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忍殺TRPGリプレイ【ラット・レース】02

 前回のあらすじ:アジトに飾るイマドヤキのマネキネコを求めて、セタガヤ地区に来たニンジャたち。だが目的のものは売り切れたり盗まれたりしており、購入者は謎の死を遂げた。調査の結果、セタガヤ・ケイヴにマネキネコを奪ったネズミたちが集まっているらしい。カラダニキヲツケテネ!

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セタガヤ・ケイヴ西側

コモントレジャー3つ。3D6[642]=万札8+5+3=16。現有共有万札6+16=22。

 三人はガラクタから金目のものを探り出しつつ、しめやかに奥へ進む。トラノオが先に進み、奥にいる三人のホームレスたちに話しかける。「おお、トラノオ=サン、イタドリ=サン。生きてたか」「あんたたちも。無事でよかった」「逃げ出したんだが、他に行きようもないしさ」「マッポーだぜ」

「あっちでイタドリ=サンが死にかけてた。他になにか変わったことは?」「変わったってなぁ。やっぱり、あの野郎が来てからだ」ホームレスの一人が舌打ちして奥を指差す。「あのサラリマン崩れがよ。あいつが来てすぐ、例のネズミに病気だろ。なんか、やべえ実験とかしてんじゃねえのか」

 奥には、この場に似つかわしくない電子ロックの扉がある。「ぶち壊そうにもセキュリティとかあって、ウカツに殴ればやべえだろ。なんとかならねえか」「なるほど。では、オジャマシマス」ぬうっ、とストローマンが進み出た。「ワッザ!?」「に、ニンジャ!?」「揉め事の解決に来ました」

「そ、そうですか」「ニンジャなんかいるわけねえだろ。なんか、ヤクザとかじゃねえか」「そうですよ。ご安心ください」ストローマンに続いて、ハイパーボンバーとサイドスピアも進み出る。「ドーモ。このトラノオ=サンに依頼されて、調査に来たんだがよ。要はそこのドアが開けばいいんだな」

ハッキング判定、難易度UH。SSがウイルス入りフロッピーと精神力1を消費してダイス+3、難易度-1し挑戦する。9D6[212552234]成功。残り精神力6。

 サイドスピアがドアの前へ行き、慎重に調べる。端子に先程獲得したウイルス入りフロッピーを差し込む。「……かなり厳重だが……よし」そう何度もトラップ解除に失敗してはいられない。メンツに関わる。ガコンプシュー!扉が開くと、内部にはカーペットの敷かれた研究室風の部屋がある。

「なんだ、こりゃ」テーブルの上にはUNIXやコード類、用途不明なシリンダーなどが乱雑に置かれている。「ア?誰だ諸君は」部屋の奥から、薄汚れた白衣を着たメガネの研究員が姿を現す。相当に憔悴した様子で、無精髭が伸び、目の下に隈がある。「あー、もしかして、ニンジャかね。なるほど!」

 男は一人合点し、アイサツした。「本社はついに彼の危険性を理解したというわけだな。私の名はロウム。ヨロシマンだ。状況は困難だが、一緒に克服しよう!明日もヨロシサン!」彼は狂っていた。

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交渉判定、難易度HARD。「威圧」で+2。HBが8D6[26464223]成功。ハッキング判定、難易度HARD。SMが6D6[632232]成功。報酬万札+10。

 ……ハイパーボンバーがなんとか聞き出した情報と、ストローマンがUNIXをハッキングして得た情報を総合すると、こうだ。この奥には巨大なネズミ型バイオニンジャ「プレイグ」がいる。ロウムは彼を生み出した計画主任であったが、事故でプレイグが脱走し、それを捕獲しようとしている。

 だが、モータルが単独でプレイグを捕獲することは、もはや不可能であった。ヨロシサンへ報告すれば、プレイグは捕まえられるだろうが自分の首が物理的に飛ぶ。かといって放置すれば、約一週間で数万人がプレイグの操る疫病「コクシ・ジツ」によって死ぬだろう。止めどなく犠牲者は増える!

 プレイグはあらゆるネズミを操り、それを媒介にしてジツを行使する。この洞窟は彼にとって完成したフーリンカザンだ。ネオサイタマ全土から、彼に従うバイオネズミが集まって来ている。ここで戦えば、プレイグは怒り狂って疫病をばら撒く。なんとかしなければならない。「おいおいおいおい」

 ハイパーボンバーは顔をしかめた。「えれえことになってきたな」「ネオサイタマの、日本の、地球の危機だ!ワハハハ!」ロウムは涙とよだれを垂らして笑う。「やつは夜行性で、今は眠っている。今のうちに、この場のバイオネズミ全てを処分しなければならん。わかっているね?」「アッハイ」

「完全に我々の手には負えませんね。やはり、ソウカイ・ネットとヨロシサンに連絡しておきましょう」「ああ……」「ところで」サイドスピアが目を光らせた。「マネキネコを知りませんか?イマドヤキの」「それはもういいだろ」「いえ、気になって……つい」「マネキネコ?イマドヤキ?」

 ロウムは首をかしげた。「そういえば、バイオネズミたちが何か人形のようなものを多数運び込んでいたな。死体を餌にしているのかとも思ったが」「ほう。イマドヤキのマネキネコばかり狙われてるらしくてな。探してるんだ」「フーム、不思議だな。イマドヤキに含有される成分によるのか……」

 ロウムはブツブツとつぶやき、沈思黙考している。「とにかく、ここにイマドヤキのマネキネコが集まってるってことは確かなようです。プレイグとやらが寝ている間に、盗み出しちまいましょう」サイドスピアは拳を鳴らして立ち上がった。「やれやれ、そうするか」「せっかくですからね」

ネズミの穴

 トラノオたちをロウムのいたシェルターへ入らせ、奥へ進むと、バイオネズミが湧き出てくる穴がある。「「チュチュチューッ!」」

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◆バイオネズミの群れ×2(バイオ生物)
カラテ       3    体力        3
ニューロン     1    精神力       1
ワザマエ      1    脚力        2
ジツ        -    万札        0

攻撃/射撃/機先/電脳 3/-/1/-

◇装備や特記事項
●群体:体力が減るとカラテも同値が減る

能力値合計:5

「押し通るしかありませんね」「「了解」」一触即発アトモスフィア!

戦闘開始:1ターン目

イニシアチブ:ストローマン/SM&ハイパーボンバー/HB&サイドスピア/SS(6)→バイオネズミの群れ/BN(1)
SMはBN1体へカラテ、8D6[33565114]4成功。HBは連続攻撃2、[5153][2116]成功。BN1体を倒す。SSはランスキック、3D6[166]2成功&殺伐!モブの非ニンジャなので一撃で倒す。BN全滅!

戦闘終了

「「「イヤーッ!」」」「「チュチュチューッ!」」ニンジャのカラテの前には、ネズミの群れなど敵ではない。群れはたちまち逃げ散った。「……何か、気になりますね」ストローマンはスッと進み出て、穴の近くにしゃがみこみ、手を伸ばした。「噛まれるぞ」「それはそれで気持ちよさそうです」

レアトレジャー。1D6[2]=万札7。現有万札22+7=29。

 ストローマンはネズミの穴に手を突っ込んだ。中には死体やゴミの他に、そこそこの価値がありそうな貨幣素子がある。「もう少し、何かないでしょうか……」「やめとけ。先に行くぞ」

洞窟の奥

 三人は、いよいよ洞窟の奥へ足を踏み入れた。そこは開けた空間で、腐った肉のにおいが充満している。中央で眠っているのは、異常に巨大なネズミだ。鉤爪の生えた腕はやや細いが、その巨体の前ではメキシコライオンすら飼い猫に見えることだろう!これが「プレイグ」だ。

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◆プレイグ(ニンジャ/バイオ生物/大型2×2)
カラテ      10    体力       25
ニューロン     5    精神力      10
ワザマエ      4    脚力        7/-
ジツ        5    万札        0

攻撃/射撃/機先/電脳 10/4/5/-
回避/精密/側転/発動  5/4/4/10
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:5

◇装備や所持品:特になし
◇ジツやスキル
☆ネズミ・ニンジャアニマルソウル、ジツLV5
 ☆コクシ・ジツLV3:手番開始時に精神力1を消費し発動(HARD)
  判定には1+「MAP中に生存しているバイオネズミの数」の個数のダイスを用いる
  発動に成功すると、使用者と同じフロアにいる敵全員に1ダメージ(回避HARD)
 ☆巨体化の秘儀LV5:体力+15、回避ダイス-5、
  緊急回避ダイス+5、脚力+2、連続側転UH(下限固定)
 ◉◉グレーター級ソウルの力:ニューロン+ジツで精神力換算

●連続攻撃2
◉大型(2×2):即死耐性、連続側転不可、轢殺攻撃1、素手リーチ+1
 自分より小型の相手による弾き飛ばしや強制移動、拘束を無効化
 範囲攻撃は最も強いダメージのみ受ける 小型の相手や物体を乗り越えて移動可能
●猛突進:脚力の2倍の距離を直進し、直後の攻撃回数+1 次の手番まで回避不能
●仲間呼び:毎ターン開始時にバイオネズミの群れ1体召喚(セタガヤ・ケイブでは3体)
●捕食:近接攻撃でPCやNPCを殺すと体力1回復

能力値合計:29
◆バイオネズミの群れ×3(バイオ生物)
カラテ       3    体力        3
ニューロン     1    精神力       1
ワザマエ      1    脚力        2
ジツ        -    万札        0

攻撃/射撃/機先/電脳 3/-/1/-

◇装備や特記事項
●群体:体力が減るとカラテも同値が減る

能力値合計:5

 そして、彼の背後の壁一面にはマネキネコがある。「ネズミがマネキネコを集めるとは、妙な習性だぜ」「カラスは光る物を集めるとはいいますが、なぜイマドヤキのものばかりを?」「まあとにかく、起きて来ないうちに持っていきましょう」「「「チュチュチュチュ……!」」」

 バイオネズミの群れがプレイグの周囲に集まり、警戒の声をあげる。急いでマネキネコを回収せねば!

戦闘開始

1ターン目

イニシアチブ:ストローマン/SM&ハイパーボンバー/HB&サイドスピア/SS(6)→プレイグ/PG(5)→バイオネズミの群れ/BN(1)

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プレイグは1D3ターン後に目を覚ます。1D6[6]、割って3ターン後だ。充分余裕がある!SMは連続側転、7D6[6262231]成功。部屋の南東のコモントレジャーを漁る。1D6[4]=万札5。共有万札29+5=34。BNへ攻撃、8D6[22134126]1成功。1ダメージを与えBN1体の残り体力2。
HBも連続側転、6D6[153565]成功。トレジャーは1D6[3]=万札3。共有万札37。カトンをかますとPGが起きそうだし、TLK。8D6[35451211]2成功。BN1体を倒す。SSは連続側転、[111623]成功。トレジャーは1D6[1]=万札3。共有万札40。ランスキック、3D6[445]1成功。BNの群れ1体が2ダメージを受けるが、弾き飛ばされそうにないので体力1で残る。残りBN2体!

「「「イヤーッ!」」」三人は押し殺したシャウトとともに連続側転し、バイオネズミの群れへトビゲリ!「「チュチュチュチューッ!」」群れの一つが逃げ散り、もうひとつも大きくダメージを受ける!だがふたつの群れがニンジャたちを襲う!「「チュチュチュチューッ!」」

1D6で1-2ならSM、3-4ならHB、5-6ならSSを攻撃。2D6[63]SSとHBに来る。1D6[3]3D6[324]SSへ1成功。SSは8D6[25624325]4成功回避&迎撃!BNの群れ1つに1ダメージ、残り体力2とする。

「キエーッ!」KRASH!サイドスピアは華麗に回避し、キックでネズミたちを打ち払う!「チュチュチューッ!」「よし、次はマネキネコだ!」

2ターン目

SMはBNへカラテ、8D6[44622212]成功。BN1体を倒す。HBは[1252][4366]殺伐発生、BN全滅。SSは連続側転、6D6[522215]成功。マネキネコゲット。

「「イヤーッ!」」「「チュチュチューッ!」」ニンジャたちの猛攻によりバイオネズミの群れが逃げ散る!「イヤーッ!」サイドスピアは素早く壁際へ連続側転し、イマドヤキのマネキネコをついにゲットした!「長居は無用です!逃げましょう!」「「了解!」」

3ターン目

全員連続側転。7D6[2253232]6D6[444461]6D6[512631]成功。

「「「イヤーッ!」」」三人は連続側転で離脱!幸い、プレイグは起きてくることはなかった。ジツを使いすぎて疲れてもいたのだろう。「後は、夜が来る前にあいつらを始末してもらえばいいわけだ」「すでに連絡してあります。我々の出番はここまでですね。それなりに報酬は得られるでしょう」

「ホームレスと、ロウム=サンは?」「あの扉の奥にいればダイジョブだと思いますが」「どのみち口封じに皆殺しにされると思うがよ」「それもカワイソウですかね」三人は急いでロウムのシェルターへ駆け戻り、危険を知らせようとする。……だが!「CHUCHUCHUUUUUU!」プレイグが、起きた!

 おぞましい意志の声が三人に届く!『ドーモ、プレイグです』「ドーモ、ストローマンです」「ハイパーボンバーです」「サイドスピアです」アイサツを返す。プレイグは唸り声をあげ、憎悪を込めてこちらを睨む。『侵入者め!死ね!』「「「チュチュチューッ!」」」

 声に呼応して、岩の陰からバイオネズミの群れが湧き出す!その数は無尽蔵!「ヤバイ!逃げろ!」「いえ……ここで倒します!」ストローマンはカラテを構えた!一触即発アトモスフィア!

4ターン目

大気にカラテが満ちる!ハードモード突入!
イニシアチブ:ストローマン/SM&ハイパーボンバー/HB&サイドスピア/SS(6)→プレイグ/PG(5)→バイオネズミの群れ/BN(1)
三人はプレイグ(MAPではKs)の北北西、3マス離れた曲がり角のところにいる。水マスは侵入不可(連続側転で飛び越えられる)、プレイグは問題なく移動可能。ロウムやホームレスたちは5の部屋におり、扉を閉めている限りジツの影響は受けない。黄色マスの奥まで到達すれば脱出できるが、プレイグも外へ出てしまう。このMAP内で戦わねばならない!
SMはPGへ駆け寄りコッポ攻撃、8D6[46334543]5成功&痛打、急所破壊!PGは4D6[2526]回避。HBはTLK連発、6D6[565226]4D6[5534]4D6[3525]2発成功、1発は痛打+1。PGは緊急回避ダイス2を消費し[34][26]痛打命中!2ダメージを受け残り体力23。SSは駆け寄ってランスキック、3D6[644]3成功。PGは3D6[224]命中!2ダメージを受けるが弾き飛ばされず。残り体力21、緊急回避ダイス0!

「「「イヤーッ!」」」KRASH!三人はプレイグへ飛びかかり、カラテを叩き込む!「AAARGHHH!」プレイグは苦悶の声を上げる!『殺す!』

PGはジツ発動、4D6[6163]成功(残り精神力9)。回避HARDでダメージ1、SMは8D6[35235466]回避、HBは6D6[625361]回避、SSは4D6[3434]命中!SSの残り体力6!回避ダイスは2・4・2!PGはSSめがけ猛突進、轢殺攻撃&連続攻撃3![616][613][6221]2成功&殺伐、1成功2発。出目[6]即死!SMがかばいイタミ・ジツ発動!10D6[5344534145]成功!残り精神力6。PGは幸いにも基本近接攻撃ダメージが2ではなく、貫通も持たない。

「CHUCHUCHUCHUCHU!」プレイグは精神を集中し、暗黒のエクトプラズムめいた瘴気を吐き出す!コクシ・ジツだ!「「イヤーッ!」」ストローマンとハイパーボンバーはカラテで弾く!だが!「グワーッ!ゴホゴホッ!」サイドスピアに命中!ニンジャゆえ即死はしないが体勢を崩す!

「GROWL!」プレイグは好機を見てとり、サイドスピアめがけ渾身の猛突進をかける!アブナイ!「アアーッ!」KRASH!ストローマンがサイドスピアを突き飛ばし、踊るように位置を入れ替えた!「イイーッ!」大型トラックの正面衝突にも匹敵する即死級の衝撃!だがストローマンには快感だ!

「ニアデス・ハピネス!たまりません!アアーッ!」変態!バイオネズミの群れはうぞうぞと近づく!

5ターン目

BNは6に増える。SMはPGへコッポ攻撃、[426436]殺伐&痛打、急所破壊!PGは回避不能!体力に3ダメージを受け残り18、ニューロンに1ダメージを受け4、精神力に2ダメージを受け残り7!タツジン!

「このイタミを、あなたとも分かち合いたい!アアーッ!」ストローマンはよだれを垂らしながらコッポ攻撃!狙うはプレイグの巨大な急所だ!突撃直後で回避不可能!KRASH!「AAAARGHHHH!?」ナムサン!プレイグは強烈な苦痛に狂い悶える!「アアーッ!あなたのイタミが伝わってきます!」

HBはTLK連打、[553415][4162][5614]2発成功。PGは回避不能、3ダメージを受け残り体力15!SSは連続側転&ランスキック、即応ダイス5をつぎ込む![644113][34563365]4成功&殺伐!出目[6]即死!PGは回避不能!即死耐性により痛打+2D6[62]=8、ランスキックで+1。10ダメージを受け残り体力5!ゴウランガ!

「チャンス!イヤーッ!」ハイパーボンバーは壁を蹴ってトライアングルリープキック連打!「よくも!キエーッ!」同時にサイドスピアは得意技のヤリめいたサイドキックを連続側転から放つ!KRAAASH!「AARRGGHH!」ゴウランガ!凄まじい打撃がプレイグの巨体を揺らす!大ダメージだ!

PGはコクシ・ジツ発動(残り精神力6)、7D6[2553442]成功。SMは8D6[13565566]回避、HBは6D6[116146]回避、SSは6D6[543652]回避。PGはSSへ轢殺&連続攻撃2、[54125][54441]3成功、4成功。SMがかばってイタミ発動(残り精神力5)、10D6[5544326452]成功。

「CHUCHUCHUCHU……GROWL!」プレイグはまたも瘴気を吐き出しつつ、サイドスピアへ飛びかかり鉤爪で連続攻撃!だがまたもストローマンがかばう!KRASH!「アアーッ!スゴイ!」恍惚!バイオネズミの群れはうぞうぞと近づき、襲いかかる!「「「チュチュチュチューッ!」」」

6D6[126116]SMへ4体、SSへ2体のBNが攻撃。SMはイタミ継続中で無事。[636][421]SSへは2発成功、1発は痛打+1。まとめて回避、2D6[34]命中!SSは3ダメージを受け残り体力3!アブナイ!

「アアーッ!」ストローマンはネズミにかじられ嬌声を上げる!「ぐ、グワーッ!」だがサイドスピアは無数のネズミに噛みつかれ、大きく負傷!「クソッタレ!」「チッ、スシを貸してやる!」「アリガトゴザイマス!」「ネズミが厄介ですね。距離をとってひきつけましょう!」

6ターン目

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イニシアチブ:ストローマン/SM&ハイパーボンバー/HB&サイドスピア/SS(6)→プレイグ/PG(4)→バイオネズミの群れ/BN(1)
BNは9体に増える!SMは連続側転で水場を飛び越えスリケン連射、7D6[1564355]4D6[4144]4D6[5413]1発成功。PGは2D6[11]命中!残り体力5!HBとSSは連続側転で北西へ離脱、6D6[464132]6D6[335165]成功。HBはスシをSSへ渡し、SSはスシを食って体力6に回復。

「イヤーッ!」ストローマンは水場を飛び越え、対岸へ着地!スリケンを投擲して命中させ、プレイグを挑発する!「AARGHH!」「「イヤーッ!」」ハイパーボンバーとサイドスピアは別方向へ離脱し、スシを授受して補給する。「アリガトゴザイマス!」「CHUCHUCHUCHUCHU!」

PGはコクシ・ジツ、9D6[355254126]成功。SMは8D6[15466632]回避、HBは6D6[452116]回避、SSは6D6[244314]命中!残り体力4!PGはSMへ猛突進、[514][534][1626]2成功3発、1発は殺伐。出目[6]即死!SMはイタミ・ジツ発動(残り精神力4)、10D6[5333662515]成功。

 プレイグは怒り狂って瘴気を吐き出し、ストローマンへ猛突進!水をものともせず飛び越える!KRAAASH!「アアーッ!オオーッ!」嬌声が洞窟に響き渡る!「フーッ、フーッ!たまりません!」興奮!「ゴボッ……!」サイドスピアが瘴気に触れて咳き込む。いまや洞窟中に瘴気が蔓延!

7ターン目

大気にカラテがみなぎる!ウルトラハードモード突入!
SMは精神集中&即応ダイス5をつぎ込んでコッポ掌打を連発![342541][116312]2発成功、1発は痛打!3ダメージを与えPGの残り体力1!HBはTLK連打、[521252][1551][3222]1発命中、PGは残り体力-1になり食いしばり昏倒!SSは連続側転しカイシャク、[151241][634664]ナムアミダブツ!

「イヤーッ!」ストローマンはコッポ掌打を連発!「AARGHH!」内臓を揺らし吐血させる!さらに!「「イヤーッ!」」ハイパーボンバーとサイドスピアが水場を飛び越えてトビゲリ!ナムアミダブツ!KRAAASH!「アッバーッ!」ゴウランガ!ゴウランガ!プレイグの首がキックを受け切断される!

サヨ、ナラ!KABOOOOM!プレイグの巨体が爆発四散!生首は水場に落ち、バウンドし、三人の足元に転がった。「「「チュチュチュチュ」」」あるじの死とともに、無数のバイオネズミたちも逃げ去ったようだ。

戦闘終了

エピローグ

 三人は生首を担ぎ上げ、ロウムたちのいるシェルターへ向かう。「おい、やったぜ。プレイグはやっつけたぞ!」「アイエエエ!?……ムン」ロウムは覗き窓から生首を見て、驚愕と興奮と恐怖のあまり昏倒した。「おい、開けろや」「あ、開けます」ホームレスの一人が扉を内側から開けた。

「スゴイ!」「ブッダ!」ホームレスたちは巨大な生首を担ぐニンジャたちを見て、一斉にドゲザし、失禁した。「ソウカイ・ネットとヨロシサンに連絡しましたから、じきに後始末部隊が来るでしょう。皆さんは早く逃げて下さい」「「「ヨロコンデー!」」」「ロウム=サンは、このままだな」

 彼には説明責任がある。事前に処理されたとはいえ、このぶんならケジメかセプクだろう。シャナイヒ級のデータも奪われたしノーフューチャーだ。「やれやれ、大冒険だったぜ。ともかくイマドヤキのマネキネコはゲットできたわけだ」「ご利益があるかどうか知りませんが、記念にはなりますね」

 ……こうして、ネオサイタマの危機はソウカイ・ニンジャたちによって未然に防がれた。だがヨロシサン製薬がある限り、同様の事件は再び起きることだろう。マネキネコは何も言わず、ただ虚空を見つめている。それが招くのは果たして幸運か、災厄か……。

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【ラット・レース】終わり

リザルトな

評価:S セタガヤ・ケイヴ内でプレイグを撃破し、シャナイヒ級バイオニンジャ生体情報を入手した。万札20、名声+2(元シナリオでは+5だが多すぎる)、余暇4日を獲得。共有万札40、60を3で割って1人頭20

つのにサポートすると、あなたには非常な幸福が舞い込みます。数種類のリアクションコメントも表示されます。