YJ Timer&YJ Pocket Timerレビュー

はい、幸地です。
アカウントを作ってしばらく放置していたnote、元ネタを入手したので初投稿です。

タイトルにも書いてある通り、「YJ Timer」と「YJ Pocket Timer」のレビュー記事です。
5月29日にtriboxさんより販売開始となった、両タイマーのモニターをひょんなことからやらせていただくことになり、今回noteを書いています。

この両タイマー、販売前から一部のキューバーの間では噂になっていて?新しい機構とユーザーに配慮したインタフェースが特徴であるとの話。僕自身も海外キューブショップSCSのレビュー動画を見ていて、正直もうこのタイマーがWCA競技に採用されないかななんて考えたりもしていました。
そのため日本で発売されたら自費で購入するつもりでいたので、今回提供していただいたtriboxさんには本当に感謝しています。ありがとうございます。 

本題に入る前に両タイマーの購入先リンクを貼ります。購入希望の方はこちらへ。
 ・YJ Timer : tribox-立体パズルの専門店-
 YJ Pocket Timer : tribox-立体パズルの専門店-

本題は目次から各項目へ飛べます。少し長めの記事なので興味に合わせてどうぞ。

外観

みんな大好き見慣れた箱さっそく開けます。
(写真多め、性能的な部分を見たい人は後半へ読み飛ばしてください)

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それぞれカラーバリエーションがあって
 ・YJ Timer : ブラック、グレー
 ・YJ Pocket Timer : ライトブルー、イエロー、グレー
今回はブラックとライトブルーのものを頂きました。
価格は以下の通りで、リーズナブル。
 ・YJ Timer : 2100 JPY
 ・YJ Pocket Timer  : 1500 JPY
ふたつとも手触りはシリコンのような感触でさらさらしています。
ここからそれぞれについて詳しく見ていきます。

YJ Timer

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まずYJ Timer、現行のStack mat G4と比べるとぱっと見こんな感じ。
最初に思ったのはディスプレイ大きくて見やすい
そして幅は若干大きいですが、厚みは薄いです。
厚さについて、G4が手前から奥にかけて高さ1cmほどの傾斜がありますが、YJ Timerは傾斜が半分程度のフラットな感じで、両タイマーの高低差は5mm程度です。
実際手を置くとはじめは結構違和感がありました ↓
(手前がYJ、奥がG4)

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ボタン配置はこんな感じ ↓

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↑ タイマー正面に向かって左から電源、タイム保存、タイマー1~3切替

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↑ 手前に向かって左側から2.5mmジャック出力端子、リセットボタン

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↑ WCAマットにも装着できます。
 そして電池カバーが手で開けられるのも個人的には点数高いです。


写真を見てわかる通りインタフェース類が全部側面・裏面についています
これ、電源やリセットボタンが側面にあることでタイマートラブルがなくなるんですね。めちゃくちゃ評価ポイントです。
このボタン配置だけで個人的にはかなり推せます。

ただ、2.5mmジャックだけは踏襲しなくてよかったのに…
無駄に変換が増えたりノイズ源になり得るのであまり得策ではないです。

PCへ接続してCStimerと連携させても動作しますが、G4に比べると若干信号が滑りやすい?気もしますが個人の環境に大きく左右されるのであくまで個人的見解です。(メーカーも推奨している機能ではありません)

以上、このタイマーを約1週間練習で使っていますが不便なところもなく
安定していいタイマーだと思います。
特にUIが改良されていてるのでG4のボタン配置に不満がある人は買ってみると練習環境改善の一助になるかもしれません。
価格面も2100円とお安いので好感が持てます。

YJ Pocket Timer

続いてYJ Pocket Timer、赤外線感応で非接触式の新発想のタイマーです。
こういう製品が開発されると今後の競技様式にも期待が高まります。

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↑ まずは外観、かなり小さいです。厚みも20mmほど。
タイマー本体の両脇に手を置いてスタートする仕組みなので厚みどうこうより自分の机の高さが気になります。

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電源を入れるとブザーが鳴って赤いセグメントが点灯します。
ブザー音量が大きくて、びっくりしたのが第一印象(音消せました、後述)
↑ インタフェースは正面左からファンクションボタン、リセットボタン ↑

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↑ 右側面に向かって左から赤外線センサ、2.5mmジャック出力端子
(また2.5mmか…

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↑ 左側面に向かって左からストラップホール、電源、赤外線センサ
 (ストラップが付属しています。)

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↑ 背面 こちらも電池カバーは手で開けられます。


インタフェースはざっと上記のとおりです。
使用方法は通常のタイマーとほとんど変わりませんが、赤外線センサの有効範囲がセンサより0-4cm(説明書参照)とのこと。
また、ファンクションキーは1回押すとCurrent ao5、2回押すとao12、3回押すと全ソルブのmeanを表示する?(説明書が中国語のため推察です)とありますが何データ蓄積できるかや、データをリセットする方法については記述がないように見えるので不明です。
そしてブザー音の消し方ですが、リセットボタンとファンクションボタンを同時長押ししてディスプレイに「OFF」と表示されればOKです。

使用感としては赤外線の感度もよく普通のタイマーと同様に扱えます。
また、サイズがかなり小さいので外出先への持ち歩きにはいいなと思いました  が…!!
PCに接続してCStimerとの連携を確認したときに気づいてしまいました。

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端子の位置がめちゃくちゃ悪手…!!
ケーブルが邪魔だし、L字型のコネクタを使ったとしても手に触れるのは避けられなさそうです。
PCと接続しての使用は推奨していないかもしれませんが、もし大会であればトーナメントディスプレイに接続されるはずなのでこれは言い逃れできません…手を置くたびにむず痒い気持ちになってこれは、あぁ。

と、第一印象よかっただけに出落ち感ありましたが持ち歩きに便利ですし、端子に接続せずに使うには良いタイマーなので気になる人は買いです。
価格は1500円なのでおもちゃ感覚で遊べます。

まとめ

テキストと大量の画像で長い記事になってしまいましたが、YJの新作タイマーどうでしたでしょうか。使用感が少しでも伝わると幸いです。
質問等あればnoteでもツイッターでも受け付けますので気軽に声かけてください。
そして、繰り返しにはなりますがタイマーを提供いただいたtriboxさん本当にありがとうございました。

提供 : tribox Store - 立体パズルの専門店 


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