殴りについて

人狼ゲームにおいて、発言は最も重要だということは以前投稿しています。発言から派生される議論の中で、殴り(指摘)合いが生じることで、考察する上での要素などが落ちる。

元の発言を“考察の種”とするならば、判断材料は“種から生える根っこ”、殴りが“芽、茎”、考察の結論(精査結果)が“花”のようなものですかね。議論の中での発言が水のようなもので、考察の結論を生むために、議論で花を咲かせるといったとこですね。

前置きはこんなところで終わります、今回は殴りの中でも

殴り方 殴る位置

について話していきたいと思います。

殴り方について

わんにゃいと人狼では、通称かまかけ と呼ばれる「結果騙り」や、雑殴り と呼ばれる「〇〇吊ります(〇は、□を吊りたいみたいだよ)」等 有って無いような殴り方が存在しています。

僕の意見としては、「結果騙り」は人外を炙るといった目的がある故、騙った当人以外の目線が濁らない限りは、許容範囲だと考えていますが、雑殴りと呼ばれているものに関しては、上記した発言から反応を伺うと云った目的があるものの、皆が同じような反応をしてしまうことで、対比することが出来ず、無意味だと思っています。

では、どのように殴れば良いのか。

結論は、「疑問に思う部分を指摘する」「思考矛盾を指摘する」です。
以前の投稿にも同じようなことは書いていますが、改めて解説していきます。

①「疑問に思う部分を指摘する」
指摘と記載していますが、質問をすることで議論に派生させることが出来るので、質問でも⭕️

例えば
A「今回の盤面は難しそうだ、猫何匹なのだろう」
という発言があったとする。
この発言にも、いくつか指摘または質問をすることが可能。

・今回の盤面は何故難しいの?(質問)
・猫何匹だと思う?(質問)
・猫の数を考えるよりも、猫を探すべきでは。(指摘)

このように何気ない発言にも、3つも指摘や質問出来ることが分かります。

よく「お前が黒だ!」「貴方がパリピだ!」なんて殴りをする人が居ますが、序盤から結論のみを話す必要は、ないんですよ。
前置きでも言っていますが、「黒だ!」「パリピだ!」というのは、考察の結論のみを述べている為、【発言、判断材料、殴り、要素】といった結論に至るまでの必要な経緯がないと、有って無いようなものとして置かれます。

②「思考矛盾を指摘する」
思考矛盾とは、人狼民が使い始めた造語だと思ってます。
論理矛盾と同じような使い方になりますね。ちなみに論理矛盾は、論理が矛盾していること。

意味はそのままなので、②に関してはあまり話すことは無いので、思考が矛盾していると指摘できる例えを出しておきます。

ピポを主張している人間から、ピポとして適切な動きを見て取れない等、白思考であることを主張したいものの、方法や中身が不整合である時に指摘出来ます。

殴り方は、主にこの2つを使っています。
難しくはないし、よく発言を伺ったり、場数を踏むことで、自然と出来るようになるので挑戦してみてください。

殴る位置

殴る位置を気にして、殴るのには、例外*を抜くと ヘイトを管理するのが主な目的となっています。

貴方が猫の時、相方を守ろうにも守れない、露骨に守ることで疑われてしまうかも。といった状況に出くわしたことがあると思います。
この場合の対処法を解説します。

A→貴方猫 B→相方猫 C→相方を黒で見ているピポ

BとCが殴り合いをしており、CはBを黒く見ている。
Bが吊られそうではあるが、Aである貴方はどこを殴るべきでしょうか。

貴方は、BもCも殴るべきではないんですよね。全く別の人を殴るべきです。
Cと殴り合いをし、A>C(CよりAの方が白い)という印象を周りから受けても、CとBでも殴り合いをしていたという点、Bを黒く見たCを殴ったAという点から、ACの猫猫で見られる可能性があります。
全く別の人を殴ることで、ヘイトを散乱させ、BCと関係を持たずに、吊り対象を増やすことでBの吊り回避を狙う方がメリットが多いといえます。

注意点があります。ただ、あくまでメリットが多いだけです。
メリットが多いというのを逆手に取った立ち回りもあることを知っておきましょう。

⚫序盤に話した 例外*について

会話のログが残らないわんにゃいと人狼特有ですが、「会話を同時進行しない方が良い」といったマナー的なものが存在します。
ABが会話中に、CがAに殴りを入れることで、「Cは別の人を殴れば?」といった指摘が入ってしまうことがよく見受けられる。
これが僕の言っていた 例外* ですね。周りの持論に則ってプレイすることにも価値があり、良い印象を保つことに繋がるため、上記した状況であれば雰囲気に合わせて動くべきですね。

僕は、ABの会話が不明瞭、不毛だと感じれば、ABが会話してようが何してようが構わず殴りかかりますが😺

まとめ

殴り方では、「疑問に思う部分を指摘する」「思考矛盾を指摘する」※質問でも議論に派生させることが可。
殴る位置では、例外を含め、どのような目的が存在しているのか、殴るべき位置を解説しました。

実は、殴り方 には 様々な手法があり、人によってかなり違った殴り方が存在しているため、プレイスタイルを確立させる第1歩として、自分なりの殴り方をいくつか持っておくといいかもしれませんね。

次回は、起点作り と 起点にされた時に良い印象を保つ方法 について投稿したいと考えています🤷🏻‍♀️

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