傘下有望株をチラ見して

というわけでネタNoteでも書きます。覚えてることと調べればすぐわかることくらいだと思うので暇じゃない人はこんな落書き見ずにやることやってください


Prospectで主要かつ今季傘下で過ごした選手振り返り

振り返り
全体的に数字を大きく落とすことなく昨年のCastilloのトレードなどで弱体化したファームも潤ってきた印象です。
シーズン全体には触れないですけどもう少し欲張って欲しかったなといったトレードが複数ありそのトレードは周囲には不評だったのですが、節穴でしたごめんなさいって謝らせるほど活躍してほしいですね。

AとA+に固まった野手中心の傘下上位

1位から14位までさっと振り返ります
(Celestenは書けるけど、Cole Phillips?投げてもないし何を語れと?)
今回画像はMLB公式ページから使用させていただきました。

ここからMLB公式のMariners有望株情報は見れるのでそっちで英語読んだり有識者のランキングでも見るとこのNoteの薄さが分かります。
とりあえずランキング順に書いてきます。

Cole Young

ぶっちゃけ2Bだと思ってました。
Pure Hitterであり率はある程度残せるとは見込まれているので、どれだけ長打を残せるかといった印象でしたが、思ったより早いうちから長打が残せているのでしょうか。
傘下は全体的に打率と出塁率に隔離が大きい選手が多い印象です。その印象通りにある程度数値に隔離は見えますが安定した数値ですね。

サンプルサイズはそこまで大きくないが…

思ったよりパワーや角度のつけ方が向上している様に感じました。
特に2B,HRのペースがA(Modesto)よりもよくなっています。
A+である程度良い成績を残せましたが、Mariners傘下の野手でで最もコケる選手が多いのは次の打者地獄のAA,Arkansasなので、来年すぐにAA昇格しなかったとしても24~25開幕までで少なくともAAA到達にできるようになってほしいです。

Harry Ford

UTにならないことを祈ってる
この選手も打率と出塁率の乖離が大きい選手ですがあんだけ出塁率あるならええやろ
個人的な完成系として見ているJ.T RealmutoのMiner時成績と比べると打撃は非常に順当に成長していると感じます。ただ、これ以上打率が下がると少し見栄えは悪いのかもしれませんね(まぁでもあんだけ四球選べて出塁率残ってるしええやろ
強いて言うなら20%代前半まで、贅沢を言えば10%代までK%落とせないかなくらいですがアプローチ的にそこまで気にすることではないと思います。
守備はいまだに様々な改善点などが言われていますが彼の運動能力とイギリス代表として見せた大舞台の強さ・カリスマ性を見るとC以外でも普通にMLBのレギュラーになれるんじゃないかとは思ってます。でもCで計算できないとScott Baras案件Cal Raleighとの延長契約というほぼ無理難題を達成せざるを得ません。

Gabriel Gonzalez

OF優先順位めっちゃ付けづらい
23年の全体100位以内に入ったのはここまでの3人ですが思ったより個人的には評価が高くないです(A+で苦戦したため)
キャリアの中でK%が初めて20%を超し、これ以上の悪化は防ぎたいです。
上記2人とは違って率を残す分打率と長打率の隔離が小さいタイプ(といっても四球拒否Lvではないと思うが)
Modestoでバカ打ちしてた分全体は見栄えが良いがA+でコケたのが少し怖い
Axel Sanchezのようにここで足止めを食らうと非常に見通しが難しくなる+全体100位以内からあぶれる可能性もありそうです。
個人的にはこの後紹介するOFProspect達とそこまで差がつくような印象はないです。

Colt Emerson

23年全体22位指名の将来的にはアジリティ的にも3Bと予想していましたが、今現在はSSと2Bを守っています。誰だよ将来の3Bとか言ったの今守ってるポジションだけで将来の位置を考えるなとは思いますが2Bは予想してませんでした。PeeteはSSに残れると言われていたので3B起用するならEmersonだと思っててあんまり考えてなかったです。
打率のわりに出塁率も高いですね。スラッシュラインが未来を感じます()
Pull%が37.5%とMarinersのトレンドであった引っ張り傾向を加えると長打数も増えるんじゃないかと思われます。とりあえず未来なんですけど焦らず大きく育ってほしいです。

サンプル小さいけれど……

Michael Arroyo

傘下での成績をみるとキャリア通じてPull%が高く50%を切ったことがないようで、これ以上のパワー強化は体格の成長を待つしかないのでしょうか?
傘下1‐14位の中でもBlissの次に小さい5'8"ですので本人のパワーよりコンタクトを重視するアプローチからもパワー面の成長が大きく見込めず、将来的にSSからも動くとなるともう一皮むけたいところです。
CINに移籍したEdwin Arroyoともある程度類似しているなと感じていて、CIN移籍後のEdwinもA,A+特にAで苦戦したように見えます。彼と違いMichaelはK%などで優位ではありますので来季はA+で元気な姿を見たいです。

Emerson Hancock

なぁ、Hancock

赤線部分!?


FV65のFastball どこいった?

というわけでProspect扱いも正直してはいけなそうなHancockですが、今期のAAでは大学時代に比べ三振が取れなくなっている中でも試合を作っていた印象で、一時期の四球地獄から抜け出し昨年と同等のイニングを食って被本塁打も半分ほどに抑えました。(実際彼の状態はそこまで良くなさそうで昨季と今期はAAでK/BBが2ちょっと)戦時下のような投手事情とは言えどMLBに到達しSD戦で輝きを見せましたが、その後のHOU戦で怪我をしシーズンアウトになりました。McGeeもそうですが光速でいなくなられると何も言えないものです。むしろ20年-21年のカレッジ投手の目玉(Hancock-Lacy-Leiter-Rocker)と苦しんでいる例が多く見られると既にMLBに到達しただけえらいと思ってしまいます。

Felnin Celesten

怪我すんな。以上。
といったら終わってしまうので軽く期待を
彼の同期であるEthan Salasがあれだけ駆け上がって(まぁSD少し早すぎない?とは思うが)いるのを見ると彼への期待も高まります。トップ5に入る可能性もある才能と言われた彼の来季に注目です。

Jonatan Clase

ぶっちゃけ今期で株を上げまくったProspectですがK%高いなら放出をしまくったMarinersにとって彼の存在は非常に悩むところです。40Rosterにはすでに入っているので、使われる可能性は高そうですがAAでの状態次第としか。今期もK%は無双したA+でも26.4%で、AAでは28%と30%にどんどん近づいてきてぶっちゃけ怖いです。Marloweなどの成績次第ではCFが出来るMLB到達に近いProspectとして来季中に席を奪取できる可能性もあるので、AAでの成績の良化とK%を25%以下に抑えられたら…といった感じです。
OFがある意味だぶついてた状況ではMarinersが出せる最大のプロスペクトパッケージではないでしょうか。ぶっちゃけこれ以上というか今回紹介する選手の中ではまだ放出しても理解できるラインの選手です。

Jonny Farmelo

CFが出来るかできないかは大きな違いなので出遅れたけれども来季はしっかりフルシーズン稼働してほしい。POしか出てない分言及できることないし嬉しい悲鳴聞かせてね。

Tai Peete

K%も現時点で28.4%と非常に危険水準であり、Aでも苦戦しており黄色信号が点灯している。身体能力は非常に素晴らしいため、天井も高いためどうにかしてアプローチの改善を出来ればといった状況。例にももれず、傘下A、A+に固めている内野手は多くが左打者のため、差別化できないのも少し難しいところ。おそらく23ドラフト組の中で最も長い時間を要すると思います。

Tyler Locklear

3B/1Bって書いてあるけど今年3B守ってねぇだろ骨折でシーズン途中離脱したものの安定した数値を叩き、終盤に昇格したAAでは少ないサンプルながらK%14.9%、.260/.383/.403と優秀な数値を出していてAAで早期に適応できればFranceが本来の姿に戻れなかった場合Call UPされる可能性が高そう。
3Bを未だにMLBLvで守れるならば早期昇格も見込めたがけがの影響かそれとも22シーズンの3B守備を心配されてか今期は3Bでの出場がないため、3Bのオプションはないものとして見た方が良いと思われる。Franceが復活してLocklearもAAで活躍して嬉しい悩みを抱えたいです。

Lazaro Montes

元々契約したときは1Bで見込まれていましたが両翼で思ったより守れているようで嬉しいです。.303/.440/.560という美しいスラッシュラインもさながらアプローチにも改善が見られます。DSLで33%とかいうもう危険すぎてKeepOut貼るLvから今季CPX,AでK%を25%と改善させました。特にCPXリーグっではBB%を22.6%まで改善させていて、この傾向を続けられるようなら全体Top100入りは固いのではないでしょうか。Marinersの中で最も打撃の天井が高いと思うのでなんとしても彼は成功させてください()

Aidan Smith

おそらく23高校生ドラフト組の中で最も早くMLB到達するんじゃないでしょうか。と思っていましたがK%は29.6%、スラッシュラインもあまりよくないため思ったより早くぶつかったなといった印象です。Pull%が57.6%と傘下内でも群を抜いて高い数字なので、打球自体はそこまで問題なさそ…GB率48.5%か……打球が上がらないんでしょうか。サイズが6'3"と傘下内ではデカいですしパワー自体はあると思うので打球角度とK%が減るかどうかを来季のシーズンで解決できたらいいな。

Ryan Bliss

はい、あのSewaldトレードで獲得した内野手です。Dominic Fletcher寄こせよSeattleに来てからはAAAでもある程度適応しアプローチもそこまで悪くなさそうな点、Marinersに現状2Bと3Bの本命がいない状況から補強がなければ結構期待されてそうです。SewaldのトレードはRojasはある程度天井も見えてるのでCanzoneとBlissがどこまで化けるかですかね。
少ないサンプルながらも傘下AAAに入ってから四球がついに10%を超えたため三振率上昇にもトレードオフとして見れます。ぶっちゃけBABIP的に上振れをしてるわけではないですがAAATacomaは打高なんでこれでもwRC+97と少し平均より下だと考えると来季開幕MLBということはないと思います。

総評
全体的にPull%が上昇して長打が増えていない場合はすこしパワー不足で黄色信号が灯ってそう。A,A+に固まっている以上Prospect同士で相互効果なども期待できるがまだ山場のAAがある以上盲目にはなれないといったところで、Celesten,Farmeloとケガで欠場した選手の巻き返しも期待したいです。

INF陣は2B/SSに左打ちが多く固まっていて、差別化できそうなArroyo,Celestenが抜けるとそれ以外は差を埋めるのが難しそうな印象です。Emersonの守備位置を筆頭に元々のポジション評価というよりかはチーム側としてポジションを固定しないという方針があるのかもなとは思いました。

OF陣はK%などで大きく方針転換をしたようなのでそれが大きく影響を受けそうな選手が多い印象です。特にClaseをどう評価しているかが気になるところです。全体としてClase,Farmelo,SmithとCF出来る選手を複数用意しているので彼らのうち一人はものにならないと困ります。

Young,Ford,Emerson,Locklear,Lazaroと一部でスポットライトを浴びる選手も増えてきていますし彼らが軸を担うシーズンも楽しみです。
彼らの昇格時に合わせて戦える投手を確保しておきたいところです。
今必死にかき集めてますが下層のため未だ見通しをしづらいor投げてない
のため想像できない選手が多く、エースポテンシャルがいない印象です。
ローテは本当にKirbyかGilbertを囲いたいです。今の状態ならKirbyの方が優先度高いですがどっちにしたって投手の価値がクソ高い今の市場では安価では囲い込めないでしょうけど本当に頼みます。

ご覧いただきありがとうございました。落書きなので画像もあんまり使ってなかったりと下手なしゃべり続ける教授の講義みたいな、いやそれ以下か。
暇つぶしにでもなれば幸いです。


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