内定をうけて書いてみた

育英卒業生で、桐蔭横浜大学の岩下航くん。
2021シーズンのロアッソ熊本加入内定。
プロになれるかな、どうかな、って
思っていただけに、よかった、の一言。

彼は、熊本から、群馬にやって来ました。
JFAアカデミー熊本宇城の出身で
なぜか、その年、JFAニュースに進路情報が載っていて
熊本から、来るのか、と、びっくりした覚えがあります。

そして、育英に入ってから、彼を認識したとき
なんとなく、早生まれっぽい感じがしたんですよね。

まさかの正解。
4月1日生まれ。

彼の代は、前後の代と比べて、人数が少なくて
それもあってか、私が、新入生を覚えるのは、早かった。

いきなり、話は、3年生に飛びます。
チームは、インターハイ予選の4回戦で敗れたことで
インターハイ出場を逃しただけでなく
選手権予選が一次予選からになるという
私にとって、いや、チームにとっても
今まで、経験したことのない状況。
いろいろあったなか、無事に、決勝トーナメント進出。

そこで、起こったのが、航くんのケガ。
試合中に、救急車が来るほど、でした。

彼は、その後の予選を欠場。
チームは、苦しんだ末、優勝。
選手権本大会出場を果たしました。
航くんは、本大会に、間に合いました。
そして、準優勝。
懐かしい思い出です。

大学に入ってから、プレーを見る機会はありませんでした。
日程というものは、そう簡単には、合いません。

ようやく、見ることができたのは、去年の12月。
インカレ@柏の葉。
サイドバックという見慣れないポジションでした。
でも、育英の時と同様、上手かった。

そして、今日。
プロ選手になることが、決まりました。
彼いわく、小さい頃、見ていたチーム。
そんなチームで、プロ選手としてのキャリアをスタート。
これも、ひとつの幸せ、かもしれません。

彼のサッカー人生の中で、私が身近で見ていたのは
3年間でしか、ありません。
でも、その中で、たくさんの思い出が、あります。

またひとり、素敵なプロ選手が、生まれます。
私の楽しみが、またひとつ、増える。
そう思っています。







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