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16年前医者に言われた事

17年前、第二子の娘を出産した。

息子にアレルギーがあるので、娘にも何か
あるかもしれないと覚悟はしていた。

息子の子育てが私にはきつくて、子どもは
もういらないと思っていた。

旦那は忙しくほとんどワンオペだったし。

でも私と息子の共依存みたいになる事は避けたかった。私の興味関心がすべて息子になりそうで
怖かった。

娘を授かった時は心から嬉しかった。

しかし予想通り、3ヶ月ごろ全身に赤い
湿疹が出て、1歳ごろ小麦他多数のアレルギー
発覚。 

夜中痒みで泣くので眠れない日々が続いた。
とにかく私が食べるものに気をつけて、
なるべく長く母乳で育てると覚悟を
決めた。

1歳児健診の時、明らかに小さい娘を
見て医者に言われたのは
「アレルギーの心配より発達の心配したら?」

このひと言で、医者や健診というものは
数字しかみてなくて、平均より小さいと
いうだけで平気で心ない事言えるのだなと
思った。
心の中で「毎日娘をみてるのは私、何で
こんな事言われなくてはならないの?
数字しか見てない人に何が分かるの?」
はらわたが煮えくりかえりそうだった。

それ以来娘を医者に連れていくのを
辞めた。

健診を受けるようにとしょっちゅう
電話がかかってくるから、番号覚えて
出ずに無視していた。

結局娘は3歳まで母乳を飲みながら
少しずつ食べられるものを増やしていった。

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