2023年ジャパンカップ回顧

結果

1着　◎　イクイノックス　牡4　C.ルメール騎手
2着　▲　リバティアイランド　牝3　川田将雅騎手
3着　○　スターズオンアース　牝4　ビュイック騎手
4着　注　ドウデュース　牡4　戸崎圭太騎手
5着　消　タイトルホルダー　牡5　横山和生騎手
6着　★　ダノンベルーガ　牡4　モレイラ騎手
10着　△　ディープボンド　牡6　和田竜二騎手
12着　消　パンサラッサ　牡6　吉田豊騎手

感想

1着　◎　イクイノックス

天皇賞秋とジャパンカップ連勝達成。
枠の有利もありますが、やっぱりというか、スタート出た時点で勝負ありという感じでした。
ルメール騎手は乗りやすくて誰でも乗れると言ってましたがルメール騎手じゃないと、ここまで強くないと思います。
やっぱり東京競馬場の芝2000ｍ以上で強い馬にルメール騎手が乗ったらどう足掻いても強いです。
これで1番人気馬で東京芝2000ｍ以上G1だと11戦10勝。2400ｍG1なら6戦6勝。
イクイノックスはこれで引退かもしれませんが、出られるなら有馬記念も見てみたいですね。
東京じゃなくなればルメール騎手もそこまで絶対的信頼置けないので、馬券的面白みも出てくると思います。
もし現役続行なら凱旋門賞も見たいですね。
まあ血統的には近年で最も良さそうな上に能力もあったタイトルホルダーでも健闘すらできなかったり、過去でいえばマカヒキとかサトノダイヤモンドみたいなそれなりに勢いと能力があった馬でも、近年は見せ場作ることすらできない内容が多いのを見ると、イクイノックスが惨敗しちゃっても驚きませんが、とりあえず強い馬とか個性ある馬出てきたら凱旋門賞とかでどうなるのかは見てみたいですね。

2着　▲　リバティアイランド

なんだかんだで2着善戦。まあ枠の有利もありますけど、最低限の内容ではあったと思います。
ただ斤量有利も考えるともっと頑張ってほしい所でした。
やっぱり川田騎手と東京の乗り方はあまり合ってないと思います。イクイノックスが強いにしても、スターズやドウデュースともあまり差がないのを見ると。

3着　○　スターズオンアース

上位の大半を内枠勢が占める中大外17枠から唯一善戦。状態不安があり、半信半疑でもありましたが頑張ってくれました。
さすがビュイック騎手という所でしょうか。斤量や枠のことも考えると来年リバティアイランドと戦うとしても十分に勝負になるでしょう。

4着　注　ドウデュース

4着とまあ最低限の意地は見せたのかもしれませんが、結局道中からして思ったような感じの乗り方ではなく。
ただそれでも上がり2位で最後は3着に迫ってたので、頑張ってもいて評価が難しい馬ですね。
当初から有馬記念に出走可能性を示唆していますが、イクイノックスが出るにせよ出ないにせよ出て欲しいなと思います。
下手したら明け3戦目が一番調子いい可能性がある馬ですし、あとは武豊騎手が間に合えばいいのですが…。

5着　消　タイトルホルダー

コース適性がなさそう、状態も最高ではなさそうという中で5着。騎乗自体はもっと攻めて良かったかもしれませんが、十分能力は見せたと思います。まあ前だけで決まってるので展開が向いた所もあるかもしれませんが。
状態を上げて有馬記念に出るのが見たいですね。
そこでなら今度こそという可能性もあると思います。

6着　★　ダノンベルーガ　

今回もそれなりに頑張っているのですが初めて掲示板を逃しました。
モレイラ騎手でも覚醒させられず。
リスグラシューみたいに5歳で覚醒の可能性もありますけれど、ここまで来ると能力限界がこの程度という可能性も高まってきてしまったかもしれません。

10着　△　ディープボンド　

今回は健闘できませんでした。適性面、能力面もやっぱり厳しかったかもしれません。
今回は海外帰りとか輸送とか関係ないので、純粋なコース適性、展開面の問題か、それとも下り坂に入ってしまったか。