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モチーフの(仮)決定

これまで書き殴ったイメージを踏まえて、さらにこれから書き殴るイメージも踏まえ、龍潭譚をモチーフにした戯曲にしようかと思いついた。

<青空文庫『龍潭譚』>
https://www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/57471_60107.html

なぜ「龍潭譚」なのか?ぼくはこれまで同作品をモチーフにした戯曲をすでに2篇書いている。でも、どちらも満足いく出来にならなかった。そのリベンジ、というのが理由の一つ。

あと、ぼくは、泉鏡花が好きというよりも「龍潭譚」という作品単体がもっぱら好きなのであって、ではなぜ、他の鏡花作品(群)にはさほど惹かれないのに「龍潭譚」にだけこんなに心惹かれるのか、という問いかけは、戯曲の原動力というか「核」になりえるな、と思った。

「龍潭譚」は全十章で構成されている。でもそれに倣って戯曲を十章構成にするとなると、ちょっとどうだろう?上演を想定したときに十章立てはちょっと厳しいか?そうでもないか?

ひとまず長篇を視野に入れた、試作品をここで作れればいいかなと思っている。そのために次にすべきことは、戯曲のフォーマットを探ること。

どういう書き方なら、noteというツールで、わくわくしながら戯曲が書けるか?

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