うたかたの詩(うた) [001]


     「revive」

絶望だけ抱きしめて生きては行けない
よみがえれ ぼくの魂

雨に崩れ落ちた憧れは
引き裂かれ 泥にまみれ うずくまってる
冷たく流れ落ちる 時の雫
ひび割れた傷口には ただ痛すぎる

雨上がりの雲が切れて
光の柱が降り立つ
暖かい風が届いたら起き上がれるかな

重く軋む心少しずつ
空っぽに解きほぐして
息を吸い込んで
よみがえれ ぼくの魂


氷よりも冷たい君の言葉
無意識に投げ返してた我裸素(ガラス)の破片
傷つけ合う衝動止められずに
愛しさを抱えたまま愛を吹き消した

嵐が過ぎた跡には
虚しさだけが疼いて
二度と太陽は地上(ここ)に昇るなと囁いた

重く軋むカラダ少しずつ
揺り起こし 這いつくばって
血潮を掻き立てて
よみがえれ ぼくの夢

絶望だけ抱きしめて生きては行けない
重く軋む心この両手で
抱きしめて 空を見上げ
息を吸い込んで
よみがえれ ぼくの魂

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