fripSide第2期を終えて

2022年4月23日、24日に行われたSSA公演をもって、第2期ボーカル南條愛乃が卒業を迎えた。

ライブ中に感じたこと、そしてこれからのことをできる限り簡単にまとめていきたいと思う。

 曲振り返り
~day1~
・開演前
まさに5年ぶりのSSA。当時は初めてアリーナ規模のライブに参加したこともあり、入場時かなり興奮したことを覚えている。
今回は、とても冷静に会場全体を見渡すことができた。BGMは、なんと今までの洋楽セレクションではなく八木沼悟志自身が携わった楽曲セレクションだった。
しかし、今流すということは本公演中に演奏は……と、気づいたオタクも多く、多少複雑な気持ちになった。私はwhite relationが流れた時点で終わりを遂げた。(大全……リスアニこれだけは許さんからな。)

・開演
stay with you の2verを繋ぎ合わせOP。気分はまさに卒業式の列席。背筋を伸ばし、深呼吸をしながら集中力を研ぎ澄ませる。

1発目はやはり代名詞 only my railgun

そこから超電磁砲が3発連続炸裂。もう今日はパチンコデーか!?なんて思いながら、最後となるfuture gazerに別れを告げた。この街をわかめに染めることなく、しっかり茜に染めてくれた。

trusty snow
ありがとう。それしか言えない。でんぱ組対バンでのZepp Sapporoで1曲目にやったあのやらかしは忘れない。隣のでんぱ組のファンに「とりあえずオレンジ振っとけば大丈夫ですからw」とか言ってる奴がいきなりペンラを白に変えた時の心情。忘れない。

Heaven is a Place on Earth   ~ way to answer
この辺りから、今日はシングル一気に消化する気だなと思った。


last fortune

完全に油断しているところに急所を責められた。ありがとう。ありがとう。a2cギター聴きたかった。それでもありがとう。

fortissimo -from insanity affection-
死んだ。そして、電飾がしっかりピンクと緑でタイアップ元の作品をしっかりと踏襲していて感動した。ありがとう、サクラ。


whitebird

もっと尺とってもよかった、最後だし好きなだけ20分ぐらいインスト聴かせてほしかった。そしてボーカルは過去一番の声量だった。最後だから、行っちまうんですか。

Colorless fate
聴けると思ってなかった。南條×八木沼のデュエットを聴ける機会は真に最後であることに気づいた。

sky
優勝。

少し割愛して

Band inst!!!!!!!!!!!
2015のSSAを我らがDJ HENTAIと供に演奏。やはりバンドが強い。バンドに魅力が無かったら、俺はここまでfripSideにハマれていなかった。本当にありがとうございます。

割愛

white forces → 1983
シュヴァルツェスマーケンをありがとう。本当にありがとうございます。最後に、シュヴァルツェスマーケンを感じさせてくれてありがとう。なんか、すごい勢いで倒れかけのままステージ上に指を指していた記憶がある。本当にありがとう。

magicarideありがとう。でもついでにcresc.やってほしかった。

Hesitetion snow → fortuna on the Sixteenth night
頭おかしくなった。これがアベレージ低いと思ってる関係者がいたってマ????もっと聴きたい曲いっぱいある。でもしょうがない、時間も体力もいろいろ有限なんだ。


割愛してday1終わり。全然簡単にまとまってない。


~day2~既に全身満身創痍。痛みとの闘いだった。
長いのでさすがにいくつか取り上げる。


pico scope -SACRA-
やtttttttttttttttttっと回収できた。横アリ公演の円盤を観てから、ずっと大好きな曲の1つだった。最後の最後に聴くことができて、本気で嬉しかった。相当動いた。

Band inst
もうね、最高の最高。ほんとにいいライブでした。何度も変わる曲調・ビート。時に洋楽チックな雰囲気はDJ HENTAIらしさを感じることができた。ツインギターはいいぞ。あとオタクは横揺れのノリを覚えろ。

final phase
リリース直後の札幌公演でおあずけを喰らったまま早数年。ようやくヨシ!された。長かった。やっぱ転調の入り方で頭飛ぶ。

memory of snow / passage /late in autumn
鬼のB面コーナー。B面を意味するflip sideが名前由来の通り、fripSideはB面が鬼強いことを知らしめた。個人的にはautumnのシンセが聴けて本当に嬉しかった。

infinite synthesis
冒頭のバラード調からaccelし一気にデジタルに弾ける曲調に、初めて聴いた当時かなり驚いたことを覚えている。そして、ここでついに第3期ボーカルの2人が登場。待ってた。新たな伝説の幕開けを俺は今、目にしているのだ。

dawn of infinity
第3期始動。まず踊ってることに驚いた。ってか普通に歌うめえ。このサウンドで、この歌声で、違和感など何もない。これはfripSideだ。と、安心した。緊張した姿も、数年後には笑いながら語れるようになれると願って。

Dear All
あれはダメだ。ダメ。無理無理。はい、泣き。

LEVEL5 -judgelight-
いつも通りsatコーラスを指さそうと思ったら、泣きそうで歌えなくなってた。無理です。そんな姿見たら、無理です。はい、泣き。

曲振り返りは、以上とする!


・ 曲以外で感じたこと、これからのこと。
本公演の南條愛乃は、かなり腹筋を使って声を張り上げながら歌い上げていた。最後だから、なのか。最後だからできたこと、なのか。声を枯らすことなく、最後の最後まで歌いきってくれた彼女に、最大の感謝の意を表したい。
day2のHeavenは、全てを目に焼き付けたい思いが強まり、一度も目を逸らすことなく南條愛乃を見つめてみた。改めて、あぁ、やっぱりこの人が好きなんだなぁって、思った。そう思ったら、案の定泣いた。思い出したら今書きながら泣いた。

第3期に向けて
まず、半分アウェイのような状況のSSAで、初ライブをよく乗り切りました。いろんな意見をネットで見かけるが、そんなものはどうでもいい。今は褒めることしかない。本当に素晴らしいパフォーマンスでした。fripSideの新しい可能性を、夢を見せてくれると信じてます。

総括
いい卒業式だった。いつかまた、fripSideと南條愛乃の活動がcrossroadsすることを期待しつつ、このまとめを締めたいと思う。

fripSide第2期のおかげで、
たくさんの友人ができました。
たくさんの思い出ができました。
たくさんの感情と出会いました。
感謝しきれません。
本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。
南條愛乃さんと、fripSideの今後の素晴らしい活動がさらにたくさんの人々に届くことを願って。


2022年4月25日

てぃがりん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?