2024年京都大賞典、毎日王冠回顧 波乱も結果ほどの衝撃はなく
京都大賞典
結果
良馬場で2:22.9の高速決着でしたが7歳ディープボンドが衰えのない元気な姿を見せてくれたのが嬉しかったです。
衰えないどころか、再び上昇も感じるくらいの走りでした。それだけに勝ってほしかった。やっぱり京都は合います。
シュヴァリエローズも6歳馬ながら8人気で重賞初制覇。3着メイショウプレゲは最低人気馬。
結果を見ると大波乱の決着でしたが、何故かあまり驚きませんでした。
個人的には7着プラダリアを高評価で、プラダリアが惨敗したのは残念でしたがディープボンドの頑張りでどうでもよくなった所があるかもしれません。
あとは1番人気ブローザホーンは良馬場でも弱くないとは思いますが、なんとなくここで走らないのはそこまで驚かず、現状馬体に異常はなさそうですが、無事だといいなと思います。
また2番人気のサトノグランツは何故ここまで評価が高かったのか、メンバーレベルが高くないことで押し出された所もあるかもしれませんがよく理解できない所があったので、まあブローザホーン、プラダリアに比べたら十分人気に恥じず頑張りましたが5着というのも個人的には驚きませんでした。
人気馬の凡走はプラダリア以外は驚きませんでしたが、11頭立てでここまで大荒れするとは思いませんでした。
毎日王冠
結果
毎日王冠は3歳馬が強いので、シックスペンスは3歳馬では有力馬として注目してました。ただ春に一部でパフォーマンスが高評価されたスプリングSはメンバーレベルや追い風の影響が大きいようで、それを証明するようにダービーでは凡走。
今回も能力的に足りない可能性もあるとは思ってましたが、僅差ながらルメール騎手の騎乗もあって勝ちきりました。
やっぱり東京ではルメール騎手の騎乗は他の上位騎手と比べても1枚2枚抜けけてます。
ただ、ジャスティンミラノと並び今年から繁殖牝馬の質が上がった世代のキズナ産駒のエース候補として注目されてましたが、まだ成長が必要という印象でした。休み明けというのもあるのでしょうが、G1戦線の上位争いをするレベルにはまだ足りない気がします。
2着ホウオウビスケッツは個人的に本命でした。内枠有利でこのようなレースで激走させられるのは岩田康成騎手ということもあり、その通りに勝利まであと少しの好走をしてくれました。
3着エルトンバローズは昨年の覇者。内枠で好走した昨年と違い今年は外枠なのでどうかと思いましたが思い切って出して先行してきて今回も好走し昨年がフロックでない所を見せましたね。
一方で10着のローシャムパークは2人気かつG1戦線でも上位を争える評価の馬でありながら惨敗。どうしてしまったのか、まあ血統的に微妙な印象はあり、凡走も驚きませんが、ここまで負けるのは意外でした。
12着オフトレイルは個人的にラジオNIKKEI賞で買ってて内有利な中で外から差し切り勝ちきってくれたこともあり思い出に残る1頭なので応援してたのですが惨敗してしまいました。まだ3歳ですから、6着ダノンエアズロックとともに今後の成長に期待したい所です。
ダノンエアズロックは3歳秋で晩成の印象強いモーリス産駒、高額馬で、アイビーSで後のG1馬レガレイラに勝ってることもあり当初から期待を集め続けてますが状態面の不安もありここでは評価しづらいと思ってました。
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