静岡最大の新興イベント「TECH BEAT Shizuoka 2023」出展レポート
今回の記事は7/20(水)-7/21(木)の2日間に渡って行われたTECH BEAT Shizuoka 2023の出展レポートです。
FromToの展示会出展、当日の会場の様子、最新のスタートアップ市場の動向をお伝えします。
現地レポート
東静岡駅を降り、グランシップ側へ向かうと多くの人の姿が。それもそのはず、協賛にはヤマハや静岡鉄道など県内企業を中心に約60団体が並び延べ来場者数は昨年の2倍強の8000人を超えた。
出展企業全102社
バックオフィス関連:13社
AIビックデータ:9社
人事・研修:7社
物流・Maas:5社
SDGs・フードテック:11社
建築不動産:4社
製造業・ロボティクス:18社
VR・メタバース・宇宙:6社
営業支援:16社
医療・ヘルスケア:6社
その他:5社
出展企業のトレンド
スタートアップのイベント参加企業の分類を見ますと、製造業・ロボティクスが18社と最も多く、次に営業支援の16社、SDGs・フードテックの11社となっています。この傾向から、製造とロボティクス分野の技術革新が活発であること、また持続可能な開発目標や食の革新に関心が高まっていることが読み取れます。さらに、VR・メタバース・宇宙などの新興分野も注目されており、これらの技術が近い将来のビジネスチャンスとして期待されていることが伺えます。全体として、テクノロジーと持続可能性を重視する動向が確認できます。
体験型展示も充実
最新技術の集まるテックビートですが、見るだけではなく実際に体験が可能な展示も多くあります。
こちらは「静岡スバル自動車」ブースに展示されていた、『WHILL Model F』障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティにより、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」の移動の最適化を行うというもの。
歩道を走れる安心感がありながら、ハンドルを握って操作する運転の楽しみを存分に味わうことができました。
他にも『株式会社YAZAKI」の「ドライバーモニター付きコックピット」
ヘッドアップディスプレイをドライバーの目線に合わせて最適な高さに自動調整。複数あるディスプレイの中でドライバーが見ているディスプレイのみを明るくする機能、など矢崎グループといえばワイヤーハーネスのイメージですが、本展示会ではワイヤーハーネスで電気・電子機器を繋いできた矢崎グループだからこそできる、コックピットコンセプトモデルを体験できました。
FromToブースの様子
当日は最終日ということもあり、FromToブースも盛り上がりを見せ、多くの企業役員、経営企画の方々にご来訪いただきました。
まとめ
TECH BEAT Shizuoka 2023の報告はいかがでしたでしょうか?静岡県内最大の規模を誇るこのイベントは、地域企業と新進気鋭のスタートアップのマッチングを促し、新たな収益源と経営課題の解決をサポートしています。ガジェットやモニターなど、最新の技術が集まる展示も多く大きな収穫のあるものでした。
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