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DOCOMO回線つながらない問題の理由

私はメイン回線は楽天モバイルなのですが、IIJmioとのDual-SIMにしています。
このIIJmioがDocomoのMVNOなのですが、大きな駅に着くたびに通信できなくなります。
山手線の東側を通勤で半周しているのですが、本当に大きめの駅に着くたびに途切れます。
アンテナピクトは全部立っているのに、通信だけが途切れるわけです。

例えば品川駅。
上野東京ラインのホームの上には駅施設がかぶさっていて、プラチナバンドのない楽天だとなかなかつらい状況です。
そういう時にDocomo回線に頼りたいのですが、実はDocomoでも繋がらないんです。
その理由になりそうな記事がありました。

2023年ごろ、NTTドコモのネットワーク品質の低下が指摘され始めた際、NTTドコモでは「Massive MIMOをほとんど導入していない」という点が業界内で話題になった。
 Massive MIMOとは一つの設備に数多くのアンテナ素子を内蔵。複数のスマートフォンなどに対して、安定して高速通信を提供できるというものだ。
 Massive MIMOにより、ターミナル駅など人で混雑するような場所でも、多くの人に快適な通信が提供できる。

おそらくこれなんでしょうね。

ところでMassive MINO(マッシブ マイモ)ってどんな技術でしょう?

SoftBankの説明によると

従来のアンテナ本数とは大きく異なり最大128本の圧倒的なアンテナ数により高度なビームフォーミングや空間多重などの技術を実現し、ひとりひとりに専用の電波を割り当てること

詳しい説明は先のサイトをご覧いただくとして、ざっくり説明すると、回線数を最大128用意して、複数の人が同時に接続しても渋滞しないようにする技術と言うことらしいですね。

分かりやすい例え

どうやらDocomoはこれをやらないせいで、同時接続者が多くなる大きな駅では繋がらない(実はつながってはいるが驚くほど渋滞している)となるようです。

たしかに大きな駅を利用していない妻はDocomo回線一本ですが、常に快適だと言っています。
そして私も実感しているのですが、au回線のpovoではこうはなりませんから、この説は正しいのかもしれません。
となると、大きな駅を利用するユーザーこそDocomo以外のサブ回線を持った方が良いのかもしれませんね!


ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。