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男性性と女性性

人間的存在となったアダムとエバは、他の魂たちと同様に何度も転生を繰り返しながら様々な人生を体験しました。その歩みは6次元世界から始まって、3次元世界にも及びました。

そして、最終的にキリストとマリアとしてこの地球に生まれ、3次元世界の中にありながら「利他」を生き、3次元から7次元にわたる「橋」を完成させたのです。

彼らの人生の体験は宇宙と人類共通のアカシックレコードに書き込まれ、宇宙全人類、全魂の集合意識の一部となりました。

こうして6次元以下に向かった魂たちも、再び上へと向かうことが可能となったのです。

キリストが「救い主」と呼ばれるゆえんはその為です。

※注:聖書を引用するのは宗教的理由からではありません。私が最も慣れ親しんだスピリチャリティの書だからです。確かに聖書は長い歴史の中で多くの人の手による編纂がおこなわれており、真実度が低くなってしまっておりますが、その霊性はいまだに生きていると思います。


さて、ではなぜ魂は男性性と女性性とに分かれたのでしょうか?
まずは男性性、女性性それぞれの特徴を見たいと思います。

男性性の特徴:

・Going My way
・「俺には関係ない、俺には必要ない、俺は問題ない」
・自分には自分のやり方がある。
・自分のやり方に従う人を求める。
・求めているものが得られないと、相手を切り離す。
 → 禁欲的になる
 → 感情を閉ざす
 → 鈍感、鈍重になる
 → 見ない、聞かない、言わない
・一度出来上がったシステムを変えようとしない。

女性性の特徴:

・Lonely Heart
・「何かしてちょうだい、何かしてほしい」
・私のやり方を理解してほしい。
・自分の理解者を求める。
・求めているものが得られないと、相手をコントロールしようとする。
 → 感情的になる
 → ヒステリックになる
 → 敏感、過敏になる
 → ああ言えばこう言う
・自分の中に取り入れて変革する。

こうしてみると、男性性と女性性は真反対の性質であることがわかります。
一言で簡単にそれぞれをまとめてみると、男性性とは「ものごとを保持する力」、女性性とは「ものごとを変革する力」ということができます。
また、男性性は左脳的、女性性は右脳的とも言えるかも知れません。


宇宙を見渡してみれば、この世界がその2つの原理で動いていることがわかります。

星々の動きは非常に正確で、数万年、数億年経っても変わることがありません。

大昔に作られた遺跡がいまだに機能するのは、太陽と地球の関係が変わらないからです。

しかし不動に見える星々でさえ、誕生と死があり、もっと長いスパンで見れば、宇宙は刻々と変化しています。

太陽も地球もいずれは無くなり、新しい星へと生まれ変わる時がきます。

維持していくもの、変革していくもの、この2つの力のバランスによって世界は成り立っているのです。


つづく

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