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今期の聖天樹の構築(2022/3)

今期の聖天樹の結論構築です。

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「聖天樹の開花」抜きの構築なので「聖天樹の大母神」は後手の火力用での採用となっています。

目標盤面が「聖種の地霊」1枚の展開から

廻生のベンガランゼス+セリオンズ“キング”レギュラス+サボウ・クローザー+アロマージ-ジャスミン+円盤闘技場セリオンズ・リング+1ドロー

例の如くローリエエンジンでボレアとアンゼリカをサーチし、リクルートしたアロマージ-ジャスミン+天双芽を使って蘇生したアロマセラフィ-ジャスミンを並べてアンゼリカで回復、ボレア聖天樹の灰樹精ベンガランゼスと展開してレギュラスを立ててサボウ・クローザー召喚で〆です。

勇者セットは語るまでもないでしょう。グリフォンを立てて万能発動無効破壊です。

変更による強化点

勇者の初動、聖天樹の初動で完全に独立しているため、1枚初動の枚数は合計15枚と言えましょう。
ボレアの安定的な供給という観点から見ると安定性はかなり高く、誘発避けを置きながら特殊召喚不可を構える動きが高確率で狙える点は独自性を持っていると言えます。
勇者を使えるテーマの中でも瞬発的な火力の高さは他のテーマを圧倒しており、聖種の地霊1枚から1万以上の合計打点を出しつつバウンスや無効、ゴヨウ式打点補給でリソースを使わせずに削り切るのは他のテーマに無い魅力です。

枚数に関して

初動
聖天樹の初動が1枚初動9枚、ワンフォーワンを含めても10枚というのが気になると思います。
聖天樹の弱みとして「初動のダブりが有効活用されない」というものがあります。
この原因は3つありまして、

「召喚権を食い合う場面がある」
+「EXモンスターゾーンへのリンク召喚指定」
+「聖蔓の播種の発動回数に制限がある」

といった具合です。ここで、

「初動は引きすぎたくない」
かつ
「初動にならない札はあまり入れたくない」

と葛藤する事になるわけで、実際今回の構築も初動にならない札が10枚近く入っている事になります。

これをなぜ許容したのかというのが本項で言いたい事なのですが、簡単に言えば「セリオンズ“キング”レギュラス」の着地を中心に動く事にしたからです。
「セリオンズ“リリー”ボレア」との2枚初動にはなりますが、

下級召喚→「聖天樹の幼精」リンク召喚→「セリオンズ“リリー”ボレア」→「円盤闘技場セリオンズ・リング」→「聖天樹の精霊」→「セリオンズ“キング”レギュラス」

という動きが出来ます。
動きと言えるほど大したものではないですが、レギュラスの制圧力は比較的高く「烙印融合」や「アラメシアの儀」を効果のみ無効化する点が最強です。発動を無効にするとダブりで貫通されてしまいますからね。

素引きした「セリオンズ“リリー”ボレア」が聖天樹の初動を握れなかった際でも最低限の妨害として機能できるというのが強みになります。ボレア視点だと初動の相方が20枚ですからね。そりゃ安定します。

各種採用札

セリオンズ・クロス
リング・レギュラスを素引きした際のサーチ先です。ボレア初動にGを受けた際の止まりどころとしても使います。欲を言えばもうちょっと強い妨害が欲しい所ですが。

アーティファクト・ロンギヌス
単なる誘発としての採用だけでなく、自身への拮抗やサボウ・クローザーを無効化されたターンにミラジェイドを出されある対面では先攻での投入も想定しています。

次元障壁
烙印追放とかいう意味不明なカードを止められなくて雑魚すぎた場面もあったなあという感じです。多分D.D.クロウを入れといた方が赫や追放を止められて強かった。

レッド・リブート
泡を防げるだけでなく拮抗を止められる。加えてエルドなどの罠デッキを止めてワンキルするのに使える。最強。メイン採用しても良かった気がする。

六花聖エリカ
最近の趣味枠です。
対ミッドレンジでのキル速度が上がる点が強いです。ボレアで捨てる事により展開にも使えます。
また、採用する事によって六花デッキを名乗れます。

雑記

聖槍はいらん事になった。相手に撃つ機会も特に無い。

勇者ギミックはグリフォンや2枚目以降の水遣いの素引きを聖種の天双芽の素引きケアに使えるので噛み合いは良いように感じた。来期も使いたい。外法は試せなかった。

勇者が消えたらロンファと誘発を8枚追加して終わりかも知れない。

ビルドパックのノーパラ加工がマスターデュエルのロイヤル加工と似ているなぁと思っているのだが有り難みが全然違う。


//2022/3/14追記
リミットレギュレーションの変更により勇者ギミックの初動が2枚削れました。
悲しみ。

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