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ロードマップのせつめい 4

日本語会話
単音の発音
 日本語は、助詞を使った膠着語で、語順に制約を受けません。更に、助詞を取り外しても、単語の単音の発音が、ネイティブに聞き取って貰えるレベルであれば、ほぼその文章の内容をネイティブに理解してもらえます。
たとえば「私は、学校へ、行きます。」or「学校へ、私は、行きます。」⇒「私、学校、行く。」or「行く、学校、私。」の如く。
 日本人の先生は、この事実を知っていますが、教えないことが多いです。残念ながら、そういう事情なので、学習者は分かる筈も有りません。
初学者は、発音が難しくて自信を持てないことが多いですが、どうぞ、単音の訓練を通じて克服してください。
 
会話
 会話になりますと、プロソディー(韻律:具体的には、抑揚(イントネーション)、強勢(ストレス)、音長(音の長さ)、リズムなどが含まれます。)と言う課題があり、それらを整えますと、美しい日本語になり、ネイティブが聞き取り易くなります。
 
ITデバイス・APP
 ITデバイスやAPPを使えば、大きく言語学習環境を、向上させることを、知っていただきたい。
 音声入力機能、翻訳機能、合成音声出力機能が格段に進歩し、それらをコラボした翻訳機が上市され、実用化されているのです。例えば、『ポケトーク』、無料で使える『VoiceTra』、『Google翻訳』です。また、無料の『読上げAPP』も然りです。
 
運用方法
 翻訳機を、通常とは逆方向にセットし、学習した日本語で翻訳機に話しかけるのです。意図した母語が出力されますと、間違いなくネイティブに伝わるでしょう。なぜなら、機械より人間の方が、遥かに融通が利きますので、色々気を回してくれるからです。
 同様に、例文を用意し、『読上げAPP』に読上げさせるのです。読み上げソフトの速度もバリアブルですし、話者を替えることも出来ます。1センテンスを聞くのも良いし、リピートの機能もついていますので、繰り返し聞くことも出来ます。
 読上げられた文章を、書き取りますと、例文と比較して、正しく聞き取れているか、ご自分で検証できます。
 正しく聞き取れていない場合は、連続して繰り返し聞くと、今まで聞こえていなかった音が聞こえてくると言う話があります。それは、脳が、先回りするからではないかと言われていますが、一度聞き取れれば、聞き取り易くなり、問題解決ができるかもしれません。
 例文を沢山用意して、読上げさせますと、シャドウイングや聞流しのトレーニングも出来ます。
 ただ、AIを利用した翻訳機は、文章を取り込んで、情報としていますので、単語だけでは、約語は1種類しか出力されません。同訓異義語や多義語を提示してくれませんので、文章で入力する必要があります。(Google翻訳は、改善中です、)
 
効果
 今までの学習環境では、発音や聴き取りに自身が持てず、独習しても、現地で通用しなかったという話が沢山ありましたが、ITデバイスや、APPが独習を可能にしてくれます。
 独習できることで、100%ではないにしても、自転車で言いますと、実車の練習ができます。ネイティブに頼らず、恥ずかしい思いもせずに、好きなだけ練習できます。彼らは忙しいですが、スキマ時間の利用ができます。教材の購入の必要もないし、持ち歩きも出来ます。
 例文は、『ばばちゃんのおっちゃんの展示場 2』に有ります。

その他
 詳細は、「ばばちゃんのおっちゃんの展示場 1」でお伝えしました私のサイトをご参照ください。日本文の方は、時系列になっていますので、情報が分散しています。キーワードを検索欄に入力してお使いください。


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