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アルコール駆動型夜行性人間に育児がアドオンして生活がどう変わったか

こんにちは、ユキッ先生です。

みなさん、自己肯定感は低いですかーーーーっ!?
私はもともとは、かなり低いです。

で、いまでこそ健康的に生活していますが、出産直前の35歳ぐらいまで、まあまあ酒浸りでした。
なんというか、世の中のあらゆることに低体温で、「3杯飲んでようやく普通の人のテンションになれる」という感覚がありました。いまも基本は変わらないけど、「誰も褒めてくれないなら、自分で自分を褒めちぎり、甘やかす」ができるようになったので、ちょっとマシなのかな。テンションは相変わらず低めですけども。

ギリギリでいつも生きていたいから さぁ、酒飲み人生

振り返ると、酒飲み人生は学生時代に旅行サークルに所属したことに端を発していて、大学構内の桜の木の下で行われた最初の飲み会で、日本酒をがぶ飲みした結果、財布と学生証の入った通学リュックを失いました(駅付近で拾得されたらしく、のちに戻ってきました。確か、現金以外は)。

合宿のたびに全国の民宿から出禁をを喰らう、体育会系飲み会が自慢のサークルでした。結果的に酒好きとなるメンバーがたまたま集まっただけで、強要されたわけではなかったし、私は楽しかったんですけどね。

酔うとどうなるのか

ヨッピャラうと基本的に陽気になり、口数が増えます。その後、記憶がなくなります。一応、アルコールが「直接的」原因で病院に世話になったことはいまのところありません。

ストレスがあると、相手を選んで(男性で、なおかつ叩かれて喜ぶ人を選んでいるらしい)バシバシ叩くそうです。以前、職場の先輩の結婚式の2次会か3次会あたりで、その先輩の同級生をよく叩いていたそうで、翌出社日に「君のスパンキングは見事だった」と、SMでいうところのMで有名な別の先輩に、褒めてもらいました。なんじゃそら。
ちなみに最近では、多少ヨッピャラってもそのようなことはありません。

20代の頃の輝ける社畜時代、30代の頃の週2ゼミ飲み会

「飲むと、昼間ロシア人みたいなのが、スペイン人になる」
「酔っぱらったほうが可愛い」
「美味そうに食うので奢り甲斐がある」
などと先輩がた(ほぼ全員おっさん)に言われ、酒の席での私の飲みっぷりは、調子に乗る一方でした。

0時をまわるような深夜残業が常態化してくると、そのまままっすぐ家に帰るがもったいなく、近所で一人飲みを始めるようになりました。はい、スパークリングワインをジョッキで飲む、でおなじみのユキッ先生です。
これにより、酒場を通じてたくさんの友人を得たり、のちにうっかり夫にも出会って人生が変わるわけですが、どんなに疲弊していても、飲んでる時間は自分の時間! という気がいたします。あの頃はワインで週3回記憶喪失でした。

また、30代に中盤で出会った社会人大学院の同級生が、とにかく飲み好きでした。
昼間にそこそこちゃんとした仕事をしている、年齢も職業も異なる仲間が、毎週末酒飲みながら議論したり、迷惑をかけたりかけられたりするのもまた、貴重な機会で。30代になってそういう経験ができるとは(しかもメンバーには50代や60代の人もいるから、この先も望めば可能だということで)、思ってもみませんでした。

最大の失敗談(生きてることにありがとう)

30歳ぐらいのときの金曜の深夜というか土曜の明け方、仕事終わりに家の近くの店で、カウンター席で椅子ごと後方によろけて柱で後頭部を強打・流血して、救急車で運ばれたという事件があります。
酔いすぎて全然痛みはなく、救急隊員のイケメンさにニヨニヨ笑いながら運ばれていたのですが、処置室では医療用ホチキスで20針くらいバッチンバッチン傷口止められました。
その日は昼イチで職場のスタッフ(しかもチームの部下にあたる)の結婚式でしたが、泣く泣く上司に欠席報告して、そのかわりに伝説をひとつ作りました。

まあ、会社員を続けられる範囲内では最大の振れ幅、「飲んでも飲まれすぎない」ギリギリのラインで、ヨッピャライ生活を満喫していました。

酒場の雰囲気が好きか、酒そのものが好きかと問われると、どちらも好きです。でも、職場の忘年会などの大人数飲み会は苦手です。
他に特になにもしなくてよければ、家でも延々と一人で飲めます。旅先で、良さげな店にふらっと入るのもいいですね。

そんな私が妊娠により酒を一時的にやめた

最初に「妊娠したかもしれない」と思ったけどもまだ確定でなかったとき、ある年のゴールデンウィークあたりでしたが、「これはしばらく酒が飲めん!」と、夫婦で訪れた京都で夫婦別行動をして、一人で思う存分、飲んだくれてました。
リド飲食街大好きなので、少し落ち着いて飲めるようなタイミングになったら、また行きたい。
そのころ米粒以下の細胞だった娘も、いまのところなんとか元気に育っています。

その後は生活リズムも育児主体でなんとか健康的な生活になっていったのですが、酒をやめた期間で画期的に変化したことがあります。

努力なく体重が落ちる

なんということでしょう。あれほどジムに通ったり、加圧トレーニングに効果に関係なく募金したり、結婚前に痩身効果も期待してエステ施術をしたりして、あらゆる手段で減らしにかかったのに、いっこうに減らなかった体重が!

母乳を生成することでカロリーが消費されるということは調べて理解したのですが(体質によるようなので、それにより全員が痩せるわけではない)、それ以上に私には食生活改善の効果があったのです。

また、二人めの妊娠中に妊娠高血圧症の疑いが出て、味付け含めて食事の内容に気を配るようになったら、作る料理も薄味になりました。これ、お酒飲まないから出せる味だな、と思うことは確かにあります。

もともとの貯えが立派だったこともあり、現状、一人めの産前から10kg落ちました。

晩ごはんがエンタテイメントでなくなった

ちょっと心当たりがあったのが、「寝る4時間前までに食事を終えるとダイエット効果がある」という説でした。エロかっこよかった時代の倖田來未が言ってた気がします。
独身の頃に何度か(何度も)ダイエットしていて、私にとっていちばん効果があったのがコレでした。深夜残業を避けられず、結局挫折しましたが、育児生活で、その原理が強制的に発動したわけです。

子ども中心の生活になることで、夕食の時間が18時台になりました。しかも、子ども世話最優先、次は夫の栄養管理(ほっとくと食事を面倒がって食わないので勝手に痩せる痩せ型)、最後が自分なので、自分の献立は比較的どうでもよくなります。自分のために肉1枚焼いてる手間も惜しく、家族が手を付けずに余ってる作り置きお惣菜(そういうのはたいてい野菜が多め)を処理したり、賞味期限近いものを処理したり、という、ほぼ作業になりました。

そのかわり、午前中はめちゃめちゃ腹が減ります。1人め出産後の復職時は、10時~11時にデスクでおにぎり喰ってました。いまも、昼間にケーキやお菓子をけっこう食べますが、健康診断の数値を見ても、習慣的に夜に飲酒していたときよりは健康な状態のようです。

あと、生活は問答無用で朝型になりました。小学校高学年から、オールナイトニッポンやのるそるや歌うヘッドライト聴いてた私が、ですよ。朝はいいぞー。誰もいないオフィス! 機嫌のいい子どもたち!!

それでも、7時前の起床でなんとかやっていけてるので、雑誌で見るようなキラキラ☆彡ワーママさんたちと比較すると、遅いほうなのかもしれない。てか、お母さんら、みんななんでそんなに早起きなん…? 朝食をしっかり作ろうとするとそうなるのかな。ウチの超テキトーかつストレスフリーな朝食事情は、またの機会に書きます。

ワンオペ育児をダイエットと思うライフハック(一般にはおすすめしません)

平日はどうしても夫の帰りが遅く、ワンオペ育児が続くのは本当につらいことではありますが、規則正しい食生活+軽度の運動が続くので、体重が落ちるのは結果的にはボーナスだと思ってます。
朝と昼は意識的にしっかり食べるようにしているのと、あと、歩くのはもともと好きなので、復職後は時間が許す限りは徒歩で通勤して、体も動かして筋肉をなるべく落とさないようにはしています。それでもたぶんまだ足りないので、筋トレとかはしたいけど。

ただ、育児が落ち着いて飲酒の習慣が再開したらリバウンド…というのは容易に想像できるので、ベストな体重・体型と、習慣の落としどころを探るのが目下の課題ですかねえ。
あと、食事が潤いのひとつであることは確かなので、ストレスマネジメントの点からも、忙しくてももうちょっと自分も喜べる夕食にしなくては、と「きのう何食べた?」(←大好き・・・)を観ながら感じております。

というわけで、そろそろ雑穀米が炊ける時間なので、新たまねぎにかける用の肉みそを作るひき肉買いにスーパー行ってきます。


おしまい


カバー画像/2014年に日帰りで歩きに行った和歌山県の友ケ島。縮尺の都合で景色が見えないけど



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