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【IRONCAD】メカニズムモードについて

〇メカニズムモードとは

アセンブリ化して配置拘束をかけることで、動作検証を行うことができるツール

パーツ同士の衝突や干渉をチェックできる

また、アニメーションをつけて動かすことも可能

〇配置拘束とは?

整列 選択した面と面(またはエッジ)が整列している状態(同じ高さですよというイメージ?)

合致 選択した面と面(またはエッジ)が、向かい合ってくっ付いている状態

同点 選択した点と点がくっついている状態

同心 選択した曲面と曲面の中心軸が同じ状態

平行 選択した面と面(またはエッジ)が、平行である状態

垂直 選択した面と面(またはエッジ)が、垂直である状態

接線 選択した面(またはエッジ)と、選択した面がくっついている状態

距離 選択した面と面(またはエッジ・点・曲面)の距離を定義

角度 選択した面と面(またはエッジ・点・曲面)の角度を定義

フォロワー/カム  (勉強中)

ピン/スロット   (勉強中)


〇簡単な拘束をしてみた

下図のような二つのパーツを組み合わせて、回転床を作りたい。

画像1

スクリーンショット (80)

① 土台にしたいパーツを右クリック>親に固定

「同心拘束」で、土台にしたいパーツの穴の内側と回転させたいパーツの側面を選択して拘束(下図、赤と緑のハイライト部分)

スクリーンショット (82)

するとこんな感じ。↓(回転していることが分かるように旗を立てておきました)
ですが、このままでは回転はするけれど上下に自由に動いてしまいます

スクリーンショット (84)

そこで

「整列拘束」で、揃えたい面同士を選択して拘束。
(下図、緑のハイライト部分)

すると、上下には動かず、回転のみができるようになりました。

スクリーンショット (85)

スクリーンショット (88)


このような機構を組み合わせることで、ロボットのような複雑な動きも表現することができます。

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