市販のおススメ論証集はコレ❗️伊藤塾・辰巳の論証集は実践向きじゃない⁉️

実践的な論証集をご紹介します。

司法試験本番では、「規範→あてはめ→結論」の順で答案を書かなければなりません。

その規範の定立にあたって、論証の展開が欠かせません。

しかしながら、その論証の展開に時間をかけていては、肝心な「あてはめ」に時間を割くことができません。

そのため、司法試験本番では、エッセンスを凝縮した論証をサクッと展開して、規範を定立することが求められます。

そこで今回は、司法試験本番で役立つ、実践的な市販論証集をご紹介します。

■ 動画で紹介した論証集

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 民法
https://amzn.to/39cZEzA

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 商法・民事訴訟法
https://amzn.to/35eKGYD

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 刑法・刑事訴訟法
https://amzn.to/399UjZV


■ アガルートアカデミー┃論証集の「使い方」

https://www.agaroot.jp/shiho/sogo/ronsho/


■ 弁護士MIKEの「労働法」論証集

※いずれも同一商品です。
※フィードバックをコメントでいただけますと幸いですm(__)m

メルカリ▶https://www.mercari.com/jp/u/832141740/

ヤフオク▶https://auctions.yahoo.co.jp/seller/h_yokota8809

note▶https://note.com/y_hidetoshi/n/nda222038a625

ーーーーーーーーーーーーー
スクリプト
ーーーーーーーーーーーーー

こんにちは。

弁護士のマイクです。

今回は、実践的な市販の論証集をご紹介しようと思います。サクッとその論証集だけ知りたいという方は、概要欄にリンクを貼っておきますので、見てもらえればと思います。時間は有効に使わなければならないのでね。

言うまでもないことですが、司法試験の論文試験では、サクッと論証を書いて規範を作ることが求められます。

答案を書く際には、規範→あてはめ→結論の順に答案を書かなければなりませんが、その規範を作る際に活用できるのが論証集です。

まあ論証集なんて不要だよと考えている受験生もいないわけではないですが、私はおすすめしません。

なぜなら、論証を事前の勉強段階である程度覚えておくことができれば、試験本番での論証の展開に時間を割く必要がなくなり、その分、答案構成やあてはめに時間を使えるわけですから、その分点数はアップしますよね。

特に、最近はあてはめで事実をどれだけ評価できるかがポイントになるわけですから。

なので、私は、試験本番までに論証は覚えることを推奨してます。

まあ、ここから先は、私の考えに賛同いただける方にだけ聞いていただければ思います。全く論証へのスタンスが違う方がこれから先を見ていただいても、無駄なのでね。

はい。それで、論証を覚えておく必要性について理解いただけたと思うので、じゃあ、何を頼りに論証を覚えればいいのかについて話をします。

司法試験予備校に通っている受験生であれば、論証集ももらっていると思います。

ただ、伊藤塾や辰巳法律研究所の論証集は正直古めかしい感じがします。なかながと書いている論証集が多くて、実践的でありません。

まあ、論証集が長くなるのは、その論証を覚える過程で理屈を理解してほしいという願いが込められているので長くなっているのですが、その分実践的でありません。最悪の場合は、ながながとした論証の展開に時間を割かれてしまって、肝心なあてはめに時間を割けずに、不合格なんてことになりかねません。

そのため、論証はエッセンスだけを抽出して展開するのが必要です。そうすれば、必要十分な論証でとどめて置けるので、あてはめに時間を費やすことができます。

でも、エッセンスを抽出してポイントを絞った論証を展開するなんて、受験生でもしなんの技です。それにその論証集を一からつくる時間もありません。

そこで、私の動画を見てくださっている方は、是非、今から紹介する予備校の論証集を使ってみてください。この本は、本当にお勧めです。

それは何かというと、アガルートアカデミーの工藤北斗先生が出されている論証集です。他の予備校の論証集が、加除修正をしなければ実践的論証集にならないところ、このアガルートアカデミーの論証集は、最初から実践的な内容になっています。ですので、この論証を実際の試験の現場で展開すれば、必要以上に論証の展開に時間をかけることなく、あてはめに時間を割くことができます。

しかも、この論証集は、市販なので、Amazonや書店ですぐに手に入ります。これは本当にありがたい話です。それも2500円~5000円弱で程で手に入るわけですから、これは本当にいい本です。

ただ、難点があるとすれば、一通り勉強し終えた後に手にとらなければ、その論証がエッセンスが凝縮されたものであるということが分からないということです。初学者がこの論証集で勉強をしてしまうと、端折っている部分も多少ありますので、混乱すると思います。ですので、この論証集は初学者には向いていません。良くも悪くも実践的な論証集だと思ってください。

なので、もう次の年には司法試験や予備試験を受験するとか、一度不合格になってリベンジするという方にとっては、まさにもってこいという論証集です。残念ながら、今のところ市販の教材では、民事系と刑事系についてして論証集が出版されていませんので、公法(憲法・行政法)や選択科目(労働法や倒産法など)の論証集はありません。

公法系についても論証集を手に入れようと思うと、アガルートの「論証の使い方」という講義を単発で受講すれば手に入りますので、参考までにリンクを貼っておきます。

是非、皆様の合格を心よりお祈りして、この動画を終えようと思います。

ここまで聞いてくださり、ありがとうございました。

それでは、また別の動画でお会いしましょう。

さようなら~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?