アニメ『ウマ娘プリティーダービー』3期第1話で、「外からドゥラメンテ」は来るのか?


はじめに

アニメ『ウマ娘プリティーダービー』の3期第1話の放送まで、いよいよ1週間を切った9/28。
YouTubeにてぱかライブTV Vol.33が配信され、アニメに登場する新ウマ娘が発表されませんでした。
これまでに主役級のキタサンブラック、サトノダイヤモンドに加え、アプリにも登場しているサトノクラウン、シュヴァルグランに加え、アニメPVでサプライズ登場したサウンズオブアースがキービジュアルに登場しています。
(キービジュアルにはチームスピカのゴールドシップ、トウカイテイオー、メジロマックイーンも描かれています。)
しかし、まだ足りなくないか?いやでもサンデーレーシングはウマ娘化の前例がないし・・・
ということで、凝りもせずに妄想を書き連ねていきたいと思います。

1、ドゥラメンテが来る説の根拠

まずは、なぜ来ると思うのか、その根拠になりそうな妄想を垂れ流していきます。

意図的に隠されているように見えるPV

公式サイトやYouTubeで視聴できるPVや第1話予告で皐月賞を走ってる様子が伺えますが、
最終直線でドゥラメンテが上がってくるシーンは描かれていません。
予告で決着シーンを見せるわけがないのは当然ですが、ここまで徹底的にそれらしいウマ娘の姿さえ見せないのが、逆に期待感が高まってしまいます。
PVも予告も第1話本編のレース前もレース中も意図的にその存在を隠し、最終直線の最終局面で「外からドゥラメンテ」とサプライズ登場したら、3期の盛り上がりも高まりそうと妄想してしまいます。
また、皐月賞ではトレーナーがキタサンブラックに「相手は考えず自分のレースをしよう」とアドバイスすることでレース前のライバル情報描写を意図的に減らすことができますし、
日本ダービーでは、皐月賞でのドゥラメンテの末脚が脳裏に残るキタサンブラックが道中のペースを上げすぎてしまい最後はバテて14着に沈んでしまう、といった展開にもっていくことができるかなと思っています。

キタサンブラックの物語に欠かせない存在

そもそもアニメでキタサンブラックを主人公にする場合、皐月賞、日本ダービーで敗れたドゥラメンテを仮名ウマ娘で処理するのは、「それ、やる意味ある?」となりかねません。
それもあって、私は、ドゥラメンテが出せないなら菊花賞直前からスタートすると予想していました。しかし、どうやら皐月賞からやるらしいのです。なら、ドゥラメンテを出せることになったため、3期の企画が動き始めたと期待するのは自然なことと言えそうです。
なお、アプリのキタサンブラック育成ストーリーでは、「ブリュスクマン」という固有モブウマ娘が、皐月賞や日本ダービー、シニア級の宝塚記念で強力なライバルとして立ちはだかります。
ただし、皐月賞と日本ダービーは目標レース外、宝塚記念も目標は3着以内のため、ストーリーに大きく関わる存在としては描かれていません。
「ブリュスクマン」はフランス語で「荒々しい」の意味で、「ドゥラメンテ」がイタリア語で同様に「荒々しい」という意味で対になっているそうです。

社台レースホースが解禁されたので・・・

アプリ2周年の際、ネオユニヴァースがウマ娘として発表されたのは大きなサプライズでした。
それまで社台レースホース所属だった競走馬のウマ娘化は1例もなく、アニメ等に登場した際も仮名のモブウマ娘でした。
関係各所の並々ならぬ努力と協力のおかげで実現したネオユニヴァースのウマ娘化は、さらなる社台所属のウマ娘化はもちろん、次は同様に過去1例もウマ娘化がない、ドゥラメンテが所属していたサンデーレーシングもという期待を抱いてしまいます。

PVで、リアルスティールの勝負服が凝っている

PVで皐月賞の最終直線のシーンが描かれているのは上述の通りですが、そこに出ているリアルスティールのポジションにいるウマ娘の勝負服が、他のモブウマ娘に比べて凝っているように見ええます。これは、リアルスティールに許可が出ているのでは?と思えてしまうのですが、放送1週間前の現時点で発表はされていません。
もちろん、許可は出ておらずデザインが凝っているように見えるのはたまたまという可能性もありますが、リアルスティールもドゥラメンテと同じくサンデーレーシング所属でした。
ここでリアルスティールのウマ娘化を発表してしまうと、「ならドゥラメンテも」となってしまい、「外からドゥラメンテ」の衝撃が薄れてしまいます。そのため、どっちも隠しているのではないかという妄想です。
ただし、レース中に1度でもリアルスティールの名前を呼んでしまうと、ドゥラメンテサプライズ作戦の効果が薄れてしまうので、うまいこと残り200mあたりでリアルスティールの名前を初めて呼び、続いてドゥラメンテが外から来るのが理想的な展開かと思っています。

ドゥラメンテが来ない説の根拠

ここまで来る説の根拠になりそうな妄想を垂れ流してきましたが、来ない説の根拠も挙げていきましょう。

社台レースホースが解禁されたとしても・・・

社台レースホース所属の競走馬がウマ娘化されたので次はサンデーレーシングを!というのは確かにその通りですが、それでも両社は系列は同じでも別組織。ウマ娘化に対する態度や判断も違うかもしれません。やはりサンデーレーシング所属の競走馬のウマ娘化の前例はないという事実は事実。過度の期待は良くないかもしれません。

モブウマ娘「ブリュスクマン」の存在

上記で少し触れましたが、アプリでのキタサンブラックの育成ストーリーには、ドゥラメンテのポジションにブリュスクマンという固有モブウマ娘がいます。
アニメでは1期に出ていた「キンイロリョテイ」、2期では「リオナタール」などが、特定の競走馬を意識した固有モブウマ娘として印象深いです。
なお、このような固有モブウマ娘が実名ウマ娘に変わった例は過去に1度だけ。
アニメ1期に登場した「ブロワイエ」が、アプリのメインストーリーや育成シナリオ「ラーク」で「モンジュー」として実名ウマ娘に変わっただけです。
(アニメ2期に一瞬だけ映った安田記念に勝ったウマ娘は、その後アプリで姿が変わって「ヤマニンゼファー」として登場しましたが、アニメでは名前がなかったので今回のカウントでは対象外とします。)
実名ウマ娘化の許可が取れない場合の策である固有モブウマ娘化がなされたブリュスクマンがそのままアニメにも出てくる可能性は考慮しておくべきでしょう。

母母エアグルーヴの存在

ドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴの母はウマ娘化しているエアグルーヴです。

競走馬がモデルになった実名ウマ娘は、9/17に発表されたノースフライトを含め96人です。
この中で、競走馬では父子の組み合わせは、見落としがなければ8組です。

シンボリルドルフ-トウカイテイオー、マルゼンスキー-サクラチヨノオー、
タニノギムレット-ウオッカ、アグネスタキオン-ダイワスカーレット、
メジロライアン-メジロドーベル・メジロブライト、
キングヘイロー-カワカミプリンセス、ジャングルポケット-トーセンジョーダン、
ネオユニヴァース-サウンズオブアース (順不同)

一方、母子の組み合わせは1組もありません。
父が同じという組み合わせは多数あり、そういうウマ娘同士が仲が良かったり何となく繋がりを感じたりはしているようですが、血縁という設定はありません。
一方、母が同じという組み合わせはビワハヤヒデ-ナリタブライアンの1組のみであり、ウマ娘としても実の姉妹という設定です。
(10/5追記 メジロラモーヌ-メジロアルダンを失念していました。この組み合わせもモデル馬の母が同じで、ウマ娘としても実の姉妹という設定です。)
ウマ娘の父親の設定には馬主や騎手などの関係者の属性が盛り込まれることが多く、母親の設定には実際の母馬のエピソードが反映されることが多いです。
例えばスペシャルウィークの母は出産後早い時期に亡くなったとか、エアグルーヴの母もオークスに勝利しているなどです。
このような傾向から、ウマ娘の血縁関係は競走馬の母系の繋がりが重視されていることが伺えます。公式が明言したことはないと思いますが、ウマ娘化されている競走馬の母や、ウマ娘化した牝馬の子が実名ウマ娘化することは難しいというのがユーザーに何となく広まった暗黙の了解といえるものでした。
私も、エアグルーヴでいうと、母ダイナカールはもちろん、産駒のアドマイヤグルーヴも、ウマ娘化は難しいのだろうと考えていました。例えばダイナカールが実名ウマ娘化した場合、オークスを制した「エアグルーヴの母」と「ウマ娘ダイナカール」が分離してしまい、主にエアグルーヴの育成ストーリーなどに破綻が起きかねないためです。
なお、固有モブウマ娘ブリュスクマンは、「エアグルーヴの母」の教え子で、学園内ではエアグルーヴがお目付け役をしているという設定です。
この設定をアニメでも踏襲し、公式サイドが「母系が繋がっていたらウマ娘では肉親とは一言も言ってません。確かにビワハヤヒデ-ナリタブライアンが姉妹なのは母馬が同一であることを念頭に置いていますが、それが絶対ルールではありません」で押し通すなら、本項がドゥラメンテが来ない説の根拠ではなくなります。
ちなみに、この理屈を押し通す方が、アグネスフライト(アグネスタキオンの全兄)だとか、ダイワメジャー(ダイワスカーレットの半兄)だとか、実名ウマ娘化してほしいけれど実装したら既存のウマ娘に突然姉妹が現れてしまうみたいな現象が回避できそうなので、これはこれで全然アリです。

結局、ドゥラメンテは外から来るのか

個人的には、来る説の根拠が割と揃っているので、ずっと来る派(確信)でした。
しかし、ある日「母母エアグルーヴ」に気付いてしまい、ウマ娘の世界設定は競走馬の母系の繋がりを大事にしているという認識から、来ない派に鞍替えし、その中でも来てくれたら嬉しいグループに属していました。
この記事をまとめた現在、母系の繋がりの設定をうまく処理したドゥラメンテが外から来る派です。ウマ娘の公式がこの設定を上手いこと料理してくれることに期待しています。
本当に来てくれたらウマ娘内外が大いに盛り上がるでしょうし、人気を出すキャラデザインには定評があるので、アニメ3期を象徴する人気キャラになると思っています。

妄想の垂れ流しをここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ドゥラメンテが外から来ても来なくても、外から来たのがブリュスクマンだったとしても、アニメ3期を楽しみましょう!

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