姿が見えない物(者)も怖いかな

妖怪にしろ、何にしろ、姿をとらえてしまったら、その物の定義が出来てしまう。そうなると、ソレに対する恐怖感はぐっと小さくなると思う。
後は、遭遇した瞬間にビックリするとか、そんな物だろう。

姿がわかったら、何が違うか?
見分けられるから、さっさとソイツから逃げる事が出来る。
ソノモノの姿が捕まえられない場合、祀ってある状態を確認して、そこを乱さなければ問題ない。
ある種の神域とか、封じ込めた塚など、そういう物は「姿」の代わり。

どこをどう考えて判断したのか不明なのだが、昔は山奥は神域だった事もある。だから、里と山を往復する能力を持つ「狐」に神秘性を見出し、さらに山奥にいる狼や熊が、猪が山を司っていると考えられた。

これ、繰り返して書いているから、そろそろ飽きたという人もいると思うのだが、人間も自然の一部。
良い山は良い河川につながり、海を豊かにしてくれるので・・・

あ、いかん。説教節になり始めたかな?
そろそろ、妖怪の話を一時的に切り上げようか。
堂々巡りをし始めた感じがぬぐえなくなって来た。

妖怪の話を止めたら、何を書くかって?
そりゃ、どういうスタンスで生活するのが、これから幸せか、という話じゃなかろうかと思います。

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