武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論Ⅱ 第9回 デイビッド・佐伯潤さん 7月13日

CL特論Ⅱ授業第9回では、国士舘大学 防災・救急救助総合研究所の デイビッド・佐伯 潤さんのお話を聴講しました。

「失敗とは判断しないこと」

事前課題として、「市ヶ谷キャンパス1階 無印良品の店舗に立ち寄ろうとするところ、店内飲食スペースに滞留中のお客さんのうち4名が倒れ、2名が嘔吐、1名が助けを求めてふらふらとエントランスに向かってきています。」という状況が渡されました。その時に、あなたはどのような行動をとるべきですか?外国人として日本の避難訓練や消火訓練を経験したことがありませんが、緊急事態にあって119番を呼ぶことはわかります。

災害対応にあたっては100%の正解がありません。しかし、失敗というのは、判断をしないことです。

そして、防災・救急の際には絶対的な3つのルールがあると言います。
1)自分自身の安全が最優先
2)復旧・復興後の役割も意識する
3)個人の無謀が被害を広げることを忘れないことです

防災グッズは揃えるだけでなく、使ってみることも重要です。災害発生時だけではなく、他に様々な危険が潜んでいるため、各種災害について正しい知識が必要です。

訓練の重要性
外国人としては、最初に日本語学校にいる時、最大2回避難訓練を受けたことがあります。しかし、先生たちも学生たちも緊張感を持っているとは言えません。今回の講義で防災について非常に重要なことを習い、再び訓練を受けたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?