催/雑用/チェック読み主任の3人だけ)と参加者という体制。
私が影で独裁してしまったような形になって非常に後ろめたいのですが、不満がなかったのか気がかりです。

それでも「これこれどうなんですかね」って聞くとClass”歴戦の猛者”である参加者がサラリと回答をくれたり、提出された原稿のチェック読みに参加してくれた方も粛々とこなしてくれた。それでもボトルネックが出てきたらみんな協力してくれた(本来本自体には関わりのないwebページ制作者まで参加してくれた)ので、空気自体は良かったんじゃないかと思っています。

いちいち私がピリつかせていたかも。


ツール類

主たる議場としてはDiscodeをつかっていたのと、原稿提出などのファイルの共有にはGoogleDriveを使用していたわけですが、参加者みんなが特に説明なしにこの辺のツールを使いこなしていたのには時代を感じました。

提出ファイルをメールに添付してやり取り、とか、トラディショナルなシーンが一度も出なかったの、個人的にはすごいと思っています。

多分企画全体を通して、電子メールというツールは一回も登場してないんじゃないかな。
メールというツールが悪というわけではないんですが、新しいツールにぶっ倒しきってたことが素直にすごいと思います。

Discodeが便利なんですけどね、これが使えたってことは今後なにか企画をするときにSlackやTeamsであっても使えるのだろうと思うと、感慨深いです。

同人もここまで来たのかという感じ。


CSS組版とかいう謎技術

を使いました。

つかったのをtweetしたところ、運営団体から見つかってオンライン発表会で登壇させてもらえることになりました。


というわけで、足掛けで1年位かけて計画・作業していたもので、語りたいことは山のようにあるし学びも恐ろしいほどあったわけですが、今更詮無きことが大半だったり身内ごとが多すぎて書くような内容じゃなかったりとあるのでこのくらいに。


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