OpenAIサービスでのデータ削除リクエストを整理する
昨日投稿したOpenAIのセキュリティ情報についてのページ「Secuirty&privacy」においてデータ削除リクエストの話が出ていたのですが、そこから誘導されるページはリクエストページではなく、「削除する方法」が書かれたFAQページです。
そこで今回はこのFAQページに書かれた情報を整理していきます。
OpenAIでのデータ削除リクエストについて
削除リクエストの手順<ChatGPTアカウントを持っている場合>
ChatGPTにサインイン
左下の”Settings”(設定)ボタンをクリック
”Delete account”(アカウント削除)をクリック
”Confirm deletion”(削除の確認)をクリックし、削除を確認する
削除リクエストの手順<ChatGPTアカウントを持たない場合>
画面右下の”Help”(ヘルプ)ボタンをクリック
”Send us a message”(メッセージを送信)をクリック
”Account Deletion”(アカウント削除)をクリックし、アカウント削除のフローを完了
削除後の注意点
【データ削除=アカウント削除】
OpenAIのサービスでのデータ削除リクエストは「=アカウント削除」です。
削除リクエストを行う際はアカウント自体が消えてしまうということを認識した上で判断を行うようにしましょう。
【リクエストから削除に時間がかかる】
削除リクエストを行った場合、削除完了後に連絡が来るようですが、依頼から削除完了までに最大4週間かかるようです。
ただ、これがいずれの方法にも該当しているのかOpenAIのアカウント削除リクエストを行った場合に適用されるのか記載が明確でないため、どの場合でもこの程度の期間がかかる可能性があると考えておいた方がいいかもしれません。
【一度削除すると二度とアカウントを作成できない】
アカウント削除を行った場合、セキュリティ上の理由から同じメアドや電話番号を新しいアカウントに再利用できないようです。
削除する際には、復元できないということを念頭において判断するようにしましょう。
【APIを利用している場合、API連携しているサービスのChatGPTへのアクセス権もなくなる】
アカウントが消えるので当たり前といえば当たり前ですが、APIのアクセス権も削除されます。
そのため削除リクエストを行う場合には、すでにAPI連携しているものが連携解除されても問題ないかなど確認した上で対応するようにしましょう。
おわりに
今回はOpenAIのサービスでのデータ削除リクエストの手順について整理しました。
たまたまOpenAIをテーマに挙げましたが、他のサービスでもどのようにデータやアカウントが削除できるのか、また、削除することで他に何らか影響が出ないのか整理しておくことが大切です。
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