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クロノスPerformance「代休管理機能」拡張リリース!

こんにちは、クロノスの小山です。
いつも当社製品をご利用いただきありがとうございます。
「クロノスPerformance」「クロノスPerformanceクラウド」(以下、クロノスPerformance)に標準搭載されている「代休管理機能」が6月5日(月)のシステム更新(Rev.3.30)で機能拡張されることが決まりました。今回の記事では、リリースに先行して機能拡張についてご紹介していきます。

「代休」とは

代休とは「休日労働が行われた場合に、代償として以後の特定の労働日を休みにする」ことを指します。3つのお休みについて、違いを下記にまとめてみました。

代替休暇と振替休暇、代休の違い

クロノスPerformance「代休管理機能」とは

「クロノスPerformance」の代休管理では代休は時間単位で集計することができます。付与・消化・消滅を管理できるため、従業員一人ひとりの代休状況が簡単に管理できます。集計結果は給与移行に反映させることや、帳票として出力することができます。
また、「クロノスPerformance」の「代休管理機能」では、振替出勤/振替休日の管理にも対応しています。代休が会社の独自ルールにて適用される一方、
振替出勤/振替休日の運用については労働基準法で定められています。

代休管理の機能拡張、どう変わる?

以下が機能拡張のポイントになります。

ここがポイント💡 日数による代休管理が可能に

従来の時間単位の集計のほかに、代休の「半日」「1日」での集計が可能になります。多くのお客様からご要望頂いていた集計単位で、これにより代休をもっと簡単に管理できるようになりました。
これにより、代休管理では以下のことができるようになります。

設定項目の追加|基本設定

代休管理の設定画面から「日数」による管理方法を選択できるようになります。

代休管理 基本設定画面|クロノスPerformance

適用する期間は「1日」「前半」「後半」から選択することができるようになります。

代休管理と連動した事由を登録する場合

事由の登録画面|クロノスPerformance
代休管理 日数を選択した場合の詳細設定画面|クロノスPerformance

代休管理の紐づけ、選べる2種類の紐づけルール

2種類のルールとは以下のことを指します。

代休/代振の組み合わせをチェックしない
画面上では「前半後半の組み合わせをチェックする」のチェックボックスにチェックを入れません。1日の割合の前半/後半を各0.5日として扱います。1日の休日出勤に対して午前半の代休を2つ紐づけるような操作を制限しません。

代休/代振の組み合わせをチェックする
画面上では「前半後半の組み合わせをチェックする」のチェックボックスにチェックを入れます。紐づけ時の組み合わせを下記のルールでチェックします。

  • 前半 - 前半

  • 後半 - 後半

  • 1日 - 1日 ※前半/後半を切り崩した紐づけも可能です。

1日の出勤に対して、前半/後半で代休を切り崩して紐づけした場合|クロノスPerformance
1日の出勤に対して、1日の代休を紐づけた場合|クロノスPerformance

日数管理、休日出勤消滅時の精算はどうなる?

代休に使用期限を設けていて、代休を取得できずに休日出勤が消滅した場合には、消滅した月内で休日出勤分の精算を行う必要があります。

※日数管理では、消滅した「日数」のみを出力することができ、日数を時間数に変換することはできませんのでご注意ください。

ここがポイント💡 管理の幅が広がり、使い勝手もパワーアップ!

代休管理を最大4面まで作成可能に

従来の最大作成数は2面まででしたが、今回の機能拡張で4面まで作成できるようになりました。
現在クロノスPerformance、クロノスPerformanceクラウドをご利用中で時間数から日数での代休管理に切り替えをお考えの場合は、並行運用が可能ですので、現在設定している代休管理(時間数)を直接設定変更するのではなく、新規で日数での管理設定を準備しておきつつ、任意のタイミングから、日数での管理に移行という流れを作ることができます。是非ご活用ください。

会社のルールにあわせて表記を編集!

「休日出勤」「代休」の名称を自由に設定できるようになりました。
ここで設定した名称は、帳票や、システム内の一部の画面、X’sion(クロッシオン)で表示されます。

名称変更画面|クロノスPerformance

事由の一括追加

事由登録画面内で、右クリックすると表示される「事由の一括追加」の項目に日数管理用の代休管理事由が追加されるようになります。

申請承認サービス「X’sion(クロッシオン)」ワークフロー機能との連携

代休管理を日数で管理する設定を行った場合のみ、残数に対して事由を紐づけて申請する際に事由を指定できるようになりました。

ワークフロー申請のイメージ|X’sion(クロッシオン)

クロノスPerformance上で、代休管理(日数)の設定をしている場合、X’sion(クロッシオン)にも代休管理(日数)で設定しているルールが適用されます。


今回はパワーアップしたクロノスPerformanceの機能をご紹介しました。いかがでしたか?今回ご紹介しきれなかった、その他のシステム更新情報は更新日より下記のページでご確認いただけます。

今後も皆さまの働くところにあり続けるために、進化し続けてまいります!

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