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【FGO EpLW 殷周革命】???のアルターエゴ

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【クラス】
アルターエゴ

【外見】
禍々しい意匠が刻まれた、輝く青銅の甲冑を纏った大男。兜の両側面からは巨大な殺人バッファローめいた角が突き出る。手には大斧。獣めいた形状のメンポ(面頬)。眼は四つで真っ赤に光り輝き、瞳は黄金色の閃光を放つ。

霊基再臨LV1:腕が六本に増えて各々武器を持ち、下半身は八本の脚を持つ獣となる。尾は鎖が集まって出来ている。

霊基再臨LV3:周囲の土砂・岩石・鉱物・金属を取り込み、山のように巨大化する。

最終再臨:?

【真名】
平天大聖・蚩尤

【性別】

【属性】
混沌・狂

【ステータス】
筋力:A+ 耐久:A++ 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:D 宝具:A

【クラス別スキル】
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。英霊、神霊、なんであろうと特効性能を発揮する。ほとんどビーストに近く、人類史から生まれた英霊によってしか倒すことはできない。自身のクリティカル威力をアップするパッシブスキル。

単独顕現:A
単独で現世に現れるスキル。このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。自身のクリティカル威力、即死耐性、精神異常耐性をアップするパッシブスキル。

自己改造:A
自身を改造するスキル。このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。周囲のあらゆる土砂・岩石・鉱物・金属を吸収し、自らの一部とする。自身のクリティカル威力とスター集中度をアップする。

【固有スキル】
原初の軍神:EX
神性、カリスマ、軍略、勇猛、戦闘続行、怪力、道具作成(武具)などを包含する複合スキル。神性は低下しているが、それ以外は高すぎて規格外。膨大な魔力を放出し、あらゆる武具を瞬時に生成し、無数の魑魅魍魎・妖怪変化を呼び出して率いる。

反骨の相:EX
神話における反乱者。相手が保有するカリスマや皇帝特権等、権力関係のスキルを完全に無効化するばかりか弾き返す。このスキルは周囲に伝播し、自然界の理を歪めて反転させ、人々の悪意を刺激し世に争乱を招く。自身の防御力をアップ&自身の攻撃強化成功率をダウン。

【宝具】
『平天兵主蚩尤旗(アカガネノタツ)』
ランク:A 種別:対天宝具 種類:Buster
敵全体に超絶強力な攻撃&スタン付与&呪い付与&混乱付与&高確率で即死

【マテリアル】
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体高:118.5m(可変)
全長:333m(可変)
体重:9.2万t(可変)
出典:中国神話
地域:中国
属性:混沌・狂 性別:男

中国神話における最大の悪神であり、黄帝軒轅氏の敵対者。武器を発明した軍神としても崇められた。『書経』呂刑篇、『春秋左氏伝』『山海経』『史記』『逸周書』『述異記』などに記述がある。

神話によれば、彼は炎帝神農氏の末裔であって姜を姓とし、羊水のほとりで生まれた。その体は巨大で、牛頭獣身だが直立人語し、四目・六手・八肱・八趾・疏首(二つの首)を備え、頭には一対の角と剣戟のような耳鬘を生やしていた。また首は蛇、脚は亀のようで牛の蹄があり、銅頭鉄額にして砂石鉄丸を喰らい、同じ姿の兄弟が七十二人ないし八十一人もいたという。彼は銅鉄を鋳鍛して初めて五兵(五種類の武器、戈・矛・戟・酋矛・夷矛)を造り、さらに斧鉞・刀剣・弓弩・甲冑・干盾など様々な兵器を発明した。そして兄弟や軍兵にこれらの武具で武装させたため、戦場に臨めば必ず勝利を得た。その旗は赤く、これが翻るや風雲も赤く染まり、軍楽(戯)が鳴り響いて周囲をどよもした。また赤帝(炎帝)の命により、九棹を登って空桑(窮桑、神農や少昊の都・曲阜)を討ち、四方に臨み百工を治め、東夷・北狄・南蛮(三苗・九黎)の諸族や鬼神も服属した。やがて軒轅氏が天命を受けて黄帝と号し、阪泉(河北省涿州市)で炎帝を破り南方へ追放すると、蚩尤も一時は服従して西泰山に会盟し、虎狼を率いて先駆けをした。だが彼は密かに炎帝を継いで黄帝を討とうと画策し、ついに挙兵して阪泉に近い涿鹿の野に陣を敷いた。

蚩尤の軍勢は、彼の眷属を中軍とし、夷狄・南蛮や風伯雨師、魑魅魍魎など無数の妖怪からなっていたが、黄帝も天神や猛獣を召集してこれを迎え撃った。まず蚩尤は「霧莫」を拡げて濃霧を起こし、敵軍を暗黒に包んで苦しめたので、黄帝の家臣である風后は「指南車」を用いて方角を明らかにし、一時撤退した。次に黄帝は応龍を遣わして水を蓄えさせたが、蚩尤は風伯雨師に命じて大風雨を起こし、応龍を撃退した。そこで黄帝が天に祈ると、天女の旱魃(日照りの女神)が天下って濃霧や風雨を消滅させた。黄帝は夔牛(鰐)の革で軍鼓を作らせ、雷獣の骨で打ち鳴らし、五十里先まで雷のような轟音を響かせて妖怪を恐怖させた。さらに崑崙の西王母は九天玄女を遣わし、兵信神符と陰符経を授けて鬼神を制圧せしめたので、ようやく蚩尤の軍勢は潰走した。蚩尤は東南の果てにある青丘まで逃亡したが、応龍に捕獲され、枷をはめた虜囚となり、中冀(山西南部)で首を斬られた。

だが神である蚩尤は首を刎ねられても死ななかったので、黄帝は五体を分解し、首と胴を寿張(山東省泰安市東平県)に、手足を巨野(山東省菏沢市巨野県)に埋めた。この時、死体からは大量の鮮血が流れ、溜まった血は解州(山西省運城市)の塩湖となり、血に染まった枷を南方の宋山に捨てると、紅葉する楓の林が生じた。蚩尤の死後、天下は再び乱れたが、黄帝は軍旗に蚩尤の図像を描かせて巡狩したので、百姓は彼の武威を畏れて次々と帰服した。かくて天下を平定したのち、黄帝は蚩尤の霊祟を鎮め武功を讃えるため彼の塚を各地に築かせ、軍神・避邪の神として祭祀を行わしめた。特に寿張にある首塚は、後世も「兵主神」として盛んに祀られ、『史記』封禅書には天・地・陰・陽・日・月・四時の主神と併せて、斉の八神と称されている。なお『述異記』には「冀州の人が銅鉄でできたような髑髏を掘り出し、蚩尤の骨だとされた。その歯の長さは二寸(4.9cm)、固くて砕くことができなかった」とある。

『平天兵主蚩尤旗(アカガネノタツ)』
ランク:A 種別:対天宝具 レンジ:5000 最大捕捉:10000

蚩尤の頭上に翻る彗星めいた赤いオーロラ。強烈な磁気嵐によって生じ、周囲の金属製品や電子機器の動きを著しく阻害する。さらに人心を混乱させ、妖怪変化や魑魅魍魎を喚び出し、風雲濃霧によって天地を昏迷させ、川の流れを逆流させ、疫病などの災害を引き起こす。

『呂氏春秋』明理にいう。雲があり、その形は多くの花々のようで長く、上が黄色くて下が白い。これを蚩尤の旗という。『史記』天官書にいう。漢の武帝の元光・元狩の間(前134-前117)、蚩尤旗が二度現れ、長い時は天に半ばした。その後に兵が四方に出て夷狄を伐つこと数十年、中でも胡(匈奴)を伐つこと最も甚だしかった。『後漢書』天文志にいう。蚩尤旗は彗星に類し後ろが曲がっている。形は旗のよう。献帝の初平二年(191)九月、蚩尤旗が現れた。長さは十余丈、色白く角が出て、南に向かっていた。占いに「蚩尤旗が現れると、王が四方を征伐する」という。それより曹操が天下を征討すること三十年であった。献帝本紀にも「九月、蚩尤旗が角宿と亢宿の方角に現れた」とある。『平家物語』にいう。治承二年(1178)正月七日、彗星東方に出づ。蚩尤旗とも申す。また赤気とも申す。 『孔子暗黒伝』にいう……。

マジモンの蚩尤ならビースト間違いなしだが、この蚩尤はあくまで将門公のアルターエゴに過ぎない。「平天大聖」とは『西遊記』における牛魔王の称号で、孫悟空が斉天大聖を号したのをきっかけとして彼の六人の義兄弟も「大聖」を名乗ったという。蚩尤を牛魔王、将門公と羅刹王を斉天大聖、影武者を六兄弟と見立てて斯くの如し。そういや二郎真君も梅山六兄弟を連れている。悟空が大聖を名乗ったのも歴史上の様々な流れがあるのだが、詳しくは『西遊記の誕生』でも読んで頂きたい。あと『悟空道』『西遊妖猿伝』『西遊将門伝』もすべからくみよ。ケンタウロス姿のイメージは『銃夢』の電。サイズはシン・ゴジラと同じ。

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