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進撃の就活DAY2 シリコンバレー流・企業分析

昨日のアウトプットは、自分で書いておきながら文章がうまくまとまらず、自分の考えていることをただ長々と書いてしまったので、簡潔にわかりやすく書くこと意識していきたいと思います。

2日目は、企業分析のために投資について勉強しました。戸村さんのお話は実例を交えてわかりやすくとても面白いこともあり、難しい内容ながら楽しくお話を伺いました。しかし、恥ずかしながら不勉強すぎなので、この機会を大いに活用し楽しんで学んでいきたいと思います。今日は難しい単語がたくさん出てきましたので、気合を入れてアウトプットしていきます。

まずは基礎をしっかり学んで、企業探しと投資のための資金調達から始める予定です。

1.企業の価値

就職活動をするにあたって多少は調べたりしたものの、その企業のビジネスの市場での位置や市場自体の大きさ、市場の将来性や出資元・投資家、時価総額までは見ていなかったので企業研究としてはまだまだでした。
企業のホームページや求人情報は、基本的に良いことしか書いていないのでしっかり調べて自分で見極めることが大切ですね。

まず、その企業の規模や価値を表す指標は時価総額です。
株価に発行済みの株式数を掛け合わせたものであり、買収や将来性の目安となります。つまり、時価総額(株価×発行済み株式数)が高い企業=将来性が高い企業と定義されます。売り上げを見てしまいがちですが、現在の売り上げが多いからといって時価総額(=将来性や企業価値)が高いわけではありません。

それでは、時価総額が高い企業の将来性はどこを見られているのでしょうか。それは、その企業のビジネスが攻めている市場の価値や将来性はもちろんのこと、その企業を誰が応援しているか?つまり、どんな投資家が投資しているか?ということです。

2.投資家の存在

成長している企業に投資家の存在は欠かせません。企業の成長を大きく後押ししているのは投資家の投資だからです。

・エクイティファイナンス(Equity finance):新しく株式を発行し、資金調達することで、自社の株式と引き換えに投資家から資金を得ることを指します。世界を変えている時価総額の高い名だたる企業が成長のために資金調達をしています。

・フォローオン投資:投資家でも上位10%を占めるトップ投資家と呼ばれる人々から創業間もなく投資を受けられれば、残り90%の投資家がトップ投資家に追従して投資してくれます。まずはじめにトップ投資家から援助を得られれば、以降の資金調達もしやすくなります。

トップ投資家は何を見て投資しているのでしょうか?

3.投資の基礎

トップ投資家がどんなことに投資しているかを見極めるには、まず投資の基礎を学ぶことからです。ビジネスモデルを2つ紹介いただきました。

スタートアップ(Startup):これから市場が急成長する企業ゆくゆくは上場するような企業で、未来に投資をするビジネスのことを指します。そのため、ベンチャーキャピタル(次に詳しく説明します)やエンジェル投資家*により発掘され投資されることで大きく成長し、リターンもどんどん大きくなるので成長すればするほど資金を集められます。そのため、いいループにはまれば爆発的に成長できるのが特徴といえそうです。

スモールビジネス(Small Business):既存の市場で自己資金や銀行から融資を受けてゆっくり成長するビジネスのことを指します。着実にコツコツと利益を出すので、中・長期的に融資を受けやすいのが特徴といえそうです。

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出典:田所雅之・著『起業の科学』

エンジェル投資家:創業間もないベンチャー企業やスタートアップ企業へ資金を出資する個人投資家のこと

(そこで私が気になったのがよく聞く「ベンチャー」という言葉です。違いについて調べてみると、「スタートアップ」と「スモールビジネス」は起業の形、起業も含んだ新規事業を総じて「ベンチャー」と呼ぶようです)

4.ベンチャーキャピタル(VC)とは

スタートアップ企業の紹介で出てきたベンチャーキャピタル(VC)についてもう少し見ていきます。

ベンチャーキャピタルとは、将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業に投資する組織のことです。銀行融資とは異なり、返済義務がないことや調達できる金額に制限がないことが大きいです。そのため、創業間もない企業の急成長に大きな手助けになります。しかし、融資ではないのにどのように収益を得ているのでしょうか?投資家などから資金を集めファンドを立ち上げ、将来性のある投資先を選び、経営支援を行って事業や経営を磨き上げ(管理報酬*¹)、企業価値を高めた後に、上場の際に株式を売却するなどで利益(成功報酬*²)を得ます。融資ではないというメリットもありますが、経営に指示があったり、収益を出さなければならないなど、もちろんデメリットもあります。

*¹管理報酬:ファンドの2~2.5%が VCに報酬として入ります

*²成功報酬:投資先が上場した際のリターンの差額20~25%が VC に報酬として入ります。(残りの75~80%は出資者に分配されます)

5.これから伸びる企業

実際、伸びている企業にはどのような特徴があるのでしょうか?

Airbnbを例に見てみると、Y CombinatorやSequoia Capitalなどトップの投資家10%が初期投資をしています。(フォローオン投資)

つまり、これから伸びる企業を見つけるには、トップ投資家が投資している企業に注目することが必要になってきます。そして、その企業がどのような資金調達ラウンド*¹であるのかも見極めが必要になります。ユニコーン企業*²を探すことも可能になります。

*¹資金調達ラウンド:投資家が企業に向かって投資を行う際に、その企業の段階をラウンド分けするのに用いる指標のことを指します。(表ではCまでになっていますが、D,E,F…と続いていきます)シード期(SEED;種)はスタート段階、

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出典:資金調達ラウンドとは~上場へ向けての融資戦略と具体的な資金調達方法

*²ユニコーン企業:①評価額が10億ドル(約1040億円)を超える②創設10年以下の③未上場企業のこと。未上場の企業であればインサイダーには当たらず、情報によって今後を予想できます。

戸村さん曰く、イケてる人は自分で起業>イケてる友達の起業した企業、スタートアップ企業へ就職>市場が伸びている会社に就職>伸びきった会社に就職するということなので、イケてる企業に入りたい!という願望が出てきました。
最近アメリカの企業やビジネスモデルが多く日本に進出し、急成長した大きな企業が多いな、とは感じていました。それはタイムマシン経営*³の企業が成長したからでした。大変安易ですが、自分がビジネスを始めるならば、いまアメリカでの流行を見て日本の市場に合わせた形にして5年以内を目途にリリースしたらよいビジネスができそうです。

*³タイムマシン経営:海外で成功したビジネスモデルやサービスを日本で展開するサービスやビジネスのことで、今日本ではやっているものは5~10年前にアメリカではやったものです。日本では、楽天(Amazonの日本版)などが例です。海外ではやったものを日本の市場に合うようにリメイクしてリリースするのは過去の成功例があるので成功しやすそうです。

6.まとめ

伸びる企業をみる視点は

①どんな市場を攻めている企業なのか?

②どんな投資家から資金を調達しているのか?

③どんな経営をしているのか?

まず、市場の価値を見る。そして、どんな投資家から資金を調達し、どのような運営をしているかを見れば、その企業が伸びるかどうかがわかります。この指標を企業分析に活用していきたいと思います。

自身が起業するときには、株式と引き換えに資金を得るのはメリットもリスクもありなので、見極める必要がありそうです。

わからないことだらけで今日も結局長くなってしまいましたが、楽しく勉強できました。明日でもう折り返しです。残りも頑張っていきます(主に早起き)

今日も読んでくださりありがとうございました。

#huntercity
#戸村光  さん
#進撃の就活
#タピオカ留学

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