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フライパン考察

フライパンを二つやっと廃棄。
不燃の日にビニールに入れて「不燃」て書いて出せばいいのだが、1年くらい出せずにいた。
30センチ以上のものは粗大ゴミに出しましょう!と書いてあったから不燃に出していいのか迷ってそのままにしてあった。フライパンてほぼ絶対30センチ超えるよね?直径25センチのやつとか把手入れたら45センチくらいになる。でも、区の説明書の不燃の図に両手鍋とか書いてある。両手鍋はオッケーでフライパンがダメなわけない。んだが、確認も面倒だし、万が一持っていってもらえなくて置き去りになってると隣のゴミ捨てにうるさい人に何か言われるかもと思って思考停止してた。で、今朝急に思い立って出してみたんだけど無事回収されてた。さっさとやればよかった。

ところで、フライパンてどのくらいの頻度で買い換えるものなのですか?くっつかないフライパンも大体1年経たずに表面加工が劣化する。今回捨てたフライパンの一つはメーカーに送ると表面のマーブル加工をし直してくれるというサスティナブルな代物で、全体的にしっかりしてて高級感に溢れているのだが、果たして、メーカーに送り直すなんて、そんな事は私には面倒すぎた。送ったら1ヶ月くらい戻ってこないというし、その間フライパン無しでどうしろと?
迷いに迷った挙句に何を思ったかステンレスの高級両手平鍋を買った。頑張れば目玉焼きもできそうだ。やっと焦げ付きフライパンをメーカーに送れるはずなのだけど、そのまま使い続けた。ステンレスの両手ヒラ鍋は扱いが難しくて日常的にはフライパン代わりにならない。目玉焼き焼けない。
そうこうしてるうちに、フライパンの焦付きが取れず、毎回ゴシゴシタワシで擦らないといけなくなる。表面加工どころじゃない、単なる鉄。
もうダメだ。
そして次のフライパンを買う事にした。買うなら、サスティナブル高級フライパン二つあっても仕方ないので、憧れの、白いフライパン。セラミックコーティングのやつ。
ところがこれがまた雑な人間には使い方が難しかった。余熱して油をひかないとくっつく!!そしてうっかり空焚きをしてしまって、あっという間にダメになってしまった。毎回くっついたものこびり落して、、、、とやっているうちに、もう嫌になってしまって、こういう雑でおおざっぱな面倒くさがりは、安いテフロン加工のやつを買って、1年くらいでどんどン買い替えるのが一番向いているという結論に達した。ネットで、フライパンを紹介しているサイトにもそのように書いてある。自分にはサスティナブルとか自然に優しいとか、無理だ。丁寧な暮らし、とかに対してあこがれはあったのだけれど、仕事しながら育児しながら自分の好きな事しながら丁寧な暮らしをするのは本当に私にとっては無理で、うちの家族にも無理で、やっぱり都会の便利さに甘んじながら都会砂漠に生きるしかないのだ。エコな洗剤とかも使わない。油が落ちなくて何度も洗ったり紙で拭ったりするのが面倒だし水や紙が勿体ない気がして本当にエコなのか?と思ったりもする。エコ洗剤ってパッケージがおしゃれだから使ってるんじゃないの?みんな?そういえば、海外行った時に驚いたけど、食器は洗剤の入った水につけて洗うだけですすがなかった。それなら水ももったいなくない。そんな人たちがエコな洗剤にするのは、口にいれても問題ない様にだ。日本人の生活に合わない。それとも、エコ洗剤使ってる人はすすがないのかな?
話が大幅にそれてしまった。エコ洗剤をディスるつもりはなかった。
まあそういうわけでうちの生活に合ったテフロン加工の安いやつをかって、使わなくなった高級フライパンは捨てられずにずっと1年置きっぱなしになってたのだった。そうこうしているうちに、安ものフライパンはやっぱり1年もたずこびりつくようになり、コンセプト通り、さっさと買い替える時期が来た。さすがに使わないフライパンが3つもあると邪魔くさかろうと思っていたのでやっと重い腰をあげ、廃棄に至ったと言う理由である。

棚の中に隙間ができたので、気持ちも新たに、新しいフライパン物色している。丁寧な暮らしでも自然に優しいでもなく、できるだけコーティングが強くて安いものをなにかちょっと後ろめたい気持ちで探してる。

そんな今日は梅雨明けだ。

※タイトル画像はAIで作ってみたよ。


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