よしなしごと いち

私は明日、22歳になる。

21歳になった日のことあんまり覚えていないけど、それからの1年は、なんだったんだろう、って虚無になるくらいにはカラカラに喘ぎながら過ごした。まえにも別の記事ですこし書いたけれど、本当に死んじゃうか殺しちゃうかするんじゃないかってくらいには苦しかった。たくさん泣いた。泣いたという3文字、正確にはnaitaの5文字だけれど、打ち込むだけでそこに詰め込まれた感情がフラッシュバックして再び涙が出そうになる。
なんでどうしてって考えたってしかたなくて、もう済んだことは済んだことであり、未だに張りつめているのは私だけなのですが、いろんなことを見聞きし考え消化してさすがにすこしは楽になりました。でもきっと消えないんだろうな、たぶん絶対に一生、という確信はあって、いつまでも私の気を重くさせる。考えない日はないや。考えないでいられる人っておそらくすごく強いかすごく弱いかのどっちかで、どちらでもない私はずっと糸に絡まったみたいに澱んでいる。


それでも、21歳でのこと、それよりも前のこと、ぜんぶ22歳になる前に置いていきたいと思う。


私はちゃんと22歳をやれるだろうか。
あまりに内面が未熟すぎて、小さいころに漠然と夢想していた大人にはぜんぜんなれていない。普通なら大学を卒業する年なので(私は普通にできなかったのでまだ卒業しないけれど)そろそろ自分を子ども扱いするには厳しい頃合いだけれど、え、こんなんが大人? いやいや、御冗談を、ってへらへらしてしまう。

焦っちゃうな。

誕生日とか元日とか、そういう節目のたびによし今度こそ生まれ変わるぞと意気込むけれど、本当はそんなのもう無理だって認めている。これはきっと私だけじゃなくてみんなそう。King Gnuも言ってました。まっさらに生まれ変わってなんとかって。あの意味がわかる。わかると言っていた人の気持ちもわかる。こういうとき、流行った曲を取り上げるととたんに薄っぺらい感じが出るの、なんででしょうね。隠れた名曲とかで例えられれば文学的なんだろうけど、音楽あんまり詳しくなくて。

でもなんだかこういうこと全部書かなきゃいけないような気がして、嘘、本当は別のこと書こうと思ってパソコン開いた。でもそういや私明日誕生日だなっておもって。
(まだ先だと思ってたのに気付いたら明日に迫っていた。最近月日が流れるのが早すぎて恐ろしい。就活ぜんぜんやってない。やばい。8月くらいに戻りたい。)

22歳になるからって劇的に何かが変わるわけではないけれど、私は今まちがいなくすこしずつ開いてきてる感じがする。イメージ。開いてくれる人がたくさんいたこと、本当に恵まれたと思う。怪我の功名ってやつです。大局的に見ればプラスかもしれないし。


余計なものにしがみついて、必要なものをぽいぽい捨ててきたけど、そろそろ自分の大事なものくらいちゃんと大事にできるようになりたいな。


いつも2~5時間くらいかけて3,000字前後にきちんとまとめた文章書いてきたけど、たまには脳死で書きたいなっておもって書いちゃった。なんも読み返してないしなんも校正してない。テーマもないし脈絡もない。今までも読まれることよりは書くことに重きを置いてきたけれど、今回は前者の比率がマジでゼロ。たのしい。寝言みたい。今後はたまにこういうの書きます。


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