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ビットコインETFと NFT についての考え



投資家グリーンです。


ここではビットコインETFとNFTについて、現時点での自身の考えをアウトプットしていきます。


それでは!




【ビットコインETFについて】




まずSECからの認可を待つビットコインETFですが、結論からは今後も投資対象にはなり得ないモノと認識しています私。


なぜなら、本質や保有リスクはビットコインと変わらないからで、詳細については主に下記3点を挙げます。


1、根っことなるビットコインそのもの由来リスクが腹落ちしないこと

ビットコインリスクイコール同ETFリスクでもある為、腹落ちのする投資対象ではない事が一つ目の理由です。


現在、ビットコインマネロン側面の顕在化が進み、同時並行で世界的規制が進む今、投資対象にする事が出来ないことは従前から変わりありません私の中で。


また、よく言われている『ビットコインやUSDTは大きすぎて潰せない論』というモノがありますが、ここへも世界規制はメスを入れていく旨の声明を発表しています。


詳細は、2021年4月に開催された『20 か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明』にて語られている下記一文がそれを証していると考えています。


画像1

(出典:財務省



加えて、24時間365日ハッキングリスクに晒され続ける日々、私には耐え難いこともまたその一理由です。


上述リスクやおやんちゃな暗号資産交換業者への対策として、自身で別ウォレット保管策もありますが、そこまで個人が対処するメリットや理由を見出せないですし、FATFにカ●中のカ●とばかりの評価を受けている同業者達の怠慢もまた、顕在化していると考えています一リスク要因として。



2、出口戦略を確立させる事が出来ないこと


どんな投資においても出口戦略は必須なモノですが、今ビットコインETF投資においてもそれは同じ事、同じ帰結かなと。


一出口戦略は法定通貨への交換ですが、バイナンスを中心にして銀行や送金業者が門を一部閉じ始めています。


バイナンス

(出典:コインポストさん



こうした、ビットコイン及び暗号資産交換業者から法定通貨への道が世界的に閉ざされてしまう流れになった場合、同ETFからの資産流出もまた同時並行して起こることが予測されます。



上記は一部ですが、世界規制の高まりが加速することによるビットコインリスクの高まりが、同ETFからの資金流出に繋がり、結果、早期償還となる可能性を感じるのですね。



3、税金面改善は本質的改善ではないこと



最後3点目、よく言われるのが、ETFが承認されることで機関投資家の参入が期待され、かつ懸案の税分類たる雑所得が分離課税へステージが変わることを多くの方は期待されているようです。


確かにこれはポジティブ側面ですが、今側面もまたビットコインリスクと背中合わせであり、上述した進む世界規制次第では、税金歓迎論はETFからの資金流出と共に厳しい展開になることが予想されます。



以上、要はETFと姿を変えてもその本質的リスクは変わらないというのがビットコインETFに対する私の考えです。




【NFTについて】


続いて今話題のNFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)ですが、これも同じく投資対象と判断していません。



理由はシンプルに(投資)価値を見出す事が出来ない、この一点に尽きるのです。


以下、簡単ではありますが私が認識しているNFTリスクについて、4点挙げてみます。


1、NFTリスクに気付いたきっかけ

今年に入りNFTが盛り上がりを魅せていますが、まるで降って沸いたような、まるでお祭り騒ぎ感も一部からは受けており、今思えばここが最大の警戒ポイントでもありました。



そう、おやんちゃ界隈の面々がツイッターで騒いでいたのですね。


これを見て、『あぁ、これはあかんやつ』と、直感的にインプットした上で重ねた同リスクとして下記3点を続けて挙げます。



2、法が未整備であること


暗号資産やステーブルコインでさえ世界的な法規制、すなわち投資家保護が未整備な現状、これ以上のリスクを一投資家として負う必要性を感じないこと。


以下、弁護士の方々がNFT法整備関連の要点をまとめておられますが、投資としてこれを見た時、法のみならず市場も未整備とも言える対象に飛び込むメリットは見いだせない、そう考えます。

~第2回 【弁護士が解説】 NFTは金融規制上どのような法的位置付けになる?



3、ハッキングリスク顕在化


上述したことにも通じますが、すでにNFTに関するハッキングが起こっています。


ご自身のリスク許容度が許すならどうぞ、そういった具合かなと。




4、出口戦略未整備

最後4つ目、あるNFTへ投資をしたとして、私はその投資出口戦略を描くことも出来ませんし、仮に投資をしたとして、利益が乗った時点まで法定通貨と交換出来る市場が残っているとは思えずで。


とはいえ、NFT市場は盛り上がっていき、市場参加者は増えていくのでしょうけど、見方如何では暗号資産投資以上のハイリスクであると認識している為、投資対象にはなりません私の中で。



【最後に】




今日はビットコインETFとNFTについて、現時点での自身の考えをアウトプットも兼ねて記してみました。


突然出てきたモノ、向こうから出てきたモノには飛びつかず、投資対象であるのか否かの判断材料にありがたく使わせて頂くのも一案で。


それにより、自投資経験を高めることに利用させて頂くのが自身内の最適解ですビットコインETFとNFTは。


新しいモノの裏にあるリスクをしっかり咀嚼し、かつ意識してアウトプットすることで、自身の投資ストーリーやリスク許容度の再確認や再認識の意識固めにも繋がっていきます。


結果、自身に与えられた時間を有効に使うことが出来、かつ設定した投資出口へ到達する為の道から脇道へそれることなく、まっすぐ歩いていくことが可能。


ビットコインETFが認可されたとして、本体のビットコインがダメとなれば還流する投資資金はどこに流れるのか、同ETFの行方やNFT関連よりここが個人的には重要と考えており、そうした対象へ今後も私は投資をしていきたい、そう考えています。


常に思考停止せず、自分を疑い、取り残される事のないように動いていきましょう。


以上、この記事が読んで頂いた方々のお役に立てば嬉しいです。お読み下さりありがとうございます⛄


何か質問等ございましたらこちらまでご連絡下さい。

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