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武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第12回 上町達也さん 8月3日

8月3日、大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース CL特論Ⅱでは secca inc. (株式会社 雪花) の代表取締役を務める上町 達也さんのお話を聞きました。
ローカルベンチャー最前線と呼ばれるsecca inc. (株式会社 雪花)は、最新テクノロジーと伝統を結びつき、人の心を動かす物づくりを念に工業製品の企画・デザイン・コンサルタント・自社製品の開発・製造・販売を行っています。

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seccaの「伝統、と、先端。」
seccaものづくりは、伝統や歴史から学びつつ、精華を抽出し、最先端のテクノロジーを用い、過去と現在を結びつき、新しいカタチを創造し、未来へ繋がっていきます。

「secca、と」の概念
seccaの概念は「と、」という考え方にあります。それは昔、美術や音楽、工芸などの文化はクライアントとクリエイターの信頼関係のもと、共同で生み出されてきたというものです。ですので、seccaもそのもとでクライアントの「ために」ではなく、クライアントと様々なプロフェッショナルと一緒に創作を行い、今までになく、そして本当に価値のあるものを生み出したいと考えているのです。

seccaのプロジェクト

合鹿椀
木の年輪をデジタル化し、そのまま再現する自然とテクノロジーの融和である合鹿椀

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「料理から器を考える、器から料理を考える」
金沢の雨を料理へ、料理の特性を生かしながら自然環境・風景と融和する器のデザイン。

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雨の音を聞きながら、シェフの手による「雨の風景」をみながら、目の前で料理が完成します。
空間、器、料理といった体験を一貫するのは食体験のあるべき姿ではないかと上町さんが提案し、飲食店をつくりたいことは起業のもとになります。

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