【自由研究】ウマ娘全員が凱旋門賞走れるわけじゃない問題【没稿供養】

はじめに

2023年7月16日、ウマ娘のLIVEイベントの中で、8月下旬に追加される新育成シナリオのテーマが『凱旋門賞』であることが発表されました。

モデル馬が凱旋門賞に挑戦したウマ娘に加え、見知らぬウマ娘や少女が描かれたキーヴィジュアルの発表され、モデル馬の予想が盛り上がりました。

一方で、「あれ?カレンチャンどうするの?」とか「ハルウララ・・・」のような、凱旋門賞の条件である芝、中距離の適性が低い短距離ウマ娘やダートウマ娘を心配する声も見かけました。
この問題に関しては、これまでの育成シナリオのようにシナリオ最後のレースを「凱旋門賞(マイル)」のように距離バ場ごとに分ければ良いとか、シナリオ最後のレースのみ適性が芝A中距離Aになるとか、同じロンシャン競馬場の別距離のG1を走るとか、実際に走るのはキーヴィジュアルの子で育成キャラクターの育成度によってその子が強くなる(アオハルシナリオ形式)とか、色々な予想が飛び交っています。
新シナリオ発表から新シナリオ実装までの時期特有の楽しい予想合戦ですが、本稿で書きなぐるのはこれらの予想ではなく、今回の発表でボツにせざるをえなかった、海外レースを絡めたシナリオ予想です。
わりと色々妄想していたのですが、「新シナリオが『凱旋門賞』がテーマ」と発表された瞬間にまったく意味のないものになってしまったのですが、まあこういうことも考えていたという記録として残してみようかと。
タイムリミットは8/22のぱかライブTVでの新シナリオの詳細発表まで。現在8/21朝4時頃。

1、「海外挑戦」シナリオの構成

各育成シナリオの構成について

2023年2月に実装された5個めの育成シナリオ「グランドマスターズ(グラマス)」は、実は構造的に革新的なシナリオでした。
それまでの「新設!URAファイナルズ(URA)」「アオハル杯(アオハル)」「Make a new track(メイクラ)」「私たちのグランドライブ(グラライ)」は、各ウマ娘ともに規定の3年間(72ターン)の育成が終わったあと、練習-シナリオレース-練習-シナリオレース-練習-シナリオレースという6ターンのエクストラターンがありました。
一方のグラマスは、72ターンの育成のあと、同じ6ターンのエイクストラターンがありますが、練習-練習-練習-練習-練習-シナリオレースという構成です。
今までなんとなく、6ターンのエクストラターンは3練習3レースという構成と思い込んでいましたが、5練習1レースもありなんだと思ったものです。

「海外挑戦」シナリオの構成について

新構成のエクストラターンを目にしたことで、5練習1レースの「レース」を海外レースにすることで、海外レースを各ウマ娘に割り当てるのが容易になりそうだと思いました。
また、「海外挑戦」を各育成シナリオの後ろにくっつけることで、各育成シナリオを構成しなおす必要もなくなりそうです。

この妄想の問題点

実際新育成シナリオで『凱旋門賞』の名前を使ったり、メインストーリー第1部最終章でロンシャン競馬場のヴィジュアルを使ったりするにあたり、各方面との調整があったことでしょう。
これから無責任にいろんな国の海外レースの名前を挙げますが、全てに筋を通すのは並大抵のことではないでしょう。今回は妄想なのでその辺の労力は一切考慮しないことをあらかじめお断りしておきます。

2、実際に「海外レース」を当てはめてみる

芝、中長距離に適性があるウマ娘(凱旋門賞パターン)

1、凱旋門賞に挑戦した組
エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、ゴールドシップなどは、育成レースの最後に凱旋門賞をくっつけることで、あと一歩届かなかった夢を叶えることができるかもしれません。
長距離適性がフィーチャーされ中距離適性がBに設定されているマンハッタンカフェもこの組ですが、これは因子継承で頑張ってもらいましょう。
2、凱旋門賞を断念した組
スペシャルウィークやキタサンブラックなど、どこまでが真実でどこまでが噂かはわかりませんが、凱旋門賞に挑戦するはずだったが国内レースの結果で断念したグループや、サクラローレルのように前哨戦までは走ったものの怪我により凱旋門賞を断念したグループも、ここで夢を叶えたいところです。
3、時代背景や怪我などで凱旋門賞挑戦が非現実的だった組
ナリタブライアンが全盛期のまま凱旋門賞に行ったらとか、あの頃のメジロマックイーンなら勝てたのか、とかゲームだからこそ見られる夢もあります。

芝、中長距離に適性があるウマ娘(その他パターン)

海外の芝中距離の大レースは凱旋門賞だけではありません。
1、香港
エイシンフラッシュのクイーンエリザベス2世カップ(3着)や、アグネスデジタルの香港カップ(1着)、サトノクラウンの香港ヴァーズ(1着)など
2、ドバイ
シュヴァルグランのドバイシーマクラシック(2着)など
3、イギリス
エアシャカールのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(5着)、ゼンノロブロイのインターナショナルステークス(2着)など
4、アメリカ
シンボリルドルフはサンルイレイハンデキャップに出走(6着)しているが、実際に遠征した点を重視してアメリカの例えばブリーダースカップターフを海外挑戦レースにするか、遠征の本命と言われていた凱旋門賞を海外挑戦レースにするかは意見が分かれるところです。
5、実際には実現しなかった挑戦計画
ダイワスカーレットの海外遠征計画など。芝ダート織り交ぜての挑戦計画だったようだが、ゲーム内の適性から、イギリスのプリンスオブウェールズステークス(’芝2000m)が妥当か。

芝、マイル適性のウマ娘

1、実際に勝利したレース
タイキシャトルのジャック・ル・マロワ賞など
2、実際に挑戦したレース
ウオッカのドバイターフ(4着、7着)など
3、実際には実現しなかった挑戦計画
サイレンススズカの米国遠征計画(アニメやメインストーリー第1部ではifストーリーとして描写されている)など

芝、短距離適性のウマ娘

1、フランス
シーキングザパールのモーリス・ド・ゲスト賞など
2、香港
カレンチャンの香港スプリント(5着、7着)など
3、実際には海外挑戦しなかったウマ娘
香港スプリントはカレンチャンが出走した2011年、12年頃から毎年のように日本からの挑戦が続いているため、芝短距離適性のウマ娘の「海外挑戦」レースは、特段の元ネタがない限り香港スプリントで良さそうな気がします。

ダート適性のウマ娘

1、ドバイ
ドバイワールドカップ(ダート2000m)
スマートファルコン(10着)、ホッコータルマエ(16着、5着、9着)など
2、実際には海外挑戦しなかったウマ娘
日本勢が一番挑戦している海外のダートレースがドバイワールドカップのため、ダート中距離適性がある場合は、特段の元ネタがない限りドバイワールドカップで良さそうです。
ただ、ダートマイルまでの適性のウマ娘は、サウジカップ(ダート1800m)あたりが2020年創設ながら日本勢の挑戦も続いているなど注目度が高いため、「海外挑戦」レースとして良さそうです。

おわりに

下書き保存したまま投稿した気になってた。
本来はもう少し各ウマ娘個別に挑戦する海外レースを検討もとい妄想するつもりでしたが、時間がないのとボツだしというので、この辺で。

2023年8月21日の正午ごろ、ぱかライブTVに先駆けて、「ロンシャンレース場」と「凱旋門賞など」が追加されることが発表されました。

なんにしても楽しみです。また妄想するネタがあったら、今度は早めに文章化したいものです。

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