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知識のない人間が、根拠もなく会社を信じちゃ馬鹿をみる…かも?

こんばんは🌷

7月末、無事に前職場を退職しました。

退職手続きは無事に終わりましたが、実は今年の春から、会社と待遇関係のことで揉めていました。
簡単にいうと「就職時に口頭で聞いていた待遇が反映されておらず、契約書の内容が初めから整合していない。また、就業規則が意味を成していない」っていう感じ。
今日は最後にその話の決着をつけるために職場へ行きましたが、結局最初に要望していた結果には到底至らず…。

今回の会社とのやり取りで、勉強になったことがたくさんあったので、今回は今後の自戒のためにも残していこうと思います。



① 会社に非がありそうなことは親身になってくれない


初めて上司にこのことを相談したとき「うーん、ほんとだね、確認するね」と言われて放置、しばらく経って「あの件どうなりましたか?」と尋ねると「自分じゃ分からないから上の人間に聞いてみるね」で放置。さらに上のひとに言っても「確認中」で放置。
会社の不利益になりそうなことだったからか、本当に対応が遅かった。

待遇面っていうなかなかデリケートなことだから、何回も尋ねたくないのにね。
別にボランティアで働いているわけではないし、労働者として当然の対価をもらいたいだけなのに。

自分の立場を守るか、ガツガツ行くかはそれぞれだけど、のんびり待ってるのはアホらしかった。



② 積極的に協議ができないときは、書面で通すべし


あまりに対応が遅いので、途中で「要望書」を作成した。
「自分の主張はこうですが、会社としてどうお考えですか?わたしは、こういう対応を要望します」って感じの内容。
最初はゆるいサッパリした文章だったのに、夫からの助言で「労働基準法〇条では~」みたいな文言を足すことになって、それはそれは怖い書面に仕上がった(笑)

かつ「もうこれ以上待てるかいな!」と思って期日を設けて「期日までに回答いただけなければ、しかるべき機関へ相談しに行きます」って書いた。

そうしたら、今までにない勢いで回答書が来た(笑)

「しかるべき機関」っていう文言もかなり効いたと思うけど、きちんと書面で提出することで「こちらはマジやかんな、おこだかんな!」っていうのが伝わったと思う。

これは退職することを決めていたからできたけど、ずっと働くなら会社から嫌われそうでできなかったかも。



③ 無知は恐ろしい、知識は武器


今回驚いたのは、夫の知識の多さ。
「それは契約から2年間は遡れるよ」「一般的には〇〇だから聞いてみたほうがいいと思うよ」などなど、いろんなことを教えてもらった。
働きだしてから色々勉強したらしい。

対してわたしは、ぽえぽえ。
自分の言ってることや相手の言ってることが法律的に正しいのか分からないから、当然の顔して言われたら押されるしかなかった。

夫からの入れ知恵を話したら、会社側へ請求できることもあったから、本当に知識が物を言うのを痛感した。

あと、わたしがベラベラ法律系を話し始めてから、明らかに会社の態度も変わったのも衝撃。
それまでは立ち話くらいだったのが、ちゃんと上司がズラッと揃うようになった。

「こいつは分かってないだろう」って舐められてたんだなって感じて悔しい思いをした。




④ 会社も実はたいしたことないかもしれない


今回わたしの問題で、会社の規則に間違いがたくさんあることが分かったらしい。
そこで「本当によく勉強したね、僕らもこういう仕組みは知らなかった」と言われた。
「なんで一職員が自分の待遇で嫌な思いしなきゃいけないんだ、会社の仕組みづくりはあなた方の仕事だろ、関心してる場合じゃないよ!」と思ったけど。

今まで、会社という組織って大きいし、なんとなく既に完成されたものだと思ってた。
けど、常に変化しているものだし、全てを言われるがまま鵜呑みにしていてはいけないなと感じた。



今回、わたしはもう退職を決めていたから、こうやって強気に出れたけど、これからも働き続けるなら、自分の立場も考えると強くは主張できないよなあと。
上のひとからは「なんて面倒なやつなんだ、辞めてくれて正解」とか思われたんじゃないかしら(笑)
今までニコニコ健気に働いてたのに、急に噛みつきだしたから(笑)

普通に働く分には、コミュニケーションもとって信頼関係を築いていったらいいけれど、知識がなければ搾取される側になるかもしれないことを痛感した一件でした。

雇われる側として、常に勉強しておかないといけないな。
特に小さい組織ならなおさら。

改めて、労働においての自分の権利や仕組みを勉強したうえで、新しい職場でバリバリ頑張っていきたいな!

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