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最推しの生歌はすべてに勝る。”#中恵光城ソロライブ2024 -SPECTRUM-DAY1"参加レポ

みなさんこんにちは。斎賀ろここです。
暑い日が続きますがお元気ですか?

私は何とか生きております。多分。そう多分……

いや、半分溶けてます。いろんな意味で。

今回は7/21に開催されました中恵光城ゲーソンデビュー15周年&メジャーデビュー10周年記念ソロライブ -SPECTRUM- DAY1に参加してきましたので。

レポート記事を書かせていただきます。
よろしくお願いいたします。


中恵光城ってどんな人?

私のフォロワーさんは”らぷりす”の方が多数派になっていると思うので、軽く紹介させていただきます。

中恵光城とは、
埼玉県出身の歌手・声優。
2007年より個人サークル「ABSOLUTE CASTAWAY」にて音楽CDの自主制作活動を開始。
透明感と力強さを併せ持つ凛とした歌声を基調としながら、声色や歌唱を自在に変化させる多様性と柔軟性、幅広い表現力を持ち味とする。
(2019/11/23 中恵光城ソロライブ空想遊園-KIRMES-パンフレットより抜粋)

マウスプロモーションに所属しており、主な出演作品は、
「キングスレイド 意志を継ぐものたち」(スカーレット)
「どうしても干支にはいりたい2」(キツネ)
「消滅都市」(リサーチャー:ユミコ)
など。

公式サイトはこちら

YouTubeチャンネルはこちら

そして、Vtuber,Vsingerでもある月深ツキのプロデュースもしています。
(はいそこ何も言わない)

前日までの動き

社畜してました。
プロジェクトの納期がですね。……何でもないです。
20か土曜日にすべてを進めるという愚行に走りました。

推しバック1号

とうとう作りました、痛バッグ。いや、この場合は推しバッグの方が正しい表現なのか??
最推しである光城さんモチーフで作りたかったんですよ。

そしてお手紙。
まだできてないやんけー!
他に色々やっていたのでそのまま力付き、就寝……

当日現地へ

快晴の中、会場となる赤羽ReNY alphaへ。
気分はウキウキ!

当日朝の偽装バック

既に暑かったのですが、それも何のその。

浮足立つ感情のまま、会場へと向かう……ハズもなく。

コメダ珈琲で手紙を書いておりましたとさ。
計画性を持とうね。

まずは物販から。
このラインナップを見て欲しい。

まあ、よく見る物販の内容なんですがキービジュアルを描かれているおにねこ先生のイラストのグッズなんですよね。

これは買うっきゃない!

1点ずつ買おうと思ったのですが、物販開始時点に列に並びに行って数分。
聞こえてきた声は、「日替わりTシャツ売り切れ」の声。

はえ?っと思いましたが切り替えて、ならアクリルスタンドキーホルダーを2個買いましょう。そうしましょう。となりました。

そして女帝騎士団兼らぷりすの方々を邂逅させました。
(一緒にご飯を食べたという話)

おあがりなくるんの出番。ウワナニヲスル

因みにどちらもなくちゃ推し。私はnayutaさん。
(たむだとおもった?残n……ッたむもなくちゃも推しですまことにすみません)

昼公演「日華」へと向かうのでした。

昼公演「日華」

光城さんのライブでは昼夜公演ある場合、昼公演を「日華」(nikka)、夜公演を「宵月」(yoiduki)と呼んでいます。ライブをやり始めたときからこの名称で通しているとのことです。

会場に入り準備万端。
わたしも法被を着て、ペンライトをもって準備します。

会場のBGMが大きくなりフェードアウト。
そして会場の設備大型LEDスクリーンにOP映像が流れ始めます。

一部ざわつくようなシーンがありましたが(多分流れるとは思ってなかった映像のせいです)OP映像が終わり、本日の主役である中恵光城、ご本人が舞台上へ。

何と衣装が昨年10月に開催されたライブ空想浪漫2023の衣装!

いや、最高過ぎませんかね??

1.Marginality

ゲーソンデビュ―のきっかけとなった「夜明け前より瑠璃色な」のED曲がDAY1日華の始まりです。
このゲームの発売は2009年の15年前。わたしは小学生です。
当時はまだ知らない。
ライブで何回か歌われていることもあってか安定感がとてつもない。
なのですが、生歌を聴くたびに表現力に磨きがかかっていっているような気がしています。
毎回進化していく女帝様がまぶしいです。

2.On my Sheep

メジャーデビューのきっかけ(?)となったTVアニメ「大図書館の羊飼い」のOP曲です。
このアニメの放送が2014年の10年前。わたしは高校生です。
ニコニコで配信されていたのを見ていた思い出があります。いい思い出ですね。

余談ですが、この曲、D4DJ Groovy Mix(通称グルミク)でプレイできます。
確か光城さんも宣伝していたはず……(1/n)

MC1

ここでゲーソンデビュー15周年&メジャーデビュー10周年記念ライブであるという説明です。
いや知ってましてけどね。
「どこからメジャーデビューかは、正直わかんないんですけど!」
「なんとなくね、ちょっとわかりやすいところでということで、今回はMarginalityとOn my Sheepを最初に持ってきさせてもらいました」

そして知らされる真実が、「夜明け前より瑠璃色な」の発売日が2009年2月27日。
TVアニメ「大図書館の羊飼い」の放送日が2014年の10月放送。

……トキガタツノッテハヤイネ……

「2009年に比べたら全然新しい(?!)んですけど、もう10年経っております」

そして、曲を歌うにあたってどうだったのかなどの話がありました。

「盛り上がる準備はできていますか!」
「「「イエェェェエエエーイ!!」」」

「全然盛り上がったら立ちあがってもらってもいいんで」

え?
E?
え・・・??

「立っていいんですか?」

「立っていいんですよ。じゃあ立ちますか!」

そして始まる次の3曲は

「ごめん、立たせちゃったけど、結構しっとりかもしれない」

3.mainly priority

3曲目はカスタムオーダーメイド3D2のDLC楽曲であるこの曲です。
個人的にこの曲のダンスは凄く好きです。後ろの特大LEDパネルにダンス動画が流れていて、「いったいどちらをみればいいんだ!」となってましたがステージ上の光城さんの動きの方に目を奪われましたね。かわいい。

4.レイル・ロマネスク

続いて、「まいてつ」改め「レヱル・ロマネスク-origin-」のOP曲であるこの曲。
中恵光城タイアップ曲の中で圧倒的な人気を誇るこの曲です。
一応「レヱル・ロマネスク-origin-」は”健全”なゲームですので皆さんどうぞ。

5.LETZTE LiEBE

この曲はアプリゲーム「NOeSIS~歌う影の戯曲~」の最終章ED曲です。
タイアップ曲の中では一番好きなくらいよく聞く曲で、ふとした瞬間に泣けてくるんですよね。
もちろんゲームをクリアしたからっていうのもありますが、歌詞の一つ一つがストーリーと重なる部分がすごく心を抉ってきます。
メロディーラインがすごく好きです。

MC

昼公演はタイアップ曲メインの構成のため、いろんな選択肢があったそうです。
特に「レエル・ロマネスク」はある段階の節目の曲とのことで、非常に思い入れがあるようです。

6.Alchemia

「ネルケと伝説の錬金術師たち~新たな大地のアトリエ~」のテーマ曲。
この曲のムービー好きなんですよね。現地で生歌と映像とを一緒に聴けて良かったです。

7.月の鐘

「月の彼方で逢いましょう」のキャラクター、日紫喜うぐいすED曲です。
ひたすらにきれいな曲です。本当にPCゲームの曲か?って思うくらいです。

8.Missing-X-Link

PCゲーム「Missing-X-Link」のOP曲です。
光城さん界隈のみんな大好き、折倉俊則さんの曲です。
曲調がすごく美しいです。

MC

7曲目は号泣EDらしいです。
「3曲ずつ行くとさ、あっという間に終わっちゃうよね。あ、まだ終わらないよ、まだありますよ」

「歌いつつ話しつつなんですけど、MC何を話そうかっていうのってだいたい考えてくるんですが、だいたい飛んだりするんですよ」

タイムキーピングしながら無軌道に話してるのかな。なんて思ってましたが。

「今飛んでるんですねw」

「この会場で皆さんとお会いできるのってやっぱり特別感が合って、毎回毎回初めましての気持ちにもなるんです、緊張して」

「でも曲が始まると、曲の思い入れだったりとか、見知った顔だったりとか、初めましてさんだったりとか、皆さんが楽しみにしてきてくれたんだなぁっていうの感じてどんどん歌の世界にはいいていけるっていうのが毎回のライブでございます」

光城さんのライブのMCではこういう話をしてくれることが多く、初めての方でも安心して聴くことができます。

一方、ストーリーライブ構成の時もあるのですが、その時は物語の世界観に引き込まれていきます。

「配信のアーカイブが2週間ほどあるんですけど、どこかで同時視聴したいと思っております」

ライブの配信もしていらっしゃるので気軽に見れると思います。
7/21の公演のアーカイブ、8/10の配信ライブチケットはこちらから

9.Re:promise

PCゲーム「タマユラミライ」のグランドED曲です。
ここで初めてコールの合図が出ました!声出していくしかないですわね!

10.ミリオンタイムズ

PCゲーム「Eスクールライフ」OP曲です。
この曲も声出したかったけどなぁ……ちょっと分かれる曲でしたね。

11.はじまりの歌

Nintendo Switch「Lover Pretend」ED曲です。
割と珍しめ(?)な乙女ゲームの曲です。実は私の乙女ゲームの入りだったたりしています。

MC

「いやぁ、熱いですね!お外はもっと暑いんですけどね」

「この後、夜公演も来るって方はどのくらいいますか」

会場のほとんど(よく見れてなかったのですが全員??)手をあげました。

「おお!?ほとんどいる!」
「夜は私一人じゃないんでね。華麗なあれこれが……語彙力w」

「次はね、和風ゾーン行きたいと思います」

会場から漏れ出る、「おお?」の声。
タイアップで和風といえばこの3曲でしょうね!

12.ユメキキョウ

SEGA音楽ゲーム「CHUNITHM」の曲。
作曲はわれらがRD-Sounds。和風でありながら疾走感のある“ユメ”シリーズの一曲目。

13.ユメヒバナ

SEGA音楽ゲーム「maimaiでらっくすSplash」の曲。
この曲もわれらがRD-Sounds作曲です。SEGA公式の動画まで映し出されるという超豪華仕様でした。

14.想ひ、ひとひら

OVA「天地無用!GXPパラダイス始動編」OP曲。
世界観にあった和風な曲で優雅さと力強さを併せ持つ光城さんの歌声がよく合う1曲です。

正直上記3曲を聴くために来たといって過言ではないです。

MC

「ユメキキョウとユメヒバナは絶対ね、今回けんり、権利じゃない歌う権利って言っちゃった。
歌う許可をね、いただきたいなと思って、SEGAさんにお問い合わせをしたら「ぜひ歌ってください」と。」

「しかも今回はね、ユメヒバナの方はYouTubeの動画をお借りすることができて、めっちゃかっこいい映像をバックに歌合わせていただくことができました」

ここまで3曲ずつ歌ってきてたのですが、本当にクオリティが下がらないんですよね。どこのぞ方と同じです。

「いや~あっという間ですね、次で最後の曲です」

「「「「「えええええ~~」」」」」」

お約束でしたw

15.青い夏が呼んでいる

Nintendo Switch「同級生リメイクCSver」OP曲です。
まだワークスベストアルバムにもなく、動画は1コーラス分。
フルverを聴くには豪華版同梱のCDしかないので初聴きの人も多いはず?
夏を感じるような盛り上がる曲でした。

ちなみにこのゲーム、初回が1992年発売だそうです……
ワタシウマレテナイ……

ENCORE
MC

「タイアップ楽曲ってすごく大切なものだから全部本編に歌わせていただきました」
物販紹介のコーナー「あぶきゃすショッピング」

物販のグッズを紹介してくれます。
こだわりポイントとか裏話を話してくれることがほとんどですので聴きごたえがあります。

そして、最後の予告していた曲へ。

「今回ライブのために描き下ろさせていただきましたSPECTRUM、私から私を応援してくださる皆様に向けた楽曲となっております」
「はるかさんもライブでファンの皆さんと歌う楽曲って色々あって、そういうのを間近で見ていて、ファンの方と一緒に歌を届けるということに誰よりも持っている。個人的に尊敬しているのもあるけど、今回の作曲はぜひお願いしたいなと思ってお願いさせていただきました」

「編曲はね、折倉先生、折倉大先生はどんなものをお願いしても200%で帰ってくる長年お世話になってる方で、今回の大切な楽曲を誰にお願いしようかと考えたときに、折倉先生にお願いしたいなとなり、お願いさせていただきました」

「あのね~、これね~泣かずにね歌うまでが本当に大変で」
「いろんな思いを込めたんですけど、いろんな思いを込めていろんなことを伝えたいと思った結果、とてもシンプルな歌詞に落ち着いた、そんな楽曲になっております」

16.SPECTRUM

今回のライブのテーマ曲。
事前のMC、おにねこ先生のイラストの仕様されたMV、そして会場で生で聴けた素晴らしい歌声。
泣かずにいられますかと。
1番が終わってから涙があふれてきました。
光城さんは泣いてないのにね。

とまあ、無事??昼公演日華は終わりを迎えました。
が、思い出すと涙かあふれてくるの。なぁぜなぁぜ…?


幕間「オタクは酒カスが多い??」

昼公演「日華」が終わり、夜公演「宵月」への間。
流れた涙をアルコールで流し込むことに。

大きさがおかしいのがいないかって?
多分気のせいです。

伝串をつまみに一杯……?やりました。
やっぱり酒はいいですね。

さて、酒カス多いという話ですが、
まず私。変に量だけ飲めます。
そしてバカほど飲む人たちが数名。
家にゴロゴロ酒瓶が転がっている方が一名。
お、おかしいぞ……完全な場だったはずなのに……。

お前がいうなマン


夜公演「宵月」

そして待ちに待った「宵月」のお時間です。
おそらくなんですが、この日光城さんのライブに来ていた大半の騎士団の方々はこっちらが本編だったのではないかと思っております。
その理由は以下のセットリストにあります。

1.はじまりの奏(Airots)

中恵光城といえばのユニット、Airots。鈴湯さんとういにゃす三都のハーモニーが素晴らしい曲の1つ「はじまりの奏」から宵月が始まりました。
Airtosのワンマンライブがあったそうなのですけど、年末のため参加できなかったのですよね。
初めて生で聴けました!
3人いるからこその振り付けもあり見ごたえしかなかったです!
あと衣装がちゃんとAirtos衣装だったんですよね。
これが伏線だったなんてこの時は知る由もなく……

余談ですが、この曲もD4DJ Groovy Mix(通称グルミク)でプレイできます。
(2/n)

2.桃幻浪漫(Airots)

Airtosでの2曲目は「桃幻浪漫」。
PCゲーム「千の刃濤、桃花染の皇姫-花あかり-」OP曲です。
3人のハーモニーが美しい和の楽曲です。
曲の振り付けが楽しいのと、合いの手を入れられる曲です。

MC

夜公演「宵月」のはじめのゲストはこちらのお二人。
「Airtosの鈴湯です!みんなこんばんわ~!」
「Airtosのういにゃすです。皆さん、お久しぶりです」

「そして、Airtosの中恵光城です!よろしくお願いしまーす!」

「いやぁ、再結成っていう感じだね!」
待ってたよ、ほんと…

「実はですね、わたくし今回無茶を言いまして、」
「お、無茶を」
「無茶を申しまして、せっかくお二人にこうやってね、登壇してもらうのであれば、ソロも聞きたいなということで」
「いや~いいんでしょうか」
「もちろんでございます、ぜひよろしくお願いいたします」

「なので、鈴湯ちゃんとういにゃすちゃんにも1曲ずつソロ曲を歌っていただきたいと思います」
「まずはね、鈴湯ちゃんから」
「任せてください」
「よろしくお願いします」

3.悠遠抄(鈴湯)

PCゲーム「千の刃濤、桃花染の皇姫-花あかり-」ED曲です。
奇しくも中恵光城と鈴湯が出会うきっかけとなった曲です。
きれいな美しい曲です。
(私は初聴でした)

4.ひとつの歌の物語(ういにゃす)

続いて、ういにゃすさんのソロパートです。
Airtosのオリジナル曲の「ひとつの歌の物語」。
本来はAirtosの3人で歌う曲ですが、今回はおひとりで歌うとのこと。
たどたどしいMCですが歌うと変貌します。このギャップ魅力ということです。

ええ曲なんだなぁ……


ういにゃすさんが歌い終わり、舞台を降ります。


ライティングは青く、そして暗く……
そして登場するのは、2年前に見た”あの衣装”のとある物語装置。
会場のあちこちで息を吞む音が聞こえてきます。
語られる物語は彷徨える霊を見ることができる一人の少女の物語。

5.心蝕アポリア(少女病Mitsuki)

歌いはじまり、バックにはジャケットのイラスト。
多くの人が待ち焦がれた「少女病」の世界が紡がれる瞬間がやってきました。
この曲は「Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-」の希望の曲である。
少女病の曲を歌うとき、命を削るように歌うといつか話していたのを聞いたことがありますが、正しくその表現にぴったりであろう歌唱を目の当たりにしました。
シンフォギアでいうところの「絶唱」ですね。
演者がそういう風に歌わないといけない曲って何ぞや??って思うのが普通ですが、残念ながら事実です。

6.無限連鎖の忘却事象(少女病Mitsuki)

間髪入れずに始まる2曲目「無限連鎖の忘却事象」
青のライティングから突如として赤のライティングへと変化します。
激しい曲調のこの曲は「Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-」の絶望の曲である。
この曲には「辛いけど笑顔じゃ乗り切れない 現実もあると知った」という歌詞があります。本作主人公のクーデリカが自分の境遇を悟ってしまい、セスに依存していく。セスはそんなクーデリカを受け入れますが……
という物語です。

なかなかに難易度の高い曲ですがさらっと歌い切れるMitsuki様。
ありえないですわ…

7.誓約の閉回路 桎梏の乙女(少女病Mitsuki)

少女病楽曲の3曲目は「誓約の閉回路 桎梏の乙女」
この曲は「Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-」の最終章の曲であり、追悼の曲である。
イントロが流れた瞬間、全身を鳥肌が襲いました。
この曲歌い切れるんだ……
曲調の波が激しく、行ったり来たりする曲で歌唱難易度はとても高いです。
ストーリーと言い、曲と言い患者の中でもすごくコアなファンがついているアルバム「Vision -誓約の閉回路 桎梏の乙女-」
そのトリにふさわしい一曲であります。

MC

「みなさん、ごきげんよう。少女病のMitsukiです」
「またこうしてみなさんの前に現れることができるとは思っておりませんでした」
「数奇な運命のなか、こうやって皆さんの顔を見ながら歌うことができたのはとてもうれしく思います」

「何と言われようと、私は素晴らしい音の物語をこうやって生きた音として伝えられることを心から幸せに思います」

前回、歌唱を披露されたのがn…[===検閲済み===]
そしてライブ自体は配信で画面越しに観測した2年前の少女病ラストライブ。

中には活動がない中に知った人もいたり、長年追い続けて来ていた人もいたり、会場で涙を流す人もいました。
わたしも泣いていたその一人です。
1曲ずつ泣き、最後のMCでも号泣し嗚咽を流してしましました。

「またどこかでお会いしましょう」

そう遠くない時にたくさんの曲が聞けるのを願って祈っております。

そうして一礼し去っていきました。

8.妖花ト夢現(霜月はるか)

今回のゲストで一番登場してもらわなくてはならない方。
そう、この方霜月はるかさんです。

お祭り企画と称される「Another Flower」シリーズはいまなを多くのファンがいます。
その中から霜月さんの歌唱された「妖花ト夢現」。
塚越雄一朗さん作曲のこの曲は作曲陣を交換して作られた曲で、ABSOLUTE CASTAWAY色の曲を霜月はるかさんが歌うとこうなるという楽曲です。
のびやかで艶っぽい曲、いろいろあると思いますがこの曲は群を抜いて素晴らしいです。

MC

歌い終わった霜月さんから「Another Flower」シリーズがどんな企画だったのか、妖花ト夢現がどんな曲なのかが語られます。

「この企画の相方を呼びたいと思います!カメリア~」
「は~い!」

霜月さんの20周年ライブの時に着ておりました和の白い衣装で現れた光城さん。
この衣装の片割れが存在するとかいないとか……

「Another Flowerシリーズには二人の曲もありますので、みなさんは赤か青か、あっ、どっちも!素晴らしいですね」

9.Another Flower(霜月はるか・中恵光城)
10.Cross bouquet(霜月はるか・中恵光城)

アナフラ楽曲といえばこの曲、シリーズ表題曲の始まりの曲「Another Flower」と最終章の曲である「Cross bouquet」。
企画自体が2014年から始まっているのでこれも10周年ってコト!?
何とも言えない時の流れですね……
素晴らしい曲、お二人のハモリ、そしてみなさんの盛り上がり。
アナフラでしか接種できないものがありますね。

MC


「何回歌ってもいい曲ですね」「ね~いや~ほんとほんと」

「再開の場所をね、お互い作ったり、供給し合ったりね」

「今日2曲っていうのもすっごい選曲に悩んで」

「悩んだ結果、今回ははじまりの曲と二人が前をむいて未来へ歩き出した瞬間の曲というかたちで選ばせていただきました」

Another FlowerシリーズはDL販売とサブスクから聞けます。

11.楽園図
12.Lost nostalgia


この2曲は「妖花ト夢現」の逆バージョン。
753.しちごさん色の曲を中恵光城さんが歌うとこうなるという楽曲です。
「楽園図」の作曲は霜月はるかさんですのでもうぴったりすぎますね。
なかなかにリズミカルな曲ですが、まあ光城さんの曲ではまずあまり聞かないので初めて聞いた当時は凄い斬新さを感じておりましたね。
「Lost nostalgia」の作曲はcanoueシリーズでおなじみのMANYOさん。
ザ・ファンタジックな楽曲はどこか郷愁を感じるような感じがしてきます。
こういう曲を作るMANYOさんも、歌い上げる光城さんもすごいなぁ…しみじみ思います。

Another Flowerシリーズの楽曲が流れているとき、バックのLEDパネルではYouTubeに上がっている動画が流れており、さらに世界観に引き込まれていきます。

MC


「何気に歌うのがすごく久しぶりで」
「アナフラのライブがあったんですけどもしかしたらそれ以来?」
確かにソロライブでは聞いてないかも……
ちゃんと調べるかな……

「次がラスト2曲となります!」
「「「「えええええ~~」」」」

お約束ですw

「私体感30分も立ってないような気がするんですけど、うんうんってみんな頷いているけど」

この時は「え?もう??」って思ってました。

「音の波に体を揺蕩わせていると時間って本当にあっという間に過ぎていくもので」
「当時聴いた思い出がよみがえったりとか、はじめ聴いてこんな素敵な曲があったんだとか、いろんな楽しみ方ができたりして」

「音を楽しむ、そのままの言葉だなと思っております」

「音楽、大好きな文化です」

13.フィラカス
14.宵待ちランタン

Airotsで歌唱されていました、光城さんのソロ楽曲です。
この2曲は光城さんの持ち味を凝縮しているような曲です。
「フィラカス」は力強さを前面に押し出し、かつ変拍子な曲を歌い上げる光城さんの柔軟性を聴くことができます。
「宵待ランタン」はゲーム「あいみすミステリアス」のBGMに歌詞をつけた曲です。楽曲としてはかなり破天荒な曲らしく、声色の変化を聴くことができるでしょう。

ENCORE
15.RHODONiTE

夜公演「宵月」のアンコール1曲目は、ワークスベストアルバムRHODONiTEの表題曲「RHODONiTE」。
作曲はわれらがRD-Sounds。未来に希望に満ちたメッセージ曲なのですが、割とRDさん作曲では珍しいかと思います。(難しい曲や泣ける曲は多いけどね)
光城さん作詞のメッセージソングからしか得られない栄養素がそこにはある。


MC

「1日が早い早い」
「この時を一緒に過ごせたことを本当に本当に幸せに思っております」

「そして夜公演はゲストの方に彩っていただきましたので。またお呼びしたいと思います!」

「はるかさーん!鈴湯ちゃーん!ういにゃすちゃーん!」

このメンバーをゲストに呼べるって本当すごいことです。

「1人だけでは届けられない音楽をこうやって歌う人が変わることによって色が変わっていくのが素晴らしいと思います」

「なんとここにいらっしゃる、あらせられる現人神、霜月はるか先生が作曲していただきました」

「ファンと一緒に歌える曲、声を合わせるという曲があぶきゃす楽曲には実はなくて」

「いつか制作したいと思っていたのですが、自分の中のタイミングとして、「今だな」って思いました」
「まずメロディが上がってきた段階で泣きました。」
「作詞をして、泣いて」
「収録で泣かないための練習がお家の中で繰り広げられておりました」

そんな話がありながらも、とうとう本日最後の曲へ。

16.SPECTRUM

本日2回目の歌唱となる「SPECTRUM」。
「日華」とは異なり、Airtosの鈴湯さんとういにゃすさん、そして霜月はるかさんが同じ舞台上にいての歌唱になります。
ファンに届けたい思いを歌う。
会場全体に届けようと柔らかく歌い上げる。
しかし2番Cメロで耐えきれなくなった。

助けに入ったのは舞台上に立つゲストのお三方。
そして、私たち会場にいるファン。
一緒に歌うパートに差し掛かり声が、音が、会場を埋め尽くしました。



泣いてしまいました。

終幕

公演が終わった後、しばらく立ち上がれなく、なんとか立てたのは10分くらいが経った後。
涙が全然枯れなかったのでちょっと困りましたね。

今日この場所に来れてよかったと、心の中で大声を出しながら、思いながら写真を撮り、会場を後にしました。


有志の方々が贈られていたフラスタ。会場の都合により1基のみの受付でした。

ちなみに楽屋花を出そうと思っていたのですが、ゲストが多くスペースがないとのことで断念しました。


いかがでしたでしょうか。
拙い文章で申し訳ないのですが、いまだに気持ちの整理がついてないのです。
でもさっさと書かないと次のライブがやってくるので…

もしこの記事を見て気になったよって方は是非調べてみてください。

以上、斎賀ろここでした。
それでは皆さん、また会いましょう。

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