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イメージの書き殴り2

《イメージをとにかく棄てていきます。戯曲なんてどうでもよくなるくらい、とにかくイメージを棄てていきます。実際、いずれ完成するだろう戯曲は、棄てられたイメージほど美しく輝くことはないのです》

往来を闊歩する
ゴム長はいてカッポ、カッポ
魍魎が跋扈する
ゴム長はいてバッコ、バッコ

バイト疲れで下降線たどる帰り道
振動するハンドル 過ぎ去る自販機
コンビニの笑い声 軋むアパートの外階段

空飛ぶマクドナルド 神宿るケンタッキー
星降るモスバーガー 千早振るミスド

公衆電話を密閉する四方四面の透明ガラスは目に見えぬ羽虫の遊び場。財布の奥に眠ったテレホンカードを緑の筐体の口に挿し、秒ごとに針穴が打たれるのを聴く。


《ここで、ふと思いついたタイトル案を3つ。これはホントに不意に思いついただけなので、これまで棄てたイメージと連絡することはありません。少なくともこの時点では》

『けのび』

『レインコント』

『デコイ』


《ここで、ふと思いついたアイデアを1つ。戯曲のプロットとして採用になるかどうかはまだ時間に任せます》

巨大な団地で迷子になる話

《noteというツールでどんなふうに戯曲を書けるのか、まずは試してみたい。もうちょっと余裕ができたら(今は荷物運びで分断したアメリカ大陸をつなぐのにまだちょっと忙しい)》

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