#ぬきラジ2 で採用されたメール全文

架空のASMRレビューを送ってみようのコーナー。
メールを送る前に少し削った。でも本編採用されたら中略された。
と、思ったら全部読まれた。
言いたいことは、PTRは許さない。と言うこと。
以下、メール。


正直な話、私は普段から音声作品を聴く習慣を持ち合わせていなかった。

私はパイズリが好きだ。
ゲームやマンガで、巨乳キャラがメインなのにパイズリシチュが無い事を知ると、激怒しながら泣きシコをする。

これをPTRと言う。

私はパイズリが好きだ。豊かな双丘に埋まりし我が相棒を眺め、幸福と興奮を得る。


音声作品では、その相棒を直接眺めることができないのだ。
その事実は、私を音声作品から遠ざけるのには十分すぎる理由だった。
そんな私を音声作品沼に堕とした悪魔のファイルが、今回レビューする
「若妻ギャルビッチママの新婚生活 ~早朝の仕事編~ 」だ。

資料作りで毎夜終電帰り。それでも朝は等しくやってくる。
大事な会議で朝5時に起きなければいけない主人公。
しかし、主人公にとっての朝は、暖かさと優しさに包まれていた。

「ほら、起きて?今日は頑張る日なんでしょ?」
その甘いアルトな音色は、朝を彩るには十分すぎる。

「起きないと勝手に始めちゃうわよ~?あなたの大好きなパイズリ。」

その一言を初めて聴いた時、私は「起きろ!!俺!!」と声に出した。
しかしそれは愚行だったのだ。寝ているからこそ、私は瞼を閉じている。

「うん、今日も元気一杯だわ。体調も万全ね。」「よい……しょ!」

その瞬間、私の両耳は豊かな双丘に埋まったのだ。

今まで相棒を眺めていることしかできなかった私が、私自身が相棒とひとつになれたのだ。このシンクロニズムは、人の形を保つことができない領域へと侵入していく。
母性があるのに、ギャルでエッチで……しかもパイズリ。何度聴いても色褪せることなく、私を奮い立たせてくれる。
気づけば毎朝5時に起きている。出社は8時で、しかも在宅勤務なのに。

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