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デバッグパートナー・ぞーじょーちゃん

ぞーじょーちゃんのアクリルフィギュアが完成した。ここではぞーじょーちゃんをデバッグパートナーとして迎え、一緒にプログラムのデバッグを行なう方法を紹介する。

1)ぞーじょーちゃんをお迎えする
 ぞーじょーちゃんのアクリルフィギュアは 1,000円(税込)+180円(送料)で販売している。愛らしい彼女を迎えて心弾むような開発生活を送りたい諸兄は、@xojochan までぜひDMを送ってみることをおすすめする。すぐに購入方法の案内が届くはずだ。

2)プログラムを組む
 とりあえず、なんでもいいのでアプリケーションを組んでいこう。

3)不具合を見つける
 アプリケーションを作成すると必ず不具合が発生する。このステップでは、その不具合が何か、その条件や発生頻度などの不具合特性を特定しよう。

4)不具合を解決する
 デバッグパートナーとして迎えたぞーじょーちゃんを組み立てて机に置く。デバッグパートナーであるので、フィギュアの下にナフキンや素敵なデザインの布などを敷いて、大切にお迎えしよう。
 お迎えしたら、ぞーじょーちゃんにうまく動作していないプログラムを1行ずつ丁寧に説明しよう。すると、どうだろう! 信じられないことだが、一瞬のひらめきが走り、どこが問題点だったかが簡単に理解できるようになるのだ!

ラバー・ダック・デバッギング( Rubber Duck Debugging )とは?
 プログラムが上手く動作しない時に、上司や同僚にその内容を説明していて、話しているうちに自分で「あぁ!」と気づいた。そんな経験を持ったことはないだろうか?
 これは単なる偶然ではなく、説明を行うために頭の中を整理して、物事を別の角度から見つめ直すことで、説明する事柄についてより深い理解が得られるため、ということが理由のようだ。
 だとすれば……? 貴重な上司や同僚の時間を奪うのではなく(他人の時間を奪うことは犯罪行為に近い)、もっと身近なラバー・ダック(そう、いつも浴室を我が物顔で支配している、黄色いアレだ)に話しかければ済むことではないか?
 スキルの高いプログラマーは常にラバーダックを机の上に置き、デバッグ作業に勤しんでいる(自分がそうしている実際の光景を客観的に想像することは難くないが、この際オススメしない)。そうすることで、他人とのコミュニケーションに無駄な時間を奪われずに、効率的に開発作業を進めていくことができるのだ。
 ついでにいうと、別に親戚づきあいがあるわけでもないアヒルに義理立てをして、不具合で苦しんでいる自分を嘲笑するかの如き表情を浮かべるラバー・ダックを自分のテリトリーに入れることを是としない諸兄は、ぜひぞーじょーちゃんをデバッグパートナーとしてお迎えすることをおすすめする。
 愛らしい笑顔で諸兄の辛い深夜の開発作業を励ましてくれるだけでなく、デバッグパートナーとしての彼女に話しかけることで、心の平安と開発効率の向上が約束されるのだ。派手な色のゴムアヒル風情に嘲り笑われる開発環境とはもうおさらばしよう。

ラバー・ダック・デバッギングについてのリンク
Wikipedia(英語)

Rubber Duck Debugging(英語)
ポーギーに
話す(John Graham-Cumming / 青木靖 訳)

ぞーじょーちゃん・アクリルフィギュア(立ち、12.5mm)
価格1,000円(税込)+180円(送料)
ご購入方法:@xojochan に Twitter の DM でご連絡を。
※会社等で10個以上一括納入をされる場合は値引きがあるとのこと

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