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【慶応幼稚舎の課題図書】「福翁自伝」の新たな願書例(4)【独立心と負けん気】

いつもお世話になっております。

「福翁百話」については、全てのエピソードの願書例を執筆しました。どれか選んでいただいて、チョイチョイと加工すれば、非常に良い願書が出来ます。

そこで、今回からは永遠の幼稚舎の課題図書である「福翁自伝」を新たな視点で書いてみようと思います。慶応幼稚舎の先生も、毎年コピペの願書を読まされて可哀そうだ、と言うのがその理由です。「#慶応幼稚舎の先生を救いたい」という目標で書いています。

「福翁自伝」の願書の文字数は、およそ500文字です。

私がここで「福翁自伝」の骨組みとして350文字の文章を作成しています。そこに、各ご家庭のエピソードを150文字で加えれば、完璧な願書が出来上がります。さて、目が覚めるような「福翁自伝」で、針をとおすような幼稚舎の枠を狙って参りましょう!!!!

使用書籍は、「福翁自伝」(講談社学術文庫)とします。こちらは(角川ソフィア文庫)のように内容がカットされていないためです。

【対象とする話題】・・・独立心と負けん気がテーマ
私は福澤先生が15歳にして強い負けん気を持ち、精神的に独立しているところに驚きました。先生は周囲の目気にせず頬かむりをせずに酒を買いに行きます。江川太郎左衛門が冬の寒い中でも袷一枚で過ごしていれば、それを真似します。我が家が貴舎を目指す理由ですが、自由な教育のもとで、息子に福澤先生のような強靭な精神力、独立心を養ってもらいたいと願っています。

【願書のお題】
「お子様を育てるにあたって『福翁自伝』を読んで感じるところをお書きください。」

【文字数】
350字

【願書例】

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374字
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