
【2万9000字】FX初心者が負けトレーダー脱出までにやったことまとめ【保存版】
【NEW】動画版を公開しました!
いつもありがとうございます!
「春の雪」です。FXと株、稀に暗号資産をトレードしています。
この記事では、負けトレーダーを脱出するまでにやったことをまとめています。内容は有料レベルのものですが、別にnoteで小銭を稼ごうなんて思わないので無料で全公開してます。
———では早速ですが、『為替は、何が要因で動いているか』って答えられますか?

————もし要因か答えられないのにFXトレードをしているなら、金融リテラシー以前の問題かもしれません。
そもそもFXトレードをしている人自体「低学歴」が多いことも念頭に置きつつお読みください。
手法やトレード理論やサロンを探す前に「為替そのものについて知らない」のであれば論外だと思うんです。エリオット波動、インジケーター、チャートパターン、マルチタイムフレーム。そんなもんでFXで勝てるって本気で思います?
——とても重要なことですが「ツイッターやネット記事であたりまえのように書かれてるトレード手法や理論やインジケーターの投稿を読みすぎて”頭おかしくなってませんか?”」ということです。
有名なトレーダーはほとんどフォロワーやイイネなどをお金で買っています。サロンや商材に誘導するためですね。GOLDトレーダーも僕が知る限りひとりも本物いないです。
そもそもFXなんて歴史も短い投機に「昔からのトレード理論」なんてありません。インジケーターはそもそも「使えるとか使えないとかそういうものではない」。というか為替は構造上完全予測不可能です。
勝率とか確率とか言ってる人も勝ってる人は知りませんね。そもそも「確率」って、「統計的確率と数学的確率」と種類があって、この場合の勝率は、ただの過去の統計で、「未来予知する数学ですらない」。つまり、勝率なるもので勝ってるなら”その方が怪しい。”
繰り返しますが、ツイッターとかネットの記事の「手法とかツール」の記事を読みすぎて、なんかおかしい考え方になってませんか?
—————この記事では、そんな歪んだ知識の方へ、脱出のきっかけになればと執筆を行いました。
僕も手法やインジケーターを買って、投資理論を勉強して、手法を調整して、上手そうなトレーダーをおっかけるなど、典型的な負けトレーダーでしたので、どうやって脱出したのかを柱に、書き進めていきます。
勧誘なども一切ないので、フラットに読んでもらえれば幸甚です。

————はじめに、下のツイートは凄いと思いますか?
っしゃーーーーー!!
— 春の雪 | はるのゆき (@y_fractal) September 29, 2021
2週間で+1000万円達成!
運が良かった☺️#FX #ドル円 #USDJPY pic.twitter.com/UpY74CVE0a
出金履歴も映っているので当然リアルマネーです。損切りもなく、利確後はノーポジ、リアルタイム根拠をエビデンスまでに発信もしたうえで「2週間で1000万」。
これ、「全然凄くないんですよ。」

———理由は、簡単。相場において「過去は過去だから」です。
過去にいくら稼いだって、何年経験があったって、1万円から100万円に出来たって、それはもしかしたら「凄かった」かもしれないけど「凄くはない」んです。
だって相場を完全に正確に予想することは不可能だから。お勉強ちゃんとしてる人には常識で、どんなツールを使っても無理なものは無理で。
つまり、過去どれだけ稼いだ人も、プロトレーダーも、次回のトレードで全損の可能性も十分あるわけだから、凄かったかもしれないけど「凄くはない」。

———FX界隈は、ほとんど偽トレーダーです。
YouTube上げている人や、参加者の多いサロンもほとんどがそもそもトレードしていない人です。フォロワーも登録者も、視聴回数も全部お金で買えます。
過去にいくら稼いだと言ってる人は「今勝てていない」。小額口座を運用してる人は「小額口座がリアル口座」。勝ち履歴を載せてる人は「両建てして勝った方の履歴を掲載」。相場観をポエムのようにツイートしてる人は「暇な人」。
”いうだけタダ”ですからね。
相場は勝った負けたではなく、「出来るだけ減らさないようにトレードする繰り返し」です。”過去勝ったことがある程度”の勘違いさんのサロンや商材は凄くもなんともないので買っちゃだめですよ。
参照すべきトレーダーは、ロットが少なくてもいいので『リアルマネーでトレードしてる人』にしてくださいね。偉そうに相場観述べたり、サロンを主催してるのにトレードしてる形跡の無い人は、そもそもトレーダーではありません。

—————さて、本題に入りましょうか。
僕はFXを始めたのは「令和」になってから。
もちろん、始めたときビギナーズラックで+100万円勝ってしまって天狗になって、翌日全損して、負けトレーダーの仲間入り。笑
「インジケーター」
→たくさん買いましたね。
「手法note」
→たくさん買いましたね。
「有名なサロン」
→もちろん入りました。
でも、勝てませんでした。
しかし現在は、こうして資金が伸びて、月1000万以上稼げることもあるくらいにはなんとか来ています。
——このnoteでは、「どうやってここまで来れたか」についてこのnoteにまとめています。
少しでも「連想ゲーム”FX”」の参考になれば幸いです。長いけど、重要なことなのでひとつひとつ書いていきますね。
******
このnote以外の詳しいトレード方法などは、すべて以下のサイトに記述しています。会員限定記事もありますが、トレードに必要な部分は「すべて無料で固定広告もなしで読めます」
前書き

——『為替トレーダーが”為替”について知らない」
手法、検証、勉強、理論、インジケーター、プライスアクション。。まぁなんでもいいんだけどさ、「為替ってどんなもので、どうして動いてるか」知ってる??
まさか、エリオット波動とか、RCIとか、ダブルボトムとか、トレンドラインで動くなんて思ってないよね??(笑)
気持ちはとてもわかります。なぜかこの界隈にいるとトレード手法やパターンなどで為替を知った気になってる人が多いせいで勘違いをしてしまうんです。
なにもニュースに詳しくなれ、というつもりはありません。僕だって金融的には全くの素人ですから。

——参照しているトレード理論、その情報源について調べましたか?
例えば、ですが「ヘッド&ショルダー」を使ったことがある人に質問です。これを誰がどういう手段で検証して、それがどういう要件下で有効で、それが為替において使えるものなのか、現在も変わらず使えるものなのか、調べてますか?
僕は、見つけることが出来なかったので、もしあれば教えてください。
——チャートとして一緒くたにされるけど、株トレーダーの理論も混ざってる。
そもそもFXで勝ててる人ってこれまでもそんなに多く居ないはずで、こんなに「勝ち方が多く出回ってる」なんて普通にありえない。大衆が信じているものを信じる心理現象ですよね。
さて、他にもマルチタイムフレームやチャートパターン、ハーモニックパターン、エリオット波動、グランビルの法則、リスクリワードレシオなど無数にある有名なもの。使っている人がいるなら今すぐ調べてください。また、それが掲載されたサイトの情報源をしっかり調べること。書いてある=本物すら限りませんからね。あとは、トレードのプラスマイナスを勝ち負けとして勝率と呼んでいるものは、そもそも勝率じゃないのでやめた方がいいですよ。
そんなわからないものを取り入れて負ける人を、俗に情弱とか、境界弱者と呼びます。悪いことはいいません、心から向いてないのでFXトレーダーにお金をかけるのは間違いなく辞めたほうがいい。

——中身のないものが溢れている。
YouTubeや書籍で「インジケーターの使い方!」とか「知っておくべきチャートパターン!」とかありますよね。
まぁ、無駄ではないとは思うんだけどさ、それを書いてる人って
・本書いて儲けたい人
・YouTube動画収益で儲けたい人
・広告で儲けたい人
だったりするわけで、そういう人たちにとっては売り上げがKPIになるのであれば「ぶっちゃけ中身よりも、アクセス数」だと思ってるよね。だから、中身のない根拠もない動画や記事をたくさん作って誘導してるのが現状です。
というか、FXってそんなに歴史長くないし。笑
偉人っぽい人が確立した理論みたいなものって、ないんじゃないかなと思うんだけど。笑
——詐欺師を超える闇=「証券会社」
証券会社は、金融的にはプロの集団だと思うんですけど、プロなら「ビジネスモデル」を考えたときに「自分でやれば良くない?笑」
つまり、「証券会社そのもののビジネスモデル」がトレードで収益を確実に上げていくことの困難さを象徴しているんですよね。

――成長って”思い込み”?
勉強とか検証とか言いたいのはわかる。
でも、その結果が「勝ち」に繋がっているってのは、都合よすぎると思うんです。
「負けトレーダーとして成長している」こともあるじゃんね。
それはただの願望で。何回か勝って、少しお金が増えたとしても「それは上振れ」で「成長」とは限らない。
なぜそう言えるかを説明するために、僕のトレード遍歴を書いていきます。
【1か月目】:負けトレーダー期
——「友人がFXをはじめた」というので、飲みの勢いで僕もFXの口座登録申請を行ったことでFXスタート。
元より投資投機に対しては「これで稼げたら世界中みんなやってる」と、冷めた感じに思っていたので、1万入金して溶かすまで遊び程度にスタートしました。
最初は、FX書籍は一切購入せずに、ネットでトレード手法調べたり、インジケーターを検証するいわゆる頭の悪い典型的な負けトレーダーでした。
——いきなり、事故発生。「ビギナーズラック」。
開始してから3週間くらいで、元手1万を110万ちょっとまで増やしてしまったんです。(FX界隈でよくあるやつw)
俺天才じゃね?と思った翌日すべて溶かしました。
——この後は「有料インジケーター」を買って「手法商材」を買って、「サロン」に入って、「有名トレーダーのSNS」をフォローしては、また入金して溶かしてしまいます。

———あれほど投資に冷めていた自分がビギナーズラックを体験してしまい、負けてるのに「FXが楽しい」とか思っちゃうんです。
こうした麻薬にも劣らない興奮感が脳を壊して引きずり込まれてしまう世界を実感しました。負けてるのにFXが楽しいとか、世界情勢に興味が出るとか思っちゃうって、今考えるとまじで頭おかしいですよね。笑
ギャンブラーって「ギャンブルする前が一番ドーパミンが沸く」らしいので、勝っても負けても、ハマっちゃうって話、納得です。
今にして思えば、歴史上完全攻略した人がいないはずなのに、自分程度が勝てるようになるなんて、とんでもなく思考能力が落ちている証拠ですよね。
そして、ビギナーズラックを認められなかった僕は、手法探しを続けるのですが、この後、今に至る最強のきっかけとなった転機が訪れます。
【2か月目】:”嫌気”から着想を得る

——転機とは「FXサロンの加入」です。
完全に負けトレーダーになってた僕は、手法を考えて検証したり、有料インジケーターや商材探しに没頭していました。
——そんな中で、いくつか無料のFXサロンに加入しました。
SNSで見つけたFXサロンに加入してみました。
そこでは、僕と同じように勝ててないのに、検証勉強とかFX楽しいとか言っちゃったりする「やばめの負けトレーダー」が集まっていて、勝っている(らしい)主催トレーダーの分析をみたり、みんなで目線を交換し合っていた場でした。

——この時、「参加者がキツかった」
負けてる人が「目線はコレ!」みたいに根拠投稿するってヤバくね。トレードしてる形跡の無い講師が「教えてる」ってヤバくね。サロンなのに「みんなで検証」ってヤバくね。主催してるトレーダーが偉そうなこと言ってるのに小ロットってヤバくね。笑
で、担がれたら、謎に祈り出す(笑)
ロスカット。また入金。またドヤって、またロスカット。お祈りお祈りお祈り........。あげく、主催者が教えてない勝手な理論を言い出したり、MA200は効くといって、そのまままた祈ってロスカット。負けた時に「ギャーーーー」って。
——「そんなんだから負けるんだよ」って思っていた、、、、、、んだけど
ふと自分自身も、このみっともない負けトレーダーたちと全く同じだということに気づいてしまって。
振り返ってみると僕もやっていたな。とはじめて自認が出来た瞬間でした。まったく、人は鏡だねとは、よく言ったものだね~。
というわけで、サロンに入って「他人をみることで自分をみる」ということが転機となったわけです。

——他人を通じて自分がいかにおかしかったかということに気づくきっかけに。
分析すべきはチャートじゃなくて、自分でした。
——ここで、逆転のきっかけとなる「Twitterを使った、負けトレーダーの特徴を集め」をはじめました。
この行動が、結果的に負けトレーダー脱出の糸口となります。では、具体的に解説していきます。
負けトレーダーから「学ぶ」
——思うに、FX最強の攻略方法は『負けトレーダーマニアになる』だと思う。
「逆張りは負ける」と言われがちだが、本質は「ただ裏をかくだけでは”自分だけが裏」になってしまうことにあると思う。
だから、順張りとか逆張りとか、そういう言葉面の問題ではないのだ。

———「負けているひとが多い」ということは、少なくとも負けるべくして負ける要因は明らかに存在する。
で、あれば負けているトレーダーの思考や行動から、要因を抽出できるのではという発想。

——まず「負けトレーダーがどこにたくさんいるのか」。
答えは簡単です。
・フォロワーが多い
・図形で解説をしている
・めっちゃ稼いでいる(らしい)
・稼げる手法を公開している
・目線(願望)を載せている
・エリオット波動(笑)パターン(笑)
そんなアカウントに、負けトレーダーは群がっています。木に蜜が塗ってある様で、それら投稿に「いいね」「リツイート」「コメント」しているアカウントこそ、ほとんどが負けトレーダーアカウントというわけです。
——負けトレーダーアカウントを徹底チェックして『負けトレーダーがやっていること集』を作りました。
当時作ったものはもう無いので、イメージを書きますね。手書きで、かき出していきました。
↓ こんな感じ。↓

——徹底的に負けトレーダーの思考、行動、ツイートを確認します。
何枚にも及ぶ資料を作っても損はしない。マインドマップだと、あとで振り返りやすいと思います。
とにかくいっぱい書き出して、分岐を更に分岐させます。【何で】と【負ける理由】までたどり着かせるとわかりやすいかも。

———いくつか例を出してみます。
▼ダブルトップで~~
それでなんで勝てるの?笑
▼誰かの為にトレード記録をつけます(SNS)
まずトレード記録を残して敗退してるアカウントが星の数ほどあるわけだから、それすら調べられていない「情弱」。その記録の行き先は負けトレーダーと先人たちは教えてくれているのに。
▼リスクリワード
勝ててないのに「更に損を増やしたら」負けしかなくね!?
▼トレンドラインで反発
そんな画面に引きまくったなら、どこかには必ず当たるよね。笑
▼MA200で反発する
証券会社ごとにレートが違うから、君のMA200と他の人のMA200は違う可能性が高いのだけど、君のMAに反発する理由ってなんだろう?
▼強力なレジサポがある
強力じゃないレジサポってなんやねん!
▼本気で勝ちたい
本気でじゃなくても勝てるよ!
▼検証終わった!
それ検証じゃなくて、感想だよ!
▼成長してきた!
負けトレーダーとして立派に成長してるかもね!
▼5分足のボリバンタッチ!
ハイタッチ!「-100pips」パァァン
▼エリオット3波が~
いやどうみたって8波くらいあるときあるぞ...てかエリオット波動論って今も研究中って知ってた?
▼サロンで指定されていないことを「組み合わせる」
何しに来たんだよw
▼最近調子が悪い
いつ回復するの?
▼最近相場がよくわからなくなった
今まで「よくわかってなかった」ことに気付きましょう。
▼5万円チャレンジ
「5万円溶かすまで承認欲求をみたすツイート」ですよね。そんなにチャレンジしたいなら、オフラインのメモ帳に残せばいいでしょう?
▼1億稼ぎたい
小学生でもわかるけど、トレードは原資に依存するので、1億稼ぎたいなら、まず100億溜めてから行うのが筋道です。
▼やっぱGOLD楽しい
でも最後はドカン負けしてるじゃん(笑)パラジウムの方がボラ大きいし、なんなら仮想通貨の方がボラ大きいんだけど、そもそもGOLDでギャンブルするって中途半端だと思うんだよね。
▼自分ルールを破って負けた!
ルール通りにやっても「最後に負ける」結果は変わらないよ!
▼相場予想ツイート
おまえは神か。笑
▼自分手法できてきた!
相場があなたについてきてくれるとな!?!?!
▼メンタル鍛えないと^^
ポジティブすぎワロタw

——と、まぁ雑ですがこんな感じです。「全部何の根拠もない。」
とにかくガバガバで、為替の知識がないだけではなくて、詰めも甘い。
これじゃあ負けて当然なのは、おわかりでしょうか。知った口きいて、どんどん知性下がって、挙句の果てに楽しいとか言いながら金を失う。勝ってる風の偽トレーダーに集る。個人情報を抜かれるだけのRTプレゼントに応募する。
少なくとも当時の自分には多く当てはまっていました。観察すればわかりますが、負けトレーダーってみんな同じこといって同じことして同じように退場しているんですよね。
——「これらの集めた情報から何をインプットし、どうアウトプットするのか」
あつめた負けトレーダー像の共通項は何かを探ります。
これも個人によって概念が分かれるので、あくまで僕の例を挙げます。負けトレーダーは、
・為替の取引をしているのに、「為替を知らない」
・FXトレードを「勝つ」「負ける」で分類したがる
・負けてるのに「楽しんでる」(ヤバい)
・予想をしたがる
・勉強、検証というワードが好きになる
・感想を根拠だと思い込む
・本やネットの情報を正しいと思い込む
・都合のいい理由しか収集しない(バイアス)
・プラスで利確したことを勝ちだと言う
・情報源まで調べない
・負けてる人同士で慰めあう「傷の舐めあい」
・確率を「統計確率」「数学確率」の区別がついていない
以上がすべての行動に大きく紐づいたのものであると、当時僕は考えました。

——【負けトレーダーがしていることは辞める】
徹底的に発言、ツイート、立ち回り、考え方、そのすべてに負けトレーダーと同じにならないようにしていきます。
負けるために得た「常識から損切り」します。が、これが難しい。
——人間、よほどのことがないと変われない。
行動と意識の関係性について、少し触れます。

一見、何かをするときに【②の意識して行動をする】をすべきと思っている人もいますが、一番難しいとされる自分の行動変更をする場合は【④意識しないで行動する】を目指さなくてはなりません。
自分の名前を聞かれたときに、考えて答えますか?たまに間違えますか?意識せず、間違いなく言えますよね?

——意識する行動は、「意識していないと出来ない行動」
例えば「自分ルール」を破ってしまった。というトレーダーは多く居ますが、忘れたことに問題があるのではなく、無意識に出来ないことにも本質があります。
僕の主催する勉強会では「何年も時間がかかると思います」という表現をしますが、これを指しており、チャンスをうかがって結局実弾エントリーしない人は結局意識しない行動が身につかず、勉強してる気分風を味わうだけで終わってしまうでしょう。インプットしているだけではなんの身にもなりません。無論、デモトレードでは、意識そのものが違いますのでリアルトレードは練習できるものではありません。
——今まで勝てそうな気がしたインジケーターや手法やトレード理論を、完全に外すことは難しい。
ことFXに小手先だけの情報の本質なんかないんですよ。即効性なんてない。「この手法/商材で勝てた!」という書き込みをみたら、それはそういう”思い込みをしたいんだな”と思うべきでしょう。

——主催する勉強会は何してるの?
2つのオンライン勉強会を結果的に開いていまして(もう辞めたい)、これらは「勉強はしていない」。
何をしているかといえば「余計な情報を遮断すること」「長期的にひとつの型を繰り返すことによる無意識化」を目的としています。
上記の意識無意識で書いたように、「インジケーター使っちゃう」「手法をやめられない」「有名な(だけの)トレーダーの目線や投稿を見てしまう」とか、なかなか変えられませんから。
そのために、「インジケーターの代わりに”ダイバー”に置き換え」をしたり「僕と同じチャート画面」にしたりする場を設けています。商材とか手法だと思って来た人は残念ながら全く勝てないでしょう。そんなものではないのでね。
上記で書いたように「負けトレーダーの特徴」を脱出する事、それから、長期間かけて無意識化に落とし込んでいくことだけが大事だと思っています。
だからそれが出来れば、僕の勉強会を含むサロンや商材は不要だと思います。自分を制御できる人は制御できるので、そんな方のためにトレードに必要なことは全て勉強会以外の人も登録不要で無料で見れるようにしていますので、ぜひnoteを読んだ後にサイトの方を見てもらえると嬉しいです。

——では、「一番最初にやるべきこと=バイアス解除」をまとめます。
①負けトレーダーをSNSを使って徹底して調べ尽くす
↓
②同じ行動や、同じ発想を徹底的にしないようにする
↓
③負けトレーダーのしない行動を繰り返す
↓
④不要なインジケーターやトレード理論を徹底的に忘れる
↓
④意識しないでも負けトレーダーと同じ行動をしないようになる
↓
⑤どうしても出来ない人のための救済措置「勉強会」はあるが、これを使わなくてもいいように”自分をコントロールする”
以上が、いますぐにでも実践いただける負けトレーダー気質脱却の行動改善案になります。
まずこれを徹底して行っていただくことが、商材を買うより勉強会に入るより、なにより推奨行動だと思っています。
——自分の投稿/行動、思い当たる節ないですか?
勝ち負けに一喜一憂したり、自分手法つくったり、手法プレゼントにRTしたり、相場を予想したり、GOLD触ったり。
自分で気づけない自分を知るのに、自分のアカウントの観察は最適です。行動言動を整理して、フォロワーの多いトレーダーのフォローを外すことからまずははじめていきましょう。
徹底できないなら、この記事の指す方向へ変わることは難しいと思います。
FXで負けているのは手法ではなく「自分」そのもの
次の計算式は何のオシレーターかお答えください。

答えは”Relative Strength Index”の計算式です。通称、「RSI」と呼ばれている有名なインジケーターのひとつです。※参照するチャートにより計算式が異なる場合があります。
——ひとつ聞きたいことがあります。「RSIをチャートに入れたことがある人」は、この計算式とその意味を知ってますよね?何を算出してどんな目的でどう使うかもちろん決めていますよね??
計算式を知らなくても何を計算しているのかだいたい把握しているならまだわかる。でも入れているインジケーターが「何を計算して何を表示しているのかもわからないものに大事なお金をかけているって、普通に考えると頭おかしい。」
なのに過去のチャートに表示したインジケーターを眺めて検証だなんて低知能にもほどがある…ってことに僕は気づけなかったんだなぁ。

——動く日もあれば動かない日もある。
ならば、1日10pipsも動かない日がある可能性は構造上ゼロではない。そんな相場で安定して爆益を得る手法なんて構造上存在しない。
ということは、勝ち方を探す・作るという発想の時点で負けていたということ。
考えるべきは今回のエントリーでどうしたら負けにくいかを毎回相場に伺うことだと僕は思ったんですよ。
リスクリワード対比のような計画的損切も、毎日固定量動くわけじゃないチャートではどう考えても理にかなっていないと思う。そりゃそうだよね、相場はこうして不規則に動き続けているのに手法やインジを固定して自分の思考が規則的なら置いていかれて当然。

「この手法で勝てる♪」「EA稼働して日利100万♪」みたいなことを書いているトレーダーはすべからず偽物か、今の環境でたまたま勝てているだけということにもようやく自分でも気づけて、SNSの誘惑からも解放されました。
そもそも今にしてみれば利益とはプラスの利確ではなく、FXを辞めるときまでの収支だと思うので。1日に100万稼いでも、1か月1000万稼いでも、あとで溶かせばそれは利益ではなく、一時金だしね。
——「研究論文」や「情報源」を探した?
負けトレーダーの共通点は「根拠がない」点にあるのは前述したが、今まで取り組んできたものが本当に意義のあることか確かめるべくネットだけではなく、テクニカル協会に加入して相場の研究論文や手法の大元になる文献を海外の文献も含め、グーグル翻訳にかけながら検索。
そこで更に気づいたことは、常識とされていることのほとんどはトレード手法として研究レポートとして存在しなかった。根拠がないだけでなく、そもそも証明されていなかった、あったとしても、むしろこの手法には難がある、という文献ばかり出てきた。
バイアス=思い込みを解除すると、インジケーターで勝った人の投稿は気にならなくなって、インジケーターで負けた人の投稿がしっかり見えるようになってくる。

ということで、手法やインジケーターを使いこなすことや有名トレーダーの指示などで相場を攻略できるのではないか、という思い込み(バイアス)を外すことができました。
ちなみに、「チャート画面だして『これで勝てた』というのは、手法の結果ではありませんからね」。それらでチャートを動かしてないなら、そのおかげで勝ったとは紐づきませんので。
そして、ここから「相場を攻略する」ことから「物事を俯瞰する」ことに切り替えていきます。
「勝つ方法」を本気で考える
——攻略できないのでは?と思うかもしれませんが、思考を変えて『ズルでいいので、「物事の完全な勝ち方」を考えてみます。
・ゲーム⇒裏技を使ったり、改造をする。
・テストやクイズ⇒答えを見る。
・じゃんけん⇒後出しをする。
など。ズルをすれば、確実な勝ち方は存在する。

——では、FXの勝ち方は?
大事なお金を賭けてトレードしていますので、ズルして勝てるなら、やるべき。もちろん法は犯してはいけないけどね。
そんなFXの勝ち方を考えたいのですが、まず「為替の完全な動きの掌握はズルしても不可能です」。
インサイダーや価格操作などで、一時的な動きは予知できますが、為替の特性として「結果が結果を産む」ので、大きく動くのは感知しても、そのあと進んでいくかすぐ戻るかまでは、完全に知ることは難しい。
つまり、ズルしても「FXトレード」においては勝つことが難しい。
——インジケーターや理論も使えるのでは?
例えば日本人が海外旅行に行くときに「円を海外通貨」に変えますよね。みんなインジケーターやトレード理論で変えていると思っていますか? 為替のこと…知ってますよね?
——「インサイダー」か「価格操作」は出来ない。
そもそも一般人には出来ませんし、出来るとしても法を犯すのでやらないですよね。でも、存在はしていて、たまに捕まっている人がニュースで出るくらいには価格操作は行われています。そういう人たちの方が「勝つなら合理的」だとすら思います。

もうわかりましたかね、「継続的に勝つ方法」は、法を犯したインサイダーや価格操作をもってしても、ほぼ不可能です。
・買った商材
・入ったサロン
・目線を載せている有名なトレーダー
・自分が作った手法やEA
↑あなたの参照したもので、勝てそうですか?

——たしかにある程度の「方向感はわかることもある」
では、なぜ専門家がFXで勝てないかといえば「レバレッジをかけたリアルトレードだから」。
その「レバレッジ」が負けを生み出す”ロスカット”を作って、それが専門家が勝てない主な理由になります。
要するに「ある一定で、負けが確定する」ので、永遠なホールドは構造上、難しい。目線があっていても、一時的に逆走したら、負けてしまう。つまり「目線だけあっていても意味がない」
——例えば「ロング=BUY」をするなら、現物なら以下の上昇してる相場ならどこでエントリーしても負けませんね。

しかし、ここでレバレッジを考えます。証券会社にもよりますが、わかりやすく「ハイレバ高ロット」で耐えられる範囲を狭くしてみます。
以下の範囲をレバレッジで耐えられる範囲としますね。

これならどこでエントリーしても、すべての下落に耐えることができるのでプラスを出せます。
しかし、「突如予期せぬ下落」があったら?


為替は、無数の要因で動くので、直接的にその通貨間に何か無くても、他の通貨の相対的な動きで大きく変動をするので、専門家の言う「今後上がっていく」ではダメで、これからどうなるか、じゃないと負ける。そしてそれを知るのはインサイダーや価格操作しかないので、専門家でも勝てない。
なので、FXが勝てる方法がないだけでなく、価格挙動を知り得ないこで「レバレッジトレード」そのものが負ける原因になっている。
あとは、自分のお金を賭けているので、恐怖心や興奮で正常な判断ができません。足の着く高さの平均台を歩くことと、落ちたら死ぬ高さの平均台を歩くことを同じように出来ない事と一緒です。

———さて、勝てる方法がないことがわかったのに、どうやってトレードをしているのか。まずは、相場は結果が結果を産みますが、これを、作用と反作用に分類して考えてみました。
■エリオット波動、本当に有用?
→反作用は最小に向かって運動するから、大きくなる波動のようなものは使わない。
■大きく動いたとき
大きく動いたときは「資金が大量に移動した」こと。それがトレーダーがエントリーしたのか、利確をしたのか判断できれば、その後に起こること(反作用)も部分的に推測しながらトレード出来る。※後のリバースダイバー
何が言いたいかと言えば、「多く動くほどのエントリーがあるなら、大きな利確(引き戻し)がある」と推測できるよね、という話。
■波が無いとき
波形が全然ないときは、トレードされていないか、売買が拮抗しているとき。売買が拮抗しないのに上がっているなら、この後も変わらず上がっていくだろう※後のテーマトレンド

——次第に”相場そのもの判断”がみえてきた。
いずれの判断も、すべて「相場そのもの」で判断できることに気が付いて。
そもそもインジケーターの計算元や手法パターンだってすべて”相場そのもの”ですよね。当たり前ですが、これは勝手に相場に勝とうとして線を引いたりインジケーターだらけにしていたときには一切もわからなかったことです。
そんなこんなで物事として俯瞰で見るていくうちに、今まで無意識に頼っていた理論やインジケーターのバイアスに折り合いをつけて外すことが出来ました。
この時にすでに、ファンダメンタルズとかテクニカルとか、そういうオカルト用語ではなくて、「この動きのあとにはどんな動きがあるだろう」という連想ゲームが始まっていました。
【3か月目】:逆転スタート
——ここではじめて根拠「物事として優位性のある位置」に気づきます。
投資的な理論(笑)ではなく、物理的にレバレッジ―トレードの勝敗を分ける要因ということです。
その前に、重要なことをひとつ。そもそも負けている人って多いですが「本当に負けるのって簡単なことか?」考えたことはありますか?

では、考えていきます。以下の実際にあったチャートを例にしますね。

このチャートでトレードするなら「勝ちやすい?、負けやすい??」どっちだと思います?
————まずは【ロング=BUY】から、見ていきますね。
このチャートで負けてしまう部分は黄色の枠でエントリーした部分のみです。※スプレッド/スワップ/証拠金維持率などツッコみたくなる細かい要件は一旦抜きで、概念のみお伝えする図解。

つまり、値幅が取れるかを置いておけば、死にポジションは、実際「少ない」ですよね。

————では、【ショート=SELL】も、見ていきますね。

もはやショートならどこで入っても勝てるレベルですよね。

エントリー方向よりも、出口=利確ポジションを考える方が大事だとはっきりわかりますね。出口を見極めれば、決して負けるトレードばかりとはならないはずなんです。
それもそのはず。
FXで勝つって「利確」なんですよね。負けてるときは、「エントリーする」方法ばかり考えていたんですが、そもそもプラスで利確する技術こそ、トレード方法だということに改めて気づきました。

「手法や理論やインジケーターでどうなったから、エントリー」で、勝ってたと思い込んでいた人、どうでしょうか。
実際は、何も見なくてもエントリー自体はどこで入ってもプラス利確可能エリアは大きいんですよね。
こうやって紐解くと灯台下暗しだったんですよね。

★この項目が「負けトレーダー脱出の要因」です。
——整理すると、エントリー後の行動として、以下の2つの選択肢を考えることが出来ます。
①絶対に負けてしまうポジション→損切り
②それ以外のポジションは優位性を考えて、適宜ホールドし利確へ
当たり前ですよね。とはいいつつ、①は結果論とも言えます。相場を予測することはできないので絶対に負けてしまうポジションを完全に損切りするという行為は不可能です。しかし、優位性をみてこの不可能な選択肢も行う必要自体はあります。
——順張りや逆張りといった概念はもう辞めて、今の相場の「優位性から利確する優位性」を考えることに、勝機はある(と思ってる)。
では、改めて「ゾーン」を確認していきます。これまでの分析から、想定される為替の動きを限定化します。
前もって言いますが、頭の悪い超理論的な”ゾーン”ではなく、これもあくまで定義としての言い回しです。
——ゾーンとは、”出口への「4つの」のルート想定”

①すぐに反転するケース
→A、及びBルート
②そう遠くないうちに反転するケース
→Cルート、及び後のリバースダイバー、パラボラ
③切り替わらないケース
→後のテーマトレンド<損切り必要!>
④切り返すまでを追撃・狙うケース
→Dルート
トレーダーの立ち回りを再分類して、このような挙動にざっくり分けます。当然、結果論でもあり、きれいにこのようになるわけでもありませんが、エントリーしてから出口までの行動を定義化しています。
これを想定することで、立ち回りを定義することができ、負け方も考えることができます。
これをリスク目線から言い変えると、以下の3つとなります。
①逆張り方向が順張りポジションに切り替わる
②要因があるので切り替わらない
③不安定(指標や政治経済に動きがあったときなど)
順張りの人も負けるし、逆張りとか言っている人も負けるし、本質は【自分だけが逆走している】ことなんですよね。
なので、こうしたルートを想定したエントリーゾーンでリスク管理をしたことで、インジケーターや手法にも頼らないトレードをすることができ、次第に資金が増えだしました。

——後にそれぞれを定義化、可視化。
僕は仕事もしているし、他に全力で取り組んでいるので、チャートを見ることが出来ない。その代わりに、後述する「ダイバー(旧:異世界アラート)」を自分用に開発。
逆らってはいけない流れを可視化するために、移動平均線でもよかったんですが、それだと”反転”みたいなバイアスが弱点になるので、より流れをくみ取れる「いるかホテルチャネルインジケーター」を作ります。
その中でも強烈な一方的な動きをトレンドやレンジという死語ではなく「テーマトレンド」と定義して再構築。
チャートパターンやプライスアクションなど証券会社レートで有無が分かれてしまうものの代わりに「(放物=)パラボラ」として定義付け。
そして、大きく引き戻す現象を「リバースダイバー」と徐々に定義づけしていきます。すべては、手法やチャートパターンや理論に頼らない戦法を、”自分でコントロールするための手段”。
そんな形で、細分化した相場の立ち回りを、補足する分析方法を定義づけていきました。繰り返しますが、これは勝ち負けとかいう次元の話ではなく、自分がみたいものを見るための手段でしかないわけです。

大事なのは、【これからどういう挙動があり得るか(A~Dルート)、だから、エントリー後はどういう想定で動く】ということ。
その辺のトレーダーと違うのは、手法とか理論とか意味わからんインジケーターを外して、リスク管理をしただけ。
——取るべきリスクと、取らなくていいリスクを見極めることが損切のやり方。取るべきリスクは「後のプラス」を生み、取らなくていいリスクは「後のマイナス」を生む。
担がれた先にチャンスがあるなら、含み損は宝になります。これが負けトレーダーから、勝ちトレーダーに明確に変わることができた理由だと思っています。
出口の想定で、エントリー前でも後でも優位性を確認することで負けを減らし、損も限定でき、更にいままで意味もなく切ってマイナスにしていたものを消すことで資金が長期的に伸びていき、現在に至ります。
だから各所に書いていますが、「特に手法はない」と言っています。実際勝ち方もわからないし、相場を予測することも当然無理。でも、想像しうるリスクを出来るだけ対策をしています。
——ともすれば、負けるトレーダーがまず超えるべき壁は、「余計なものを使って、予想をする」ことですね。

↑このチャートが、
↓こう見えだしたら「初心者」の証ですね。

こんなこと載せてる人は、たいして勝ってないってすぐわかるんで、わかりやすくていいですね☆

さて、リスク管理が出来たところで、もうひとつの問題があります。基本的にみんな専業トレーダーじゃない。社会人、子育て、家事、学業。
——「チャートをずっと見ていられない!」
僕もそれは同じです。しかも、時間はあったとしても、為替は相対的なもので、多くの通貨もバランスよく把握する必要がある。
メジャーカレンシーという一群のような通貨でも、USD(米国ドル)、JPY(日本円)、EUR(ユーロ)、GBP(英国ポンド)、CHF(スイスフラン)の5通貨が代表的とされていますが、これすべて見るだけでも時間がかかる。
——そして、初心者や負けトレーダーの見落としがちな点として「証券会社のレートの違い」があります。
インジケーターや理論が意味を成さない理由の大きな要因は、証券会社ごとにレートが違うからです。以下の画像ですが、同じドル円でも価格も波形も違います。

片方でダブルボトムがあっても、片方にはない。波形が違うので水平線も同じに引けないし、エリオット波動もみれたもんじゃない。つまり、こうした証券会社ごとのレート差の把握も、監視が難しい。

なので、こうした証券会社の価格差や、そもそも多くの通貨を関し続けることが難しいことへの対処として「ダイバー(異世界アラート)」というものを開発しました。これはソフトウェアそのものを開発したので、MT4シグナルを開発したわけではありません。そしてあくまで、自分用にです。
会社の先輩とつかって遊んで、SNSに載せていたら、話題になってしまって、「送ってほしい」というDMが何十通もくることになってしまって。
そして、送ってあげたことが、今の活動のはじまりです。だから、もともと他人に出す予定すらありませんでした。
ここまでの説明を読んでくれた人ならわかるとおり「勝ち負け」のためのものではなく、エントリーゾーンを監視するためだけのものなので、そもそも使える使えないじゃなくて、「目的の為に使えているか」なんですよ。だって大事なのは、入った後のルート想定によるリスク管理なので。
——異世界アラートが話題になってしまったせいで、この界隈に「●●アラート」なる偽物商材屋さんもめっちゃ湧いてしまいました。これについてはすみません。
凄い勢いで広まったせいで「偽物のアラート」がSNS上に多数出現しました。でも、作った人の程度の低い考え方(こうしたら勝てる)みたいなディティールまで追うと、ちゃんと理解してる人には別物に見えるんですけどね。
たぶんどれも「インジケーターがこうなったから通知」というPCチャートのの機能を使ったアラートです。それだと、前述した通り、ただの元も子もない根拠なしの負けトレーダーと同じ内容なんですよ。
——偽物だと不可能な機能
・証券会社ごとのレート差に左右される
・自分の立ち回りに則した位置のみの発信

※通し番号(左上)もあるので、僕が都合の良いところだけ嘘ついて掲載する事すらできません。これまで1万通以上発信して、ちゃんと理解して使ってくれる人から批判されたことは一度もありません。どうぞツイッターなどで現在使っている人のことを検索してみてくださいませ。
稀に、嫉妬心からか、荒らされますが、弁護士から連絡をいれるとすぐに消えます。僕は法学部出身なのもありますが、裁判は上等だと思っています。なぜなら、誇張や改ざんをしていないので、嘘の書き込みをされたら裁判すればハッキリするとすら思っています。
——ここまでが【FX初心者の僕が勝ちトレーダーになるまでの3ヵ月間】でした。いかがだったでしょうか。
すべては「負けトレーダー集」から得た情報からの発想の転換でした。勝つ方法より、負けないためのリスク管理を行ったわけです。
ぜひ迷走している方は時間を作って試してもらえるといいなと思います。
この発想から、派生していく「テーマトレンド」や「リバースダイバー」などはFXトレードマニュアルというサイトで公開しているので、ぜひ確認していってください。
ということで!!ここまでが前半戦。
ここからは後半戦「FX初心者が負けトレーダーを脱出したあと」を書いていきます!!改めて「今の自分」が考えることをまとめます。
ここまで長々お疲れ様でした。興味があれば、引き続きお願いしますね。
FX初心者が負けトレーダーを脱出したあと

——負けトレーダーを脱出したあと、連鎖的にいろんな発見がありました。
3か月目でようやく今のトレード原点を得ることがき、資金を伸ばしていきます。もちろん負けて減る周期もありますが、現在まで生き残っています。
その道すがら、改めて思ったことや、深堀をしたほうがいいと思ったことを項目ごとにまとました。
ビギナーズラックが発生する仕組みを考える
まずFXは初心者でも勝ってしまう、いってみれば「ビギナーズラック」が構造上起きやすい。

——上記図をご覧ください。
エリオット波動でいうとそろそろ修正派が来そうな形ですね。
このあとビギナーズラック(初心者)は、以下の様に勝ちます。

——「なんとなく上がっている方についていき、下がっている方についていく」。これだけ。
ただよく考えてみれば、「上がってそうだからロング(BUY)、下がってそうだからショート(SELL)」って、極めて本質的なトレード方法ではないでしょうか。
これが李通です。では、ビギナーズラックのあと、どんどん負けてしまう理由もみていきましょう。
——負けているトレーダーは、どうしているのか?

「反転する」。おいおい。なんやねんそれ。通貨は国の価値だぞ。その引いた線やインジケーターで跳ね返る理由を教えてくれ。
とまぁ、トレード理論やらインジケーターやら形やら。全く関係のないことで「チャートの状態」を間違って解釈してしまうんですよね。つまり、知識量が増えることでどんどん負けるようになってしまいます。
冒頭でも書きましたが、そんな感じで、FXトレードは勉強や検証をすればするほど、「負けトレーダーとして成長」しているわけです。
もちろん、各ツールや勉強自体が無駄とも思わないけど、しっかりチャートの状態は見ておくといいというのはここからきています。
ASOBOFXというサイトにて、そんなチャートの観測手段を、主観的に記載しています。(流れ、テーマトレンド、パラボラ、リバースダイバーなど)

——知識量が増える=負ける要因も増える。
繰り返しますが、知識が増えれば増えるほど、負ける要因も増える。よって、勉強を続ければ勝てるものでないということ、本気で取り組めばいいというものではないことを自覚したほうがいいかもね。
——まずは『足るを知る』ということについてなんだけど、
だいたいFX始める人って月5万くらい勝ちたいとか思って始める人多いと思う。ただ、ビギナーズラックで勝っちゃうと「月100万以上稼ぎたい」に変わってしまう。
根底ある、「もっと稼ぎたい」という気持ちが動機がビギナーズラック終了の落とし穴になります。
『もっと稼ぎたい=もっと値幅を取りたい=反転から取りたい』というように思うようになるのです。つまりヒゲ先からとるような心理が働きます。
この欲で負けトレーダーになります。僕も今思えば完全にこのパターンでした。為替は完全に読むことが不可能なので「反転から取りたい」と思う時点で考え方がおかしいのです。

——少額口座やってる自称”勝ちトレーダー”
勝てたら誰でもロットを増やしますよね。
ってことは、本当に勝ち続けているなら、わざわざ少額口座なんて運用しないんだよね。少なくとも少額口座なんて言ってるトレーダーなんて参照にするべきじゃないよ。
だからね、そんな人の言う様な「このインジケーターいいですよ」とか「このラインいいですよ」みたいな”アホな予言思考”には影響されないことをお勧めします。
検証は、”感想”。
——超重要「検証」は、もうやめにした方がいいよ。

——わかりやすい証明として、検証が本当に有効なら【勝率80%くらいあるEA=自動売買ソフトを使えば億万長者確定】ってことですよ?
よくフォワード、つまり勝率は実際の結果と異なるってよくEA作者が言いますが、そんなものよく売れるなって僕は思いますけどね。
——よく検証した後に「これは反発しやすい」とか言うじゃないですか。
~やすいって語尾、もはや感想じゃんね。笑
——典型的な負けトレーダーに「東大生」っていないですよね?
僕程度の小僧がこんなこというのもあれなんですがね、「確率って2種類ある」んですよね。まぁ常識だと思いますけど。
数学的確率と統計的確率とがあって、前者はあらゆる条件を網羅した状態で検索する確率。例えばじゃんけんなら「グーチョキパー」で三択といえるので、今後ジャンケンしても、だいたい3割強の勝率とは言えますよね。
では、一方「統計的確率」はといえば、例えば野球でいう3割バッターがいい例で、いままで3割打ったけど、これから3割打てるわけじゃないってこと。その計算は、いままでの統計による確率の求めかた。
つまりね、いままでいくら稼いだとか、いままでこれだけ勝率がある手法って言うのは、統計的確率であるわけで、そもそも次回以降を占うような計算ですらないわけ。だから東大生とか見ないよね。確率の求め方もわからない人が騙して、騙されてるのね。
検証して今の手法でようやく勝率上がってきとかいう謎の理論でトレードしてるなら、ほんとに辞めたほうがいいですよ。
勝負師として
——僕にとって、勝負師として相場をみたときに1円でも渡すつもりはねぇと思っている。
徹底的に。一円も譲らないつもりで。生ぬるいことは一切しないと思っているから隙を作らないために、根拠のない手法を持たないのが手法だと思っています。

——勝てるということは、負けることもあるということ。
冒頭でも載せましたが僕は1000万円増やしたこともある。でも数百万負けることもあるし、そのことを承知して続けています。
少なくとも僕は、楽しく遊びでトレードしていますが、遊びでも勝負をするのだから隙を作らないように徹底して調べないといけない。抜かりなく。
そういうようにトレードしていれば、含み損を抱えることは不利ではない。むしろ利益の一部ですらあるわけで。もちろん万策尽くして負けるときはあるが「それも想定内」でなきゃいけない部分ですね。
遊びだからこそ、人一倍真剣になれると思うんです。

——さて、為替的な話。
為替において通貨ペアであれば、価値の高い通貨にチャートが向かいます。ならば複数の通貨ペアからそれぞれの価値を割り出すことも時に有効です。これがいわゆる「通貨相関」「通貨強弱」ですね。

この時はこんな感じ。あえてわかりやすく?手書きにしています。実際に優位性が高かった”AUDUSD”を見てみると、

しっかり上がっていますね。
しかし、まだ相関は終わりません。AUDUSDに対して某サイトで直近3か月に絞った相関を確認します。※投稿時の数値であり、相関性は常に変動します

ちなみに±1が最大です。
NZDUSDが一番高い相関ですが、異世界アラート非対応なので、対応している中で一番相関が出ているGBPUSDを見てみます。相関0.75なので、AUDUSDに対して強力な順相関であるので上がっているはず。↓

——実際にみてもあがっていましたね。
このように相互関係を複合的にみて根拠を増やしていきますこの点でも複数通貨をしっかり感知できるダイバー(異世界アラート)は、すごく重宝します。
しかし、どれも先見性ではなく、遅効性の情報としてみることも必要です。どれが動いたから、”これから”どれが動くってことでない。
価値とはあくまで相対的であり数量的、つまりエネルギー=質量の移動と考えます。通貨もそのような視点で、ひとつの通貨ペアを、複合的な目線で見ていくといいと思います
スペクトクル分解的な考え方について
——AIが発達してきた現代において、億万長者を作り出す投資ロボットがすくなくても表に出るレベルでは出来上がっていないことについて、人間に出来てロボットに出来ない考え方を考えてみた。

認識観点から「波形から様々な未知の波形を抽出する」ことは人間にできてロボットには難しい、という視点です。要はちゃんと人の目で相場を「パターン化することなく解釈する」ことが大事だということ。
何が言いたいのかと言えば、完全にパターンを検出できるAIくらい作れるこの世代で、完全勝利AIが存在しないのであれば、感覚的なパターンではどうしよもないということとも言えますね。
「カーブ・フィッティング」を知る。

——検証と自分で思い込んで調整したり合わせたりしていた行為は、カーブフィッティングと呼ばれるもの。
カーブフィッティングとは、過去の相場にぴったり合うように過剰に最適化することを指した列記とした金融用語です。過去の相場に合うようにロジックを合わせるので、当然ながらバックテストの成績は優秀になりますが、実際のFXトレードは値動きが不規則のため、バックテストの結果通りに行くという確証には至らないんです。
・インジケーターを増やしてみる。
・インジケーターの組み合わせを変える。
・インジケーターのパラーメーターを変える。
・マルチタイムを加えてみる。
・反応の良い通貨(GOLDなど)に使ってみる。
...心当たりはありませんか???これは検証じゃなかった、ということです。

誰でもわかることですが為替は一日に動く値動き量が不定かつランダムなので、それであれば過去にカーブフィッテイングさせている検証だと思っている行為は、過去相場に手法を合わせただけの行為なんですよね。
つまり「検証」だと思っているものは、終わったテストの回答に答えを記入しているようなもので、次回の予測が出来るようになるものありません。
過去に合わせただけのロジックなら、過去から逸れたところで破綻になります。以下で図解します。


調整したり、過去分析でぴったり合って「ゾッとした」「テンション上がった」「手法が出来た」なんて世紀の発見も、
勝手に自分で勘違いしているだけなんです。
「負けている」から勝っている人が怪しく見える。

——怪しいトレーダーは、事実「多い」。
この界隈、ほぼ偽物か、一時的に勝てた過去の栄光をぶらさげてるだけのトレーダーです。僕も、本当に勝ってる人と何人かしか出会ってません。しかし、それとは別問題で、負けているトレーダーには「勝っているトレーダー」を見抜くことは難しいんです。だって、”勝てていない”から。
箱の中に何が入っているかわからないと、怪しい怖い感情を抱きますよね。わからないものに対する感情こそ「怪しい」なんです。
だからね、偽物も怪しい人は多いけど、その前に自分で見抜けると思ったら、それは違うと自覚すべき事項。怪しいと思っても、心に留めておけばいいんです。
他にもある「勝つことが難しい」要因

——FXで勝つとは、「納税」後に残るもの。
含み益や単発のプラスは勝ちとは呼びません。そういうひとって、負けトレーダーですよね。
「結構勝てた手法やインジケーターがある」って人いると思うんだけど、それでいま負けてるなら、すべて込みで、それ「負けるもの」なんです。
——いいでしょうか。勝ちとはプラスでも出金でもありません。
確定申告して納税して、住民税払って、予定納税して、他にも細かく税務署からくる納税書に対応し続けて、残った金額です。
ぶっちゃけFX税金について、まとまったサイトやトレーダーのツイートとか、クソほど間違ってますよ。まず普通に所得税の納税で終わりみたいのものではありませんからね。「~%」残しておけばいい、みたいなことじゃないですから。それを信じて、納税に足りなくなったら、それはそれで負けです。

——だいたい初心者の方は1万円~5万円くらいを入金します。では、いくらで出金するつもりですか?
→初心者なら「10万円くらい」でしょうか。
すると、最低ロット帯では、5万円獲得するには膨大なpipsが必要で、そもそも入金した金額が1万円なら「1000%増加トレードをする」ということが必要です。
これ、「ばかげている」ってわかりますか? プロですら年間で10%増やせたら上々なものが投資です。1000%にするには、運とレバレッジでギャンブルするしかありません。しかもそれを初心者が行うわけで。
もちろんコツコツ利益を重ねることは必要ですが、この出金目安額が負け要因に拍車をかけているのが容易に分かりますよね。1万円~5万円の入金を繰り返して溶けている人はこういった構造にもやられているのです。
投資でも投機でもトレードでも、運用資金に結果が比例します。「10万欲しい」なら、まずプロでも行っている10%理論をベースに、余剰金100万用意してから年間通して行うのが”通常の考え方”であると認識しましょう。ネットの爆益はそもそも本当かすらわからないので、気にしない事。

——FXは自分のレベルの可視化が難しい。
何ができて何が足りていないかがわからない。だから少し勝てると、レベルアップしたとか手法ができたとか恐ろしいくらいに勘違いを引き起こす。
何度もいいますが感覚じゃ根拠は作れません。ただ、出金までのロードマップ、それからロットを増やしていい判断などはある程度できるかなと思うんです。
以下にまとめました。もちろん無料で見れますので。ひとつずつ洗練していこう。
最重要項目「バイアス」

——負けトレーダーは根拠のないことをしがちであるが、これを裏付けるのは『確証バイアス』が起因していると考える。
確証バイアスとは、自分の仮説を検証する際に都合の良い情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のことです。もはや人間の機能ですね。
——「この手法最強だ!」「相場が分かった!」「この通貨得意!」って思ったことないですか?
それは確証バイアスによって生まれる発想です。「これでいける、自分がやっていることが正しいはずだ」と思ってしまったら、「正しいと証明できることだけ」を探してしまうんです。
「MAで反発してショートで勝てた」
— 春野ユキ@FX (@y_fractal) February 16, 2020
これはMAで反発した過程と、ショートで勝った結果に分けることが出来ますが、反発がショートで勝てたという因果である証明にはなりません。なので次回もMAに頼っても勝てるわけではありません。
結果はひとつ、過程は無数。
過程で結果を予測するのは難儀です。 https://t.co/1SJjgAsjzZ
——あなたが「異世界アラートって怪しい」と思ったとします。
ネットにいくつか「あれは使えない」って、書いてあったら、やっぱ怪しいじゃん!!ってなるのが、バイアス。
本来は、使えないって書いた人が怪しくないかを調べ、その人が使えていないだけかを検証し、今も使っている人はなぜなのか調べ上げる。そんな感じで単一で物事は確認できません。各判断にかかっているバイアスの方向が、自分の信じたいもの/調べたいものかの自覚は必須です。
——過程は無限です。
RCIで勝った!というなら、RCIを使わなかったら勝てなかったという情報や、RCIで世界のお金の動きを把握できた根拠が必要です。ないなら、その手法やインジケーターで勝ったと思っているバイアスです。そう思い込めば、次回も使おうと思えますしね。
——負けるのって、「すごく辛い」。
これもバイアス。
負けたらそこで辛い思いをするかもしれないけど、そこで”終わり”です。むしろ辛いのは「勝ち続けること」のほうで、永遠に考え続けなくてはいけない、地味でぼやーーーっとした辛さがずっと続きます。別視点ではもちろん楽しいって気持ちもあるけど、辛いのは「負けるから」ではない。勝てると思っていた妄想が崩れたからです。
繰り返しますが、勝ってる方が辛いので、負けてきついならもう辞めた方がいいですよ。
——億トレーダーになって「FIRE」
1億稼いでも、人生変わらないし、一生働かなくていいだけの資産には全然ならないよ。言葉面の、バイアスです。
——「全部の履歴だせよ!」
これを言ってる人を見かけることもあると思いますが、稼ぎすぎると色々怖いことが増えます。特定とか、国税のチェックとか。脱税してなくても、監視されないことに越したことは無く、税理士を雇えば「稼ぎを公開しすぎないほうがいい」と言われるものです。だから、本当に稼いでいる人でも「完全に全部出している人」はいないと思います。僕もエビデンスになりそうなところは出して、あとはちょっとだしですし。
——「勝てるようになってきた」というバイアス。
様々な見方がありますが、プラスかマイナスしかないのだから、負けトレーダーの自覚があるなら、少し勝てるではなくたまたま何度か勝てたという発想がでないのもバイアスのせいですね。
そもそも確率には収束までの試行回数が必要である。

コイントスで表裏を出したとして、10回投げて10回表になることもある。この時、確率2分の1の所在はどこか、という話になる。調子が悪くなってきて最近勝てないと思うのであれば、たまたま勝ててしまったことについて考えるべき。膨大な施行を重ねて負けが多いのなら、勝率が低いことをしているに他ならない。
因みに、仮に相場が規則的な動きをしたとしても【分母の400倍の試行回数で95%の確率で誤差±10%以内の確率に収束する】という計算を考えれば、800件は以上は最低限チェックしないと確率は求められないでしょう。
——FXの勉強が楽しい、分析が楽しいって思うのは知的好奇心が興奮してしまうこの構造ではしょうがない。
FXは小額でお金を増やせるというのは、バイアス。どうせ負けているからこれ読んでるんだろうし、そういう人は小額で高額目指している人がほとんどでしょう。
確度高く、資金運用したいなら、それこそ投資を勉強するのもいいのではないでしょうか。
リスクフリーレートで年利2%は上出来な方。100万預けて年間2万も入る。
— 春野ユキ@FX (@y_fractal) May 28, 2020
これをリスク張った投機で少ない入金額から1トレード1000円利益だけでも人生のバグ技レベル。
ロット張ってロスカットくらう人は資金管理を気にする前に一度資産運用の種類や利益率を調べてみるといいかもしれない🐣 pic.twitter.com/dYXhbVUJDW
——相場以上のものはない。
インジや商材やトレーダーのSNSをみすぎて、肝心な相場をみる時間が減っているならたくさん負けてしまっても不思議じゃないと思うんです。
迷っているなら相場を考えましょう。俺達が見る相手は過去のチャートじゃなく今日のチャートです。今のチャートはもう刻々と変改していっています。
令和時代に明治の服装をしていたらトレンドに乗れていると言えますか?大事なのは順張り逆張りではなく、その時の値動き・テーマトレンドをしっかり毎回考え抜く力だと僕は思います。
——怖すぎる為替の実体
色んな本、Youtuber、SNS。勉強すれば勝てるという「最悪のバイアス」が蔓延しています。しかし、FXは誰かの負けで、誰かの勝ちが出る仕組みです。みんな勝てるようになるということは絶対にないんです。
しかも証券会社は、手数料を抜いて、負けないところで稼いでいます。相対的に見て負けている人の方が多くなるビジネスモデル構造です。
——稼ぐ「バイアス」
FXで稼ぐより、今日おかしを一つ我慢したほうが「儲かる」んです。支出が減りますからね。プラスを増やすこともいいけど、マイナスを減らすことも同義です。収入に不満があるなら、こうした最大級にハイレベルな投機にチャレンジするより、転職したり副業をした方が、可能性はありますからね。
——余白を埋めたくなる「バイアス」。
色んなインジケーターを入れたりレジサポたり。
気持ち、わかります。それは人間の、もっと言えば日本人の特徴です。余白を埋めることで安心感を覚える習性があるということ。
たくさんいれても、結局負けてますよね。勝率を上げるためにいろいろ得ても、どんどん見るべきチャートを歪ませるだけなんです。僕の知る限り勝っているトレーダーは皆、チャートも考え方もシンプルです。
余白を埋めることで『安心感』を感じる現象がある。
— 春野ユキ@FX (@y_fractal) February 12, 2020
為替においてはチャートを見ていたはずなのに、水平線やチャネルやオシレーターを引きすぎて、いつのまにかチャートじゃないものばかり見るようになって、結果負ける。シンプルが1番よね!#一年ぶりにパーマかけました https://t.co/T5zaL2bn9a
————FXのバイアス
ここらでもうおわかりでしょう。
チャートパターンとかプライスアクションとかインジケーターとか。そもそも個人トレーダーが気軽にネットで参戦できるようになって歴史も短いのに、過去の偉人が残したものなんてさほどないんです。
僕の事を怪しいとか偽トレーダーとか言っていた人も、ツイートを見れば手法や商材ばかり。怪しいものを正とするなら、僕を怪しく見えて当然です。そもそも確定で勝てないからこうして工夫をしているだけのこと。
「勝てそうなこと」って、根拠がない。だいたい形とかカタカナとかそんなもので。あの時僕を怪しいと言った人で、数年たったいま勝ちあがっている人をみたことないけど、その時に本物かもと信じてくれた人は、今ほとんどご案内できていない勉強会にずっと居ます。
大衆が使っているものにも、しっかり真偽の目を向けることは大事だと思うんです。
最強のチャート
——最後に最強だと思うMT4の画面を特別に載せます。僕はチャートを2枚使います。

ひとつは、「流れ」を確認するテンプレート。これも無料で公開しています。(いるかホテルチャネルは配布していません)
——あと、最強のもう一枚。

わかりますでしょうか..?
サブチャートに通貨チェンジを入れていますが、あくまで切り替え用です。何が言いたいのかといえば、相場以上のことは相場以外にないのです。基本的な相場監視はこの最強の画面で行います。
余談
——他にも言える話ですが、読むこと=理解するではないんです。
資料を読んで何年も行動することが、コンテンツなんです。冒頭付近で「意識無意識」の例を書いたのでもうわかるかと思いますが。
手法とか有料インジとか本とか、買って買った気分になってすぐ負ける人多いと思うんです。で、「最初は勝てた」と。勝ちって「プラスで終えること」でしょう。
―—この記事について。
わりと荒い言い回しもあるけど、ぶっちゃけ話なので、あえてこのような体裁で書きました。
あくまで僕の勝つまでの道筋でしかありませんので、これが正解というつもりは一切ございません。(偉そうに見えたらスミマセン。)
かなり長文になりましたが、結局は相場を攻略しようということではなく、物事として捉えてみることをしっかり考え抜いた根拠と、取り組む真摯な姿勢こそ大事だったと思っています。また、自分を勝ちトレーダーと称していますが、おごりでもなんでもなく、僕は僕自身が運がよかったと認識しています。これから負けることも大いにリスクとしてはありえます。
大事なお金を勝てるかもわからないパターンや手法に預けられませんしね。勉強だったり本気を出した程度で勝てる界隈ではないと思いますから、初心者の方は勘違いしないでくださいね。FXは、遊びがいいと思います。
FXの攻略法がないこと知るのがFXの攻略法で、相場の本質は相場にあるから、手法を持たないことが手法になる。結局「聖杯は、思考に宿る」。
最後に
——冒頭でも書きましたが「為替」や「構造」について、熟考してほしい。
為替を動かすのは、インジケーターでも、水平線でも、エリオット波動でも、ハーモニックパターンでも、手法でもありません。
・貿易黒/赤字
・経常黒/赤字
・低/高金利
・インフレ/デフレ
・政治が安定/不安定 など
上記を中心に変動します。無論ツールや手法で傾向を判断することは、ある程度は可能かもしれませんが、それらで「トレード決定」できるわけではありません。
——言いたいことはわかるけど、じゃあどうやってトレードしているの?
それを「トレードマニュアル」として無料公開しています!
「流れ」や「テーマトレンド」や「リバースダイバー」など、この記事に書いたこときっかけに更にブラッシュアップした視点を持っていってくださいまし。

————途中で書きましたが、結論トレードは教えられるものではないんでしょうね。
だって「手法やインジを使うな」って言っても、使ってしまうでしょ?
もし出来るとするなら、僕の公開するトレードマニュアルを「使うことを決め」て「自分にとっての正解かはわからないが、それを実行し続ける」自分の覚悟でしかない。
結局はトレードではなく人そのものの問題で。
「これでトレードが勝てる」といってしまう人はみんな怪しいのです。トレーダーそのものを”人間ごと変えること”なので。

——証明の「バイアス」
なんどか「納税証明書だせるの?」って言われたことあるんですけど、負けている人ってこういうこと気になるんだなぁと思ったことがあります。
そもそも他で収入があれば、FX以外で納税証明書が作れますが、、、。
これを証明だとおもうのも”バイアス”ですね。僕はFX以外の収入もあるタイプですので、納税証明には他の収入も混じってます。
冒頭にも書きましたが、トレードとはその時の刹那のみ。僕について知りたいなら、「過去のツイート」は見なくていいので、フォローもせんでいいので、1か月くらい僕のツイッターみててください。
ちゃんとトレードしてるか、それだけで判断してください。
これは他のトレーダーを参照するときも同様で良いと思います。それっぽい図や解説は載せるけど、トレードしてる気配が全然ない人には「いいからトレードしろよw」っていったげてください。

——上手くいっていない人が、突っかかるところを探すところが”SNS”。
これまでも怪しいとか、本当に勝っているなら法人口座にするはずとか、書かれたこともありますが、もうむちゃくちゃっス。
僕はわざわざTwitterのDMを開いています。LINEもあります。「怪しい」と思うなら、何が怪しいと思うか僕に直接聞けばいいだけです。掲示板とかSNSに、怪しいと書いている人は、ただの願望と承認欲求不足です。つまり何かトレードかそれ以外が上手くいっていない人が自制心を保つために行っていることでしかないので、僕から見かけても、放置してます。今はもうほとんどないですけどね。
——「優しさを大事に」。
優しさって、配慮とか思いやりとかだと思うんですけど、これって複合的に多方面から物事をみることだと思っていて、このスキルこそ「FXトレードに必要なスキル」だと思うんです。
知らない人にも、チャートにも、慈悲をもって優しく思いやれるといいですよね。
遍歴

——まとめます。
なんやかんやあって、FX3か月目で負けトレーダーを脱出(★この記事)
↓
自分と身内用に作った「異世界アラート」がSNSで話題に。
↓
「送って欲しい!」というDMが殺到。最初は断っていたけど、ちょっとだけ無料で送信してみる。
↓
シグナルツールのようにつかわれて「使える使えない」など、的外れな使い方をされる。
↓
ユーザーコントロールのためにチャットアプリ=Discord上で、勉強会を立ち上げ。2019年12月1日より開始。(※現在の「異世界アラート勉強会」)
↓
無料で送っているうえにシグナルでもないのに商材屋とか言われる。(もはや意味不明)
↓
他サロンやトレーダーの先出などに、流用悪用されて、承認制に変更。
↓
この頃から「●●アラート」という偽物が一気に増えてくる。
↓
以降もコントロールできない悪用やルール違反のたびに、規則が増えより少人数制に。
↓
ASOBIFX MAMBERSHIPを立ち上げ。※異世界アラートを「ダイバー」にリニューアルして配信中!詳しくはこちらへ:https://asobifx.com/studysession/
★あくまで、僕自身、FXは遊びです。本気で取り組んでいることや、そのために考えていること、楽しい仲間もいるので、こんなクソみたいな界隈に固執する気も、偉そうにする気もありません。アラートを最初に送ってしまった以上、責任もって徹底的に文献を残しておくことだけのためにトレードマニュアル更新や動画解説を行っています。すべて記載出来たら、手離れよくフェードアウトします。
お金とか投資の話ばっかりするしょーもない人とは、誰であっても関わる気はありませんので。マジで、お金なんて手段であって、目的にはならないんで、周りのひとにやさしく、謙虚に生きていけるといいですね。
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筆者:はるのゆき
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「幸せ」なんて言葉に翻弄されないでください。幸せになることが幸せとは限りませんから。