よしなしごと さん

他人に対してできる限り誠実であろうね、

というのがここ1年ほど掲げてきたポリシーだったのですが、今さっき、自分、根っこはぜんぜん誠実じゃないじゃん、と気付いてしまいました。ああ


だがしかし

よく考えたらそれって当然で、根っから誠実な人が誠実を旨とするわけがない。だってそんなこと意識しなくたってもとから誠実だから。意識する必要がないから。

誠実を旨としてる時点で、誠実になろうとしてる時点で、根は誠実じゃないのよ、ということに気付きました。

自己完結。


でもこの、自分に足りないものを自覚して常に意識的でいる、っていうのは結構大事なのかもなあと思っている。

他人に対してできる限り誠実であろうね、というのを意識していなかったら、きっと私は今さっき不誠実をしてしまっていた。

自分の損とか得とか見栄とか意地とかそういうのが入り込む隙を一切合切なくして、ただひとつ誠実という軸をそれだけを反射で掴めるようにしていれば、根はどうあれ最終的に表に出る行動は誠実であれる。

そういうのでいいのかな、と思っている。
偽善だって結果だけ見れば善だし。
私は聖人にはなれそうにないし。

誠実を誠実で返してはもらえないこと、嫌というほど思い知らされてきた。
でも、たとえ損だとしても、自分の正義を、潔白を疑うことなく確信できることはかなり強いことだとちゃんとわかってきた。
まだ迷うけど、まあ誠実でいて自分が損をすることはあれど他人に迷惑をかける心配はないので、しばらくはこのままでいます。


他人に期待しちゃだめだよ自分、って話です。
自分は自分のために誠実であろうね。

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