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年に一度のファミキャン -家族をおもてなし編-

年に一度のファミキャンのお話の続きです。
前回は夕方になってやっと家族が到着したところまでを書きました。

今回は一気に最後まで書きますが、前回同様に凝った料理も綺麗な写真も出て来ないことをお知らせしておきます。


温泉に入って焚き火と夕食

家族がキャンプ場に到着したのは17時30分ごろだった。

今回のキャンプ場は滞在期間中は天然温泉に入りたい放題なのだが、入れるのは19:30までである。
ゆったりしていると温泉に入り逃すので、到着したての子供達を連れて温泉に入った。

2度目の温泉も気持ちが良く子供達も喜んでいた。
これだけでも連れてきて良かったと思う。

温泉でさっぱりしたら、夕食のピザを焼くために次男念願の焚き火を始めた。
楽しそうに前に教えたバトニングをして薪を割って焚き付けを作っていた。
私は「これで着けな」とマッチを一箱渡した。

次男は頑張って火をつけようとするが全然つかない。
マッチも残り少なくなり「ガスバーナーは」とギブアップしたので、私がガスバーナーを使って火をつけた。
ソロキャンの時はガスバーナーなんて使わないがファミキャンは時間勝負なのでこれでいいと思う。

着火してもバトニングを繰り返す次男

晩御飯は市販のピザ生地を買ってきて、そこにお好みの具材を載せた簡単ピザとフライドポテト。
時間との勝負だったので写真を撮っている時間はなかった。
本当に一枚も料理の写真がなかった。
これが、ファミキャン。

スキレットでピザを焼いている

子供と妻のお腹も満たされたので、来るときに産直所で買ってきた信州牛のバラ肉を焼いて食べながら日本酒を飲んでやっと落ち着くことができた。

肉は間違いなくうまかった

子供達はデザートにロールケーキを使ったデコレーションケーキを作っていた。
盛り付けがイマイチだが、楽しいからいいだろう。

適当感がすごい

望みを叶えた次男

夕食後は長男はテントの中に入ってひたすら漫画を読むインドア生活を楽しんでいた。

次男は念願の焚き火を楽しんでいた。
私が用意しておいた特大マシュマロも焼いて食べたが、火が強すぎて丸こげにしていた。
これもいい思い出だろう。

なかなか食べ応えあるマシュマロ

思う存分焚き火を楽しめるように多めに薪を持ってきたのだが、2次燃焼の焚き火台は薪がよく燃えて楽しかったらしく寝る前には全部の薪を燃やし尽くしていた。

吹子使う必要ないくらい燃えていますが・・・

そして、寝る前には空に満点の星空が広がっていた。
「あれが天の川だよ」と教えてあげると感動していたようである。
妻も子も天の川を肉眼で見たのは初めてだった。
でも、少し眺めてテントの中に入って寝てしまったが・・・

家族が寝た後も私は1人で星空を撮影していた。
そうしたら、高齢のグループキャンパーさんがやってきて何か撮れるのかと聞いてきたのであれが天の川だと教えてあげた。
スマホの星空アプリを見せながら。

名古屋から来たらしいその人達もとても感動していた。
その時の写真は先日別の記事で載せたが、再現像した物を一枚載せておく。

そんな天の川
再現像して天の川を強調した

一通り撮影を終え、後片付けをしてテントに入ろうかと思ったら私の場所が無かったので、私は愛車のN-BOXに入り寝たのだった。

のんびりした朝

いつものように日の出前に目が覚めた。
家族はまだ起きていなかったので、キャンプ場内の他のサイトを散策してみた。
散策と行っても焚き火サイトと言うフリーサイトがあるのと、コテージが何棟かあるくらいである。

コテージ
焚き火サイト
裏山で薪を自由に拾っていいらしい

そんな事をしてもまだ誰も起きてこなかったので、アイスコーヒーを淹れて飲んだ。
最近は自分で豆を焙煎して挽いているが、ファミキャンにそんな余裕はないので市販の粉を買ってきた。

やっぱり夏はアイスです

このサイトは芝生というか草が生えているサイトなので、そこに咲く野花に蜂が蜜を吸いにきていて、私のところにも寄ってきた。

蜂も暑いからアイスがいいのかな?

そんな事をしていると長男だけ起きてきたので2人で朝ごはんにした。
私はカップヌードル、長男はチキンラーメンと言う我が家のファミキャン朝飯の定番品である。
ファミキャンは凝ったことをしないのが一番。

賞味期限が少し切れた
謎肉
長男はカップのチキンラーメンじゃなくて
袋の方が好き

一気に慌ただしい朝になりまたソロの静寂

朝ごはんを食べ終わると妻も起きてきて、その後だいぶ後に次男が起きたのだが、「寝てる間に顎を刺された」と大騒ぎだった。
もうテンションダダ下がりである。

早く帰りたいと訴える次男のために、私はせっせとテントの中を片付けて、マットと寝袋を車に放り入れ3人が帰る準備をした。
朝だと言うのに汗だくで。

3人は9時前には帰って行ったのだった。
朝作ると言っていたスイカのフルーツポンチを作らずに・・・。
そして私にはまたソロの静寂した時間が訪れた。

私は露で濡れたテントとタープが乾くのをRadikoのタイムフリーでオードリーのオールナイトニッポンを聞きながら待った。
さすがこの時期の標高の高い場所だけあって、盛大に濡れていたのだが天気が良かったのでカラッと乾いてくれた。

いい天気がだが撤収が地獄

撤収して最後に11時からの温泉に入ってから帰ろうかと思ったのだが、ちょっと早めに撤収が終わってしまったことと、来ていた人達全員が同じ考えのようだったので、私は潔く帰ってシャワーを浴びることにして帰路についた。

帰って片付けもやらないとならないし。
帰って片付けをやるまでがおもてなしキャンプ。

おまけ:今回の導入ギア

おまけで今回導入したニューギアを紹介する。

1.ダイソーのハンギングラックの天板

巷で話題のこの商品。
ネットを見ると売り切れいたなんてのも見たがダイソーへ行ったら普通に売っていた。
私は自作の天板があるのだが試しに買ってみた。

これで500円とはさすがダイソー

しかしサイズが全然合わなかった。
一工夫しないと使えない、残念。

ダイソーのハンギングラック用らしい

2.ダイソーのテーブルにクランプするハンギングラック

もう一つ、ダイソーへ行ったら見つけたのでこれも買ってみた。
実はこういうの欲しいなと思っていたので、私にとってはこちらの方がありがたい。
ここに小型のランタンやシェラカップなどをかけておけるのでとても便利だった。
これは私にとってはお値段以上の製品だった。

コンパクトになるのでとても良い

3.SnowPeakのIGT用スライドトップ

前回からIGTに回帰しているのだが、私のテーブルの不満点はスペースが狭いことだった。
前々からこのサイドテーブルを買おうかどうしようか迷っていたのだが、Amazonでポイント割引きされていたので買ってみた。

これが正解で私のIGTエントリーテーブルが一気に使いやすくなった。
寒い時期はコンロで鍋をやりながら食べるのにも最適。
車を乗り付けられる場合はこの構成が今のところベストだと思う。

一気にスペースが広くなる

こんなギアを今回のキャンプでは導入した。
キャンプでは色々ギアを試してみたくなるのが罪なところ。


そんなわけで、おそらく年一回のファミキャンでした。

昨年のファミキャンはふもとっぱらへ行って天の川を撮りましたが、田舎であるここの方が天の川を鮮やかに見ることができました。
夏の天の川は早い時間に昇ってくるので条件が揃えば無理せず見えるのがありがたいし鮮やかに見えます。
冬の天の川もいいですけどね。

ファミキャンでご奉仕したので次回はソロキャンへ行きたいと思っていますが、この酷暑で心が折れそうになります。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

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