【PJCS2022マスター優勝】レジギガスデッキ解説【全文無料】
初めまして。ヤマノタケルことバツローグです。
本記事ではPJCS2022マスターで優勝したレジギガスデッキについて簡単に語ろうと思います。
構築の幅が広く、まだテンプレが定まっていないデッキタイプなので是非参考にしてください。
初投稿で不慣れな文章ですがよろしくお願いします。
本記事のレジギガスデッキに関しては全文無料ですが、お布施したいとの要望があったので有料部分も設置しております。ご了承ください。
1.環境予想とデッキ選択過程
〇環境予想
以下が私が予想したTier表です。強さよりも全体数の割合を重視して考えています。
CL横浜後のシティリーグの結果を見ていましたが、大きなメタの変化は感じませんでした。
突出すべき点は、
・CL横浜でのヨネタクパルキアが出回り、完成度の高いパルキアのシェア率が増えた。
・ダークファンタズマ収録のヒスイゾロアークデッキが出現した。
・JCS直前にターボディアルガのデッキが話題になった。
ヨネタクパルキアはパルキアの短所を補い、長所を活かすことに特化した構築になっていて、記事を読めば誰でもパルキアを使いこなせるようになっていました。
その反面、特定のデッキに対するメタカードが多く削がれていました。
また、この記事の影響で(かはわかりませんが)雷を軸にしたデッキが減少しました。
ヒスイゾロアークは、パルキア以外には有利を取れるデッキとして台頭しました。
ヒスイゾロアークVのうつろがえりでディアンシーを壁にして、ヒスイゾロアークVSTARで相手のVを3体倒して勝つコンセプトが主流で、クロススイッチャーでディアンシーをスルーできるパルキアには不利と言う認識です。
ちなみにヒスイゾロアークは闘弱点なのでレジギガスデッキを使う上ではレジロックでギガインパクトしてるだけで勝てます。
ターボディアルガの台頭は頭を抱えました。
盤面展開を軸とするパルキアやミュウに対し、高速でスタークロノスとセイボリーを組み合わせることで一気に4面除去を行い、盤面復帰される前にサイドを取りきるデッキ。
強力なデッキだと思いましたが、幸いにもJCS直前の台頭だったためシェア率は少ないだろうと予想していました。
最近の話題で知らない方もいるかと思いますので、参考にしたレシピを掲載しておきます。
これらを踏まえた上でのデッキ選択過程です。
〇デッキ選択過程
まず確実に当たるであろうパルキアとミュウには五分以上を取れるデッキを選択したいと考えていました。
最初はパルキア、ミュウ、裏工作アルセウス、レジギガスの4択でした。
パルキアとミュウはプレイングがかなり緻密で、毎試合完璧なプレイを続けられる自信がなかったため断念。
裏工作アルセウスもレジギガスもデッキの完成度は高かったと思っていますが、直前の練習で環境デッキにバッチリ勝ちきれるわけではないので悩みました。
その結果、ほぼ既存のレシピの流用である裏工作アルセウスよりも自分で時間をかけて構築を考えたレジギガスの方がデッキへの理解度が高く、当日のミスが少なくなると考え選択しました。
2.レジギガスデッキの特徴
まだあまり環境に出回っていないレジギガスデッキにどういった特徴があるのか深く考える必要があります。
特徴を把握することで強み・弱みを知ることができ、デッキ構築の際どういったアプローチをするかに繋げることができます。
(元々私はメタ外のデッキや新弾のカードを軸にしたデッキを1から作ることが多いのですが、デッキを作り始める前にこの過程を踏んでいます。
デッキの方向性が事前にはっきりしていると初期段階から綺麗なレシピになりやすいです。)
①.主要ポケモンが全員たね非ルール
非ルールで構成されたデッキの大きな強みは、相手は(種切れ以外で)ポケモンを6体倒さないと勝利条件を満たせないことです。
相手のデッキがVやVMAXが軸になっていると、倒すポケモンの数に差が出るのでサイドレースで有利を作りやすく、巻き返しも図りやすいです。
また、レジは全てたねポケモンなのでサーチカードの配分に困りません。クイックボールやキャプチャーエネルギーで全てのポケモンをサーチできます。
そしてレジデッキならではの特徴として、全員たね非ルールにしてはHPが高く、パルキアに入っているかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん等のばら撒き耐性を持っています。
ただし、Vの高火力を前にするとバトル場のポケモンは簡単に倒されます。他にもコオリッポのブロックフェイスなどの明確な弱みもあります。
②.アタッカーが6種類
デッキに入れる主要ポケモンが全てアタッカーになります。その数なんと6種類以上。(今回紹介するデッキのアタッカーは6種類のみ。)
何故全てアタッカーになるかと言うと、レジギガスのこだいのえいちは好きなポケモンに好きなエネルギーをトラッシュから加速できる特性であるため。
6種類分のタイプとダメージ、効果があるため、相手のデッキや状況によって技を使い分けできるのがレジギガスデッキの最大の強みです。
しかも環境ほとんどのポケモンに刺さる技を持っている・・・!
ただし各ポケモンの必要エネルギーのタイプも違うため、レジギガス以外の全員の技発動の条件を満たすオーロラエネルギーの存在が重要になります。
また、レジギガス以外のレジの技は全員色エネ×2+無色エネ×1で統一されています。
つまり、必然的に早期にオーロラエネルギーを2枚トラッシュに集める必要があります。
さらに話を発展させると、特殊エネルギー中心の構築になるため、ジュラルドンVMAXやシンオウ神殿の対策も用意することになるでしょう。
③.エネルギー加速手段はこだいのえいちのみ
先ほど述べた、毎ターントラッシュから好きなエネルギーを3枚好きなポケモンに加速できる破格性能の永久機関なこだいのえいちですが、前提としてエネルギーをトラッシュに集める必要があります。
そして厳しい発動条件として、自分の場をレジ6種類で埋める必要があります。
レジデッキはエネ加速をこだいのえいちに頼りきっているため、攻撃の皮切りには6種類のレジをどれだけ早く埋められるかに全てが懸かっています。
継続して攻撃し続けるためにも盤面をレジ6種類で埋め続けることを想定しています。ただし、今の環境はレジデッキ以外にも全力でベンチ展開するデッキが多いため、展開を妨害するカードが入っています。
レジもその影響をモロに喰らうため、妨害される前提で早期に安定して盤面復帰できるかが課題になります。
具体的に妨害としてあげられるのは、
・レジを除去される
→レジを倒す、セイボリー、崩れたスタジアム
・同じレジを盤面に出される
→やまびこホーン
・ベンチ枠を制限される
→崩れたスタジアム
主にこの辺りです。
強みと弱みをまとめると、
レジデッキの強みは他のデッキより突出しているので、強みを伸ばすより弱みを如何に補うかを構築段階で意識していきます。
3.デッキ解説
〇デッキ構築の際に意識した事
構築の際に意識したことはどれだけ勝つためのカード(こだわり、雪道、ボスの司令等の展開の役に立たないが勝利を決める重要なカード)を採用しながら盤面展開とエネ集めを安定させられるか。
そして、唯一の特性による展開補助を行えるポケモン、レジドラゴのりゅうのひほう。
りゅうのひほうによるドロー枚数を増やしやすいかは採用/不採用の大きなポイントです。
したがって、今回の構築はりゅうのひほうをプレイする前提で組まれていると言うことを意識すると、立ち回りも想像しやすいかと思います。
〇採用/不採用カード解説
・ポケモン
同名レジはデッキの性質上、極力盤面には出さないようにしたい。また、手札にいてもりゅうのひほうの邪魔になるので各2投。
最低限の枚数なのでトラッシュにもあまり溜まらず、相手のやまびこホーンのケアをしやすいこともメリットです。
対パルキアやスピード雷エネルギーを意識してか、レジエレキを3投してる構築が多く見られました。個人的には、対パルキアでもずっとレジエレキで攻撃する訳では無いし、釣竿4投だとレジエレキの供給が追いつかないといった状況にはあまりならなかったので3投する必要は無いと感じました。
レジドラゴ(ドラゴンエナジー)・・・主にミュウのゲノセクト対策だと考えられますが、このデッキは雪道多投なのもあり、元々ミュウに有利を取れているのでこれ以上有利なカードを積む必要がないと考えました。
それとりゅうのひほうのレジドラゴは常に盤面にいて欲しいのでそちらを優先する形で不採用。
・エネルギー
エネルギーは多すぎるとりゅうのひほうの邪魔になるので少なめの計11枚です。
その分サーチと圧縮を兼ねるエネくじを採用。
オーロラエネルギー2枚+適当なエネルギーさえあれば毎ターン攻撃できるためオーロラエネルギーは4投です。
あとは適当なエネルギーにどれだけの価値があるかで判断しました。
スピード雷エネルギー・・・2ドローはできますが貼り先がレジエレキ限定なので評価は高くないです。とは言え雷エネルギーとしての価値もあるため2投。
パワフルエネルギー、ツインエネルギー・・・展開補助の観点では役に立ちません。また、これらがあることで勝負が決まる状況が限定的なため低めの評価。
・スタジアム
崩れたスタジアムやシンオウ神殿など、張られたらコンセプトが崩壊するレベルのスタジアムが存在するので、すぐ割れる程度の枚数が必要です。
上記の妨害スタジアムはピン挿しが多い+こちらのスタジアムはマリィで温存できるため最低限の4投。
頂への雪道・・・ほとんどのデッキに対してどのタイミングで張っても影響を与えられるため多めの採用。
早めに張って相手のリソースを使わせることで、テンポが間に合ったり妨害札を使う余裕を無くすこともあります。
特に不利なアルセウスジュラルドンに対してリソース管理が楽になるのは大きいです。
コトブキムラ・・・ピン採用なので基本はスタジアムを剥がす枠ですが、初手事故のリスクを減らせるため採用。
嵐の山脈・・・レジエレキとレジドラゴをサーチできますが、そもそもレジエレキとレジドラゴは率先して盤面に並べたいカード。ボール等でレジエレキとレジドラゴを並べてから引いたら腐るし、中盤以降も困らないぐらいボール類が入っているので不採用としました。
・サポート
ドロサポ9(+ポケギア1)と既存の構築より少し多めの枚数。
展開する中でドロサポが続かないと攻撃することもできないため多めの枚数にしました。
マリィ・・・釣竿、回収ネット、雪道、ボスの司令等捨てたくないカードが多い時にリフレッシュできるカードとして高めの評価。対面はレジのHPが低いので要求が低い状況が多く、手札が多い状態で番を返すことがよくあるので刺さりやすかったりします。
シロナの覇気・・・シバとの選択です。手札のリフレッシュはマリィで代用できることと、手札の圧縮を行いやすい構築なので純粋に引ける枚数が多いシロナの覇気を優先しました。
クララ・・・マリィで釣竿をキープしやすい構築になっているため不採用。
・グッズ
レジデッキの構築で大きく違いが出る箇所だと思います。
りゅうのひほうのドロー枚数を増やしやすくするため多めのボール採用です。
キャプチャーも4投でレジゲートもあるため過剰な枚数ですが、中盤以降に釣竿で戻したポケモンを即サーチしたいので常に使い道はあります。
エネくじ・・・オーロラエネルギーを集めるのが主な役割です。キャプチャーエネルギーになって展開したり、ピンのツインエネルギーを探しに行けるのも優秀です。
釣竿・・・レジが最低限の枚数なのですぐにトラッシュから回収できるように4投。
回収ネット・・・入れ替え兼こだいのえいち連射兼やまびこホーンのケア。りゅうのひほうのためにやむを得ず同名レジを並べても4投なら回収しやすいです。
風船やあなぬけのヒモも強い動きをしますが、回収ネットの柔軟さを優先しました。
ポケギア・・・ドロサポを増やしすぎるとりゅうのひほうのドロー枚数が減るのでピン採用。ボスを探せる唯一のカードなので余裕があれば終盤まで温存したいです。
トレッキングシューズ・・・圧縮を進められるグッズですが、トラッシュしたくないカードが多く、思うように圧縮が進まないため不採用。
こだわりベルト・・・どのデッキ相手でも使うカードなので61枚目を考えるならこだわり3枚目だと思います。ボスで狙われるリスクはもちろんありますが、先張りできるカードなのも込めて妥協の2投。
ばつぐんグラス・・・お守り入りのパルキアが減り、その分ツールジャマー入りが増えたため、入れる必要がなくなりました。
4. 基本的な立ち回り
何度も言いますが、どのデッキ相手でもレジを6種類展開し、エネルギーを集めることは絶対条件です。
そのためにボール類でエネルギーを捨てながらレジを展開し、ドロサポから引いたボール類でさらにレジを展開するのが基本的な立ち回りです。
そしてドロサポを引かない時の中継役になるのがレジドラゴのりゅうのひほうです。
手札を極力減らし、ボールで余分なカードを捨て、りゅうのひほうのドロー枚数を増やしてドロサポに繋げる動きを心掛けます。
〇手張りの選択肢
こだいのえいちで加速できるから手張り先はどこでもいい!わけではなく、むしろ毎ターン状況によって張り先が変わります。それぞれに役割があるので非常に重要なプレイングです。
このターン、若しくは次のターン自分はどういった動きをするか予想して張り先を決めることが大事です。
(例えば後1で、バトル場のレジドラゴにとりあえず手張りするより、りゅうのひほうの後に回収ネットを使ってレジゲートをするために後ろのレジスチルに手張りする、など。)
倒されたり回収ネットであえてトラッシュに送るプレイングも念頭に入れることでさらに選択肢が広がります。
また、手張りするエネにも役割があります。
キャプチャーエネルギーやスピード雷エネルギーはわかりやすいですが、オーロラエネルギーも手札のエネルギーをトラッシュしたり、りゅうのひほうのドロー枚数を増やしたりする役割があります。
スピード雷エネルギーはレジエレキにつけることで2ドローできますが、この2ドローを過信せず、張り先のポケモンの役割を優先する方がいい状況もあります。
〇リソース管理
釣竿、回収ネットは最もリソース管理を必須とします。
こだいのえいちを発動できない状況として、
・同名レジ2体がトラッシュにいる間
・同名レジ2体が盤面にいる間
が挙げられます。この状況が解決しない限りレジは攻撃し続けられません。
また、レジデッキは縦引きが中心のため、やむを得ず釣竿や回収ネットをトラッシュする場面が頻繁に起こります。
よって釣竿、回収ネットは極力無駄打ちをしない。無駄打ちするにしても残り何枚か把握し、この試合であと何枚使いそうか考えながらプレイすることが大事です。
私の決勝戦の試合がわかりやすい例になっています。
1戦目(16:30~)に20ダメージを追ったレジドラゴがアクアバレットで倒されることを嫌って回収ネットを使ってしまった結果、回収ネットが残り1枚の状態でやまびこホーンを使われ、レジドラゴが盤面に2体並ぶ状況になりました。結果的に4枚目の回収ネットを引いたからなんとかなったものの、あれは私のプレミです。
2戦目(33:27~)にオーロラエネルギーでレジギガスを捨てる前に釣竿を使ってしまったため、レジギガスを回収し損ねました。もう1枚手札に釣竿がありますが無駄打ちしたくないため残したら案の定やまびこホーンでレジギガスが2体並ぶ状況になりました。
これらの状況はリソース管理を徹底することで回避したり簡単な修正が可能です。
5.各デッキ対面での立ち回り
/各デッキの対レジで意識すること
ここでは各デッキとの主観的な有利不利と、対戦の鍵になるレジを挙げています。
その後に各デッキの対レジの立ち回りを列挙しています。
対策されたくないので箇条書きにしてやりました。へへ。(?)
VSパルキア
五分 / レジエレキ・レジスチル・レジアイス
レジエレキのテラスパークは120×2=240でパルキアVSTARをワンパンできないので、こだわりベルトが必要です。
試合のどこかでこだわりベルトを引きたい時に引けるかが勝負の分かれ目になるため、常に山札圧縮は意識します。
ツールジャマーや大きなお守り付きのパルキアはこだわりベルトがあってもワンパンできません。
ワンパンできないパルキアはレジアイスのブリザードバインドでダメージを与えつつ、逃がすかクロススイッチャーを要求させることで、次のターンの行動に制限をかける立ち回りをします。
マナフィがいない状態でパルキアがベンチにいたら、テラスパークで40ダメージ与えることでこだわり無しテラスパークのワンパン圏内に入ります。
レジエレキはインテレオンのアクアバレットで倒されますが、インテレオンはレジドラゴのきょだいなきばorレジスチルのヘビーボンバーで返せます。レジドラゴは死に出しりゅうのひほうをしたいので理想はヘビーボンバーです。
シンオウ神殿はすぐ剥がしたいのでなるべくスタジアムは温存します。
ゲッコウガを出されたり次のターンにスターポータルしてきそうなタイミングで雪道を貼るようにします。
☆パルキア側の対レジで意識すること
・レジエレキが攻撃し始める前にマナフィを置く。
・レジエレキが攻撃してきたらインテレオンで返す。
・シンオウ神殿とツツジはなるべく同じターンに使う。
・クロススイッチャー型ならツツジ+クロススイッチャーでレジドラゴを倒すと止まる可能性がある。テラスパークの返しが理想。
・序盤のエネルギーが集まっていない時やトラッシュに釣竿が多い時にセイボリーを使う。
・パルキアがワンパンされたら後続が続かなさそうな時にツールジャマーor大きなお守りを貼る。
VSミュウ
微有利 / レジギガス・レジスチル・レジエレキ・レジドラゴ
ミュウVはヘビーボンバー、ミュウVMAXはこだわりギガントブレイクでワンパンできます。
ドラゴンエナジーのレジドラゴが入っていないのでゲノセクトをワンパンできるのはレジドラゴのこだわりきょだいなきばのみです。
しかしオドリドリがいるとこだわり込みでもワンパンできません。
メロエッタをテラスパークで返し、ゲノセクトやミュウにばら撒くことでワンパン圏内のハードルを下げることができます。
雪道は当然刺さるので常に張り続けることを意識します。
☆ミュウ側の対レジで意識すること
・レジエレキが攻撃し始める前にオドリドリを置く。
・メロエッタのメロディアスエコー140を意識。
・タブレット×2サイコジャンプでゲノセクトを壁にする。
・ダメカンが乗っていないゲノセクトを育てる。
・崩れたスタジアムをシマボシ友達手帳で使い回す。
VSアルセウスジュラルドン
微不利 / レジギガス・レジロック・レジアイス
基本的にノコッチが入っていないので、アルセウスはレジロックのギガインパクトでワンパンできます。
おまもり付きはこだわりがないとワンパンできなくなります。
2体目のジュラルドンVMAXが育つと雪道やこだわりの残数が厳しいので急いでアルセウスを倒すことを意識します。
ジュラルドンVMAXは雪道+レジギガスのこだわりギガントブレイクでワンパンできます。
こちらのおまもり付きはワンパンできないので雪道を2回張る前提のプレイが必要です。
ジュラルドンがバトル場に出たらパーツが揃うまでレジアイスのブリザードバインドで遅延し続け、雪道を張るタイミングでマリィを使います。
雪道が尽きたらブリザードバインドでLO合戦になる可能性があるので途中から山札管理も念頭に入れる必要があります。
☆アルセウスジュラルドン側の対レジで意識すること
・後1トリニティチャージを意識する。
・お守りをアルセウスにつけるかジュラルドンにつけるかはケースバイケース。
・お守りジュラルドンが雪道下でブリザードバインドされた時用にスタジアムとすごいキズぐすりをなるべく温存する。
VSハピナスミルタンク
微有利〜五分 / レジロック・レジアイス・レジエレキ
ノコッチの有無で勝率が変わります。最近は入ってない構築が多いことが幸いですね。
ミルタンクはあまり脅威になりませんが、マント付きだとレジドラゴかレジロックでしかワンパンできません。
マント付きハピナスはレジロックの弱点込みこだわりギガインパクトでワンパンできます。
ワンパンできない間はレジアイスのブリザードバインドでダメージを入れつつ時間を稼ぎます。
ノコッチが出てきたらレジエレキのテラスパークでハピナス2体とノコッチの3面にばら撒いて倒すことを意識します。
サイドレースはゆっくりですが、セイボリーが複数回飛んでくるので釣竿の管理は怠らないようにしましょう。
かがやくゲッコウガが出てきたらすぐに雪道を貼ります。
☆ハピナスミルタンク側の対レジで意識すること
・ハピナスを前に出す時はマントもセットで出す。
・セイボリーで釣竿を消費させてからレジロックを狙う。
VS裏工作アルセウス
五分〜不利 / レジロック・レジエレキ・レジスチル
こちらもノコッチの有無で勝率が大きく変わります。
ノコッチがいるとレジロックのギガインパクトでアルセウスをワンパンできないのでレジエレキのテラスパークでばら撒くことになります。マナフィもいると直接ボスでノコッチを倒すしかなくなります。
さらに釣竿まで入っているとノコッチがすぐ復活してきます。
かと言ってアルセウスを狙ってもチェレンで受け回されます。地獄です。
ノコッチがいなかったらお守り付きアルセウスはこだわりギガインパクトでワンパンできます。
ノコッチもマナフィもいなかったらテラスパークでばら撒くことでこだわり無しギガインパクトでワンパンできます。
当然のようにインテレオンでサイド調整もされますし、セイボリーや崩れたスタジアムも飛んでくるため、それぞれケアが必要です。
☆裏工作アルセウス側の対レジで意識すること
・ノコッチとマナフィを早めに出し、ボスで倒されてもすぐ復活させる。
・レジエレキが攻撃してきたらインテレオンで返す。
・崩れたスタジアムはツツジを使うターンに張る。
・友達手帳でセイボリーやチェレンを使い回す。
VSターボディアルガ
不利 / レジアイス・レジドラゴ
ディアルガはどうしてもワンパンで倒せないため、レジアイスのブリザードバインドでダメージを稼ぎつつ遅延します。
普通に回られたら4面除去されます。地獄です。
バケッチャがいないと雪道が極端に刺さるので1ターン目から全力で雪道を狙います。
☆ターボディアルガ側の対レジで意識すること
・ブリザードバインド警戒ですぐに進化させずディアルガVのメタルコーティング→じかんだんぜつでサイドを取る。
・セイボリーとスタークロノスを同じターンに打ち、メタルブラストで4面除去。
・メタルブラストは1エネでレジアイス、2エネでレジエレキ、3エネで全てのレジを倒せる。
6. PJCS2022を振り返って
全体の試合を通して振り返すと運が良かったと思います。
裏工作ほど器用に動けないデッキなので、引きたいところでドロサポやこだわりを引いたり、エネくじをヒットさせたりする必要がありました。
今回はその噛み合いが良かった試合が多かったです。
悲惨なサイド落ちもなかったし、ガン不利デッキにも当たりませんでした。
それと、対レジギガスの立ち回りを相手が知らないおかげで拾える試合も多かったです。
JCSでかなり話題になったのと、この記事の影響で対レジの研究が進むためこれからも結果を出し続けられるかはわかりません。。。
予選3戦目のアルセウスジュラルドン戦は、時間切れ直前で相手が降参されました。申し訳ない気持ちと感謝の気持ちをここで綴っておきます。
インタビューの通り、当日は優勝した実感がなかったです。
元々私は調子に乗るとプレイに甘えが出る傾向がありました。
今回は常に謙虚な気持ちで取り組み、欲望を垂れ流さなかったので1試合1試合に集中できました。実感が湧かなかったのはその取り組みの影響なのかもしれませんね。
決勝までは自分の中でほとんどミスがなかったと思っていますが、決勝はあまりにもプレミが多かったです。。。噛み合いもかなり悪かった。。
3戦目は特に相手の事故に助けられていただけだと思ってます。レジドラゴの逃げエネとか全然気付いてなかったし。。。
配信卓は魔物が住んでいる。。
最後に、調整手伝ってくれたチームライデンハウス、しらぬいに多大なる感謝を込めて終わろうと思います。
長々とご覧いただきありがとうございました。
本記事についての質問や誤字・脱字はDMで承ります。お気軽にどうぞ!
以下はおまけの有料部分です。ポケカ関係ないです。
私の大会当日使ったメイク用品の構築です。
大会で久しぶりに会った人ほぼ全員に顔変わったとか誰かわからなかったとか言われましたが、これを見たら変化の全貌がわかるかと思います。多分。
お祝い金とかメイク興味ある方だけ見てください。まじで需要ないのは重々承知しております。。
おまけ(有料部分)
無料部分でも申した通りここからは全くポケカに関係ない話です。
ここまで見てくれてる人はほとんどいないとは思いますが、一応有料部分なので全部紹介していこうと思います。よろしくお願いします。。
まずは当日使っていたメイクの一覧です。
左上から右下にかけて順番に使っています。
メンズメイクなので、いかに化粧してる感が出ないかを第一に考えています。
化粧水忘れてたのでそちらからご紹介!
・化粧水
IPSA / ザ・タイムR アクア
化粧水界の不動のTier1。
私の体感では普段ナイトケアで使用している無印良品の化粧水と大差ないですが、とろみがあるおかげでメイクが若干乗りやすいかなーって思ってます。
・日焼け止め
&be / UVミルク(スタンダード)
紫外線カットの効果はもちろんありますが、不自然なぐらい肌が白くなりますが、あとでパウダー塗るので自然な感じにはなります。
ノーファンデなのでトーンアップを日焼け止めに代役してもらっています。
伸びがよく、蜜柑の香りがするのでとても好きです。
夏場の日焼け止めはテカりやすいから日焼け止め効果のある下地に変えてもいいかも。
・下地
クレ・ド・ポーボーテ / ヴォワールイドラタンロングトゥニュ
皮脂によるテカりを抑えてくれます。脂性肌の私にはとても相性がいいので使用しています。
水水しい下地なので伸びがよく肌馴染みもいいです。
これも柑橘系のいい匂いがするのでお気に入りです。
・コンシーラー
ケサランパサラン / アンダーアイブライトナー
イエローコンシーラーを目元に使用しています。
私の目元のクマは茶クマと青クマが混ざったような色をしており、オレンジコンシーラーではなかなか消えてくれないので、さらに明るいイエローで隠しています。
ディオール / スキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 2N
青髭が濃い時に使います。
髭脱毛していますがまだまだ完遂しきれていません。
日によっては剃っても青髭が目立つ時があるのでこれで隠しています。
・パウダー
コスメデコルテ / フェイスパウダー 11
艶感が出るパウダーです。
以前はマット感のあるパウダーを使用していましたが、逆に不自然だと思い少し光沢のあるこのパウダーに変えました。
柔らかい粉で仕上がりもよく、コスパもいいので愛用しています。
・アイブロウ
ケイト / デザイニングアイブロウ3D EX-7
上と真ん中を混ぜて、眉頭と鼻のラインをなぞるように書いています。
これだけで鼻の高さが上がります。
マスクで見えませんが小鼻にもラインを書いています。
・涙袋ライナー
BBIA / オートジェルアイライナー 12クリームベージュ
amazonに売ってなかったので私が購入したQoo10から引用。
涙袋に塗ると自然にぷっくりした涙袋が生まれます。
書きやすさはまあまあですが色の相性がいいので愛用しています。
・アイシャドウ
3CE / ムードレシピ マルチアイカラーパレット SMOOTHER
こちらもamazonになかったのでQoo10から。
マット調のアイシャドウパレットです。
メンズメイクはラメ入りを使うとオカマみたいになってしまうのでマット調で統一しています。
ベースカラーとして左真ん中のカラーをアイホールに塗っています。
最近は涙袋ライナーの上にも軽く一塗りして自然な仕上がりを演出しています。
アディクション / ザ アイシャドウ マット 008トリュフ
こちらもamazonで無かったので公式から。
ベースカラーとグラデーションになるようなカラーを選択しています。
目尻に締色として使っています。これがあるかないかで目の深みが全然違うので必須です。
ブラウンアイシャドウはメンズメイクでもあまり違和感がないのでおすすめです。
・アイライナー
キャンメイク / 3wayスリムシェードライナー 01
極細アイライナーです。涙袋ライナーとして使用しています。
涙袋ラインに沿って書くことで、涙袋が強調されて目が大きく見えます。
ケイト / アイライナー ダブルラインエキスパート LB-1 極薄ブラウン
目尻ラインの延長線上にちょっとだけ書き足してデカ目効果を演出します。
濃いライナーではないのでアイライナー書いてる感があまり出ません。
・ハイライト
クリオ / プリズム ハイライターデュオ 01 クリームフィズ
最近購入しました。左の色を鼻の頂点の所と付け根の真ん中に使用しています。
ラメが細かいハイライトなので光沢のみを演出してくれて、メイクしている感があまり出ないです。
・シェーディング
&be / コントゥアペン
最近購入したペンシル型のシェーディングです。
顔の輪郭でどこを陰にしたいかペンで書いてぼかすだけなので非常に簡単です。
面長で顎部分をごっそり隠したい私にはぴったりでした。
シェーディングパウダーは個人的にあまり効果が見られなかったのでこれを愛用していきそうです。
・リップ
トゥー フェイスド / ピロー バーム リップ トリートメント
リップ下地です。リップを直接塗ると唇の皮が剥がれ落ちまくるので下地を塗って保湿しています。
縦ジワがなくなる魔法のアイテムです。
ケイト / リップモンスター 03陽炎
リンク先の物はミニですが私は通常サイズを使っています。
amazonに売ってないやつ多すぎでしょ!
ここ数年間欠品続きの大人気商品です。ティントじゃないのにマスクの下でも落ちない化物リップ。
元の唇に近い色を使用しています。
・フィックスミスト
クラランス / フィックス メイクアップ
メイクの最後に振りかけることで化粧崩れを緩和してくれます。
脂性肌のせいで化粧崩れしやすいので非常にありがたい一品。
以上です。
合計およそ45000円!レジギガスデッキ9個作れちゃうよ!!!
メイク用品にもこだわりがあるのでこんな金額になっていますがいくらでも安く済ませられます。
また、肌質やパーソナルカラー、顔の悩みも人それぞれ違うので私のメイクはあくまで参考程度にしていただけたらと思います。
わからない単語やメイクの質問があればDMでお願いします。
メイクの話ができる人があまりいないので紹介するの楽しかったです。笑
ここまで見てくれた方は極少数だと思いますが本当に最後までありがとうございました。
これからもポケカ頑張っていきますので応援よろしくお願いします!
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