2019上半期に観た映画

(!)そんなに観てなかった

 今年あんまり映画観てないけどせっかくだから記録も兼ねて簡単な感想を残しておこうと思います。まとめたらアメコミ映画ばっかりだった。別に映画が趣味でもなく、ただ映画館が近所にあるからよく行くようになっただけの素人なので深い考察とかそういうのはないです。ストーリーより画面を見てきれいだなーっていう人間ですよ私は。でもめちゃくちゃネタバレがあります。

キャプテン・マーベル

 勢いはすごかった。とはいえニンジャバットマン程の勢いは無かった。(ニンジャバットマンの勢いと、とにかくこれが描きたかったんだよ!っていう画面の強さは凄い)

 最後の上司戦はいやいやお前それでいいのかよと思ってしまったりフューリーの隻眼の理由それかよ後出しじゃんけんじゃないんだぞ!とか結局キャプテン・マーベルが戦う理由は博士の尻拭いが全てなのではとかちょっともやっとしたりもしました。単体として見るとイマイチだけど、アベンジャーズの連作の内の一話と思えば、フューリーやコールソンの若かりし頃とか見れて面白かったな。コールソン好きなんです。エージェントオブシールド見てるのでクリー人らへんはなるほどなーって感覚で見れたと思います。あとポリコレ対策って言われてるけど友達のシングルマザー参戦は熱かったし中途半端な恋愛ストーリーも無くて良かった。幼女出してくれれば私は喜ぶんだ。かわいいこどもは正義なんだ。

 にゃんこはエンドゲームに出てこなかったけどこの後出番あるのかな。

スパイダーマン:スパイダー・バース

 今年上半期に観た中で一番面白かったなって思った映画です。2回目観れなかったのが悔しい。私、多分普通の人より不気味の谷が広くて(この表現合ってるのかよくわからない)ピクサーとかのCGアニメ駄目なんですけど、この映画は大丈夫でした。何の予習も無しで行ったので(ペニー・パーカーちゃんが可愛いのはTwitterランドで知ってたけど)色が綺麗だなーと見てたらまず設定にびっくりしました。それ、ありなのか!

 それぞれのキャラの背景が澱んでたりするけど、それをどろっとした状態じゃなくてカリッと揚げてくれるキャラの性格とストーリー展開で見た後楽しかった!って気持ちになれた幸せな作品でした。

 とにかく色と効果と構図がド派手でなおかつ可愛い。特にエンドクレジットのアニメがめちゃくちゃかわいい!もう一回劇場で観たい……。久々に円盤買うぞ!って思いました。あっ予約するの忘れてた。しよう。

ハロウィン

 俗に言うババアがクソかっこいい映画でした。とにかくババアがクソかっこいい。いやほんとババアがくそかっこいい。安心感がある。いつも映画館でビール飲んでるアル中なんですがこの映画はアルコール入れて見るともっと楽しいのでみんなにもそういうテンションで観て欲しいです。踊り出したくなるから。

 ブギーマンのシーンは「そうそうこれこれ!こういうの!待ってました!」っていうアメリカンなホラーなのでそういうの求めてる人には楽しいやつです。意外性なんて期待する方が間違ってる。くるぞくるぞ……きたー!が随所に盛り込まれてて最高でした。でも最初に出てきた記者二人がストーリーに絡んでくると思ってたから二人とも序盤で死ぬんかい!!って笑った。

 しかし何より最高だったのはおばあちゃんじゃなくておかあさんでした。あまりにもしたたか。胸キュンなので見ていない方は是非〜!まねっこしたい!

 メインテーマが最高なのでガバキックつけて踊りたいです。既にありそうな気がする。

シャザム!

 宣伝見てお前DCなのにマーベルっぽいけど大丈夫か?って思ってたんですけどしっかりDCでしたね。主人公の実の母親の再会時の塩対応めっちゃ好き。家族の絆モノなんですけど、底に敷いてある設定がしんどい。しかしキャラクターの底抜けな明るさと年齢相応のアホっぷりと大団円で明るい映画にまとまってる素敵なお話でした。

 DC(ジャスティスリーグ世界線?)の世界観がいまひとつわかってなかったんですが、この映画のお陰でスーパーマンとかバットマンが世間にどういう風に受け止められているかが垣間見えて面白かったな。

アベンジャーズ/エンドゲーム

 2回観ました。マーベル映画追っかけ始めたの途中からだったけど、リアルタイムで話が進んでいくのをいつもわくわくしながら待てて本当に楽しかったです。ホークアイ日本語で何言ってるのかわからない問題とかソーおめぇご両親に悪く思わないんかとかハルクふにゃふにゃ大暴れとかロキが逃げる世界線とかスパイディを守るおとなのお姉さん軍団とか社長とピーターの関係とか見所が!多すぎて!何から書けばいいのやら!矛盾は兎も角よくこの大風呂敷をまとめたなぁと感心するしかないです。ありがとうございました。

 1回目観た時はただただあまりの情報量に圧倒されてしまったんですが、2回目はアベンジャーズの真ん中はアイアンマンだったんだな、と泣いてしまった。本当に情報量が多いから1回じゃ全部消化しきれない。楽しかった。

名探偵ピカチュウ

 もっふもふのライアン・レイノルズでした。ポケモンのデザインが生々しかったりしたけど、それぞれデフォルメするとちゃんとポケモンの絵になるデザインなのがすごいなと思いました。あの世界でペンと紙渡されてコダック描けって言われたらゲームのコダックみたいなデフォルメしちゃうと思う。ピカチュウはちょっともふもふしすぎだけど。イーブイみたいな毛をつけて描いちゃいそう。

 ポケモンと共生する世界ってどんな感じかっていうのが提示されて、子供の頃夢見た世界のビジュアルがより鮮明になったというか。いや、今も私の夢なんですけど。私はアノプスになりたい。しかしこれを見た後にミュウツーリメイク見ちゃうと嫌でも比較してしまいそうだ。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

 こんなの泣くでしょ。スパイディのケツ!って叫びたくなるトムホの良い尻の話は置いておくとして、エンドゲームからのこの話はとても切なかった。ホムカミで誰か助けて!って叫んでいた彼がそこから成長してアベンジャーズの中で戦ってさ、でもやっぱ社長失ったらこうなっちゃうよね、まだ子供だもんねうわーん!トムホの演技が素晴らしいので引っ張られて感情揺さぶられてしまう。もうこのエンディング見せられたら次回作への期待が高まるばかりなので早く公開して下さいお願いします。ハッピーとおばさんのこれからも気になります。

 フューリーもタヒチったのかとびびって思うつぼだなぁとちょっと悔しくなりました。キャプテンマーベルから繋げてくるのかよ!

プロメア

 グレイテストショーマンの主人公苦手なんですけどガロも同じ方向性で駄目でした。色彩が鮮やかで綺麗だけどスパイダーバース見た後だとどうしてもビルの構図とか比較してしまってうーん……。頭空っぽにしてのめり込みたかったけど私には彼らの選択が正解だったかはよくわからなくてなんだかもやもやを抱えている。

その他アマプラでみたもの

(※全て初見ではない)

シャイニング:ダニーがかわいすぎる。仕事忙しくて心が壊れそうな期間繰り返し見てました。おうちで使ってる食器やホテルの内装が最高だしなんと言ってもダニーがかわいい。心が洗われる。それを何も知らない友人へ伝えたらホームアローン的な?って聞かれたのでそうだよって答えておきました。

バットマン ビギンズ:やったーダークナイト三部作プライム対象になってる!バットマンってヒーローとは遠いところにいて、精神は脆いところもあってドロドロとした感情もちゃんと持ち合わせてて、そこが凄く好きなんです。その成り立ちをくどくどと説明するんじゃなくて自然に見せてくれるので記憶飛ばして見て「なるほどなー」って言いたい。ブルースの幼少時代最高ですよね。

ダークナイト:資格勉強してる時BGM代わりに繰り返し見てます。言わずと知れた名作だけどやっぱり良いものは良い。ジョーカーの口の傷の理由がコロコロ変わるのがおぞましくてとても好きです。どのシーンも人間の感情とか動きとかに背筋がヒヤッとさせられて色々と考えてしまう。

ダークナイト ライジング:流れで見てしまったけど深く考えないで「恐怖」をピンポイントで描いたものだと思えば良い締めなんだろう。

おわりに

 映画のストーリーの起承転結とかよくわかんないけと画面派手でキャラクターがキャッチーで音が良ければいい映画だよ(クソみたいな観客)

 至る所で話題の実写のデビルマン見る見る言ってるけど時間作れなくて見れてないから早いとこ見たいな。

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