回らない頭で書いた話

あなたの時間を少しだけください。題名も小見出しもない、ぼくのとりとめもない話を聞いてください。

ぼくの人生はドラマチックだと思う。きっと、なにか大きなことを成し遂げたらなにかたいそうな形容詞のついたシンデレラと呼ばれること間違いなしのドラマチックな人生を送っている。

深夜0時で解ける魔法やガラスの靴から始まる運命の出会いなんてものを信じてやまないからこんなにドラマチックな人生になっているのだと誰かが言っていた。
この言葉はぼくには「だれもが鼻で笑うような、存在しないとわかっているものを本気で信じているからそんな歪んだ人生になるんだ」と聞こえた。
だからどう思ったというわけでもなく、ぼく自身がロボットの操縦士で、誰かがしゃべった声なんて全部スピーカー越しにしか聞こえていなくて、ただこの席についているスピーカー越しにはそう聞こえたというだけの話だ。

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