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【原神】罪な男、リネ。

⚠︎リネついて考えてるだけのオタクの妄言です。全くもって考察ではありません。
魔神任務、伝説任務ネタバレあります。


リネをおうちの前で1週間ほど待たせましたが、ようやく伝説任務を終わらせました。
リネについて、より理解が深まった気がします。

生い立ちを簡単に。
路上でマジックを披露して生計を立てていた幼いリネとリネットは貴族に拾われますが、その貴族の裏切りによってリネットと離れ離れになってしまいます。その後、召使に結果的に救われ、ファデュイのメンバーになるわけです。

この貴族の裏切りこそが『他人は簡単に信用できない』というリネの考えが生まれた瞬間であったとおもいます。そしてこの考えは今も、リネの心の奥深くに蔓延り続けているのでしょう。実際にリネは、他人を信用できるということは美徳の一つだと思っていることを明かしていますが、自身はそれを成し遂げられていません。

リネの行動原理


魔神任務でリネは旅人に自分がファデュイの一員であることを隠しました。これは①リネがファデュイとして旅人に危害を加える予定は無いこと ②旅人がファデュイに対して嫌悪感を抱いていると知っていたこと、が大きな理由では無いかと私は考えています。伝える必要がないのに、わざわざそれを伝えて旅人に嫌悪されることを避けたかったのでしょう。結果的にそれが旅人を傷つけてしまいましたが。

ここからは妄言ですが、リネもいくつかのタイミングで旅人に全てを伝えようとしていたのでは無いかと思えてきて仕方ありません。
リネの心は端的に言えば、嫌われるのが怖い。裏切られたくない。(ここで言う裏切りは旅人たちがリネを見捨てること)
旅人に本当のことを伝えたい。でも口から出るのはその場しのぎの嘘だけ。きっとリネも沢山悩んだよね。

リネへの旅人の態度について。


旅人たちは、現状、犯人がリネしか有り得ない状況で弁護しようとしますが、これは明らかなリネへの『信用』の上に成り立っています。
旅人はリネを『信用』して手助けしている。
リネは旅人を完全には『信用できていない』
『信用』というのは相互関係で成り立っています。私はあなたを疑わないから、あなたも私を疑わないでね。リネは不本意とはいえ、この信用の原則を破ってしまったのです。旅人があそこまで憤るのも納得ではないでしょうか。

旅人とリネ、これから。


リネは昔から嘘をつくことで自分を守ってきました。幼い子どもに"嘘と利益"の世界を見せた大人(貴族やファデュイ)に問題があります。
伝説任務では旅人はそんなリネの生い立ちや性格を深く知ることで『あなたのせいじゃない。』と伝えました。

『伝えられない秘密は高い壁を作って、心を許せる人は次第に少なくなっていく。まるでショーが終わった後の観客席みたいに…これも、僕が背負うべき「代償」なんだろう』

とリネは語ります。自分の身分や任務、秘密を多く持てば持つほど、関われる人は減っていきます。それに対して旅人は『もう少し観客席に残ってもいい』と伝えます。魔神任務での『さようなら』と対照的です。リネが嘘をつかなければならない理由、隠し事をしなければならない、不可抗力な部分に対して旅人は理解を示し、リネと友達でありたいと思ったのです。

ヲタク、大歓喜。(泣いちゃった)

用意周到な男、リネ。

伝説任務の最初にルミドゥースベルとレインボーローズについてのフラグが立っていましたよね。これはまさか…?と思っていましたが本当にやってくれました、この男。

パイモンにマジックをせがまれて、リネは「何も持ってない」と言います。この言葉を聞いた時点で、私たちは手のひらコロコロです。逃げられません。見えない花を持っているように見せますが、これですらマジックの一環。
なーんだ、やっぱり出来ないのか。と思わせておいて、次の瞬間には旅人の胸元に花が。うっ、ウワーーー〜!!!!!ウワアアアアアアアア!!!?!?!!
最初に旅人に贈ったルミドゥースベルは『別れ』を意味する花、それに対してレインボーローズは……『情熱』と『素敵な出会い』ハァ〜〜〜!!!もおおおおおおおおー!!

高所脱出マジックで一緒に落ちた花がルミドゥースベルだったとしたら、リネはその意味を理解してマジックに使ったのだと思います。セサルさんに直接伝えられなかった、ありがとうとさようならを、マジックを通して伝えたかったんじゃないかな。そして旅人にはレインボーローズを。

もう本当に、大好きです。罪な男。


これだけ語っていますがまだ引けておりません。78連ですり抜けた後、これを書いている時点で77連引いております。未所持です。大爆死中でございます。
明日はお迎え出来るといいな……

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