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【サンアバロン】聖天樹の王【ジェネレイド】(遊戯王マスターデュエル)

聖王構築を煮詰めて来ました。これでようやく勝率8割という具合なのでまあ弱くはないです。

廻生のベンガランゼス2枚目より聖蔓の癒し手の方がいいかも
聖王構築のメリット


 MDにおける聖王はローンファイア・ブロッサム初動に対する増殖するGをマルデル→舞台と動くことでケアすることが可能です。これは紙では不可能に近く、一度見たら「地霊着地の後にGを投げよう」となってしまいプランが崩壊します。シングル戦かつ知らない相手とのランダムマッチング限定の初見殺し技と言って差し支えないでしょう。
とはいえ、このような事情からMDにおける聖王は増殖するG受けが良いといえます。

展開ルート

 先攻展開で作る盤面をどうするか?というのが聖天樹使いとしては気に点だと思いますが、舞台の存在を考慮しても「サボウ・クローザー」を含む制圧をするべきです。(通して回答がなければ勝ちと言える盤面であれば「サボウ・クローザー」にこだわる必要はないです)

 以前書いたように、MD環境ではライストが飛び交い一瞬で「サボウ・クローザー」が消しとばされる場面も多々あります。「サボウ・クローザー」が除去された後に何を残せるかを重視した展開を目指しましょう。私が使用することにした盤面はこちらです。

聖種の地霊1枚から

神樹獣ハイペリュトン
廻生のベンガランゼス
サボウ・クローザー
アロマージ-ジャスミン
(+1ドロー)

聖種の地霊1枚+サーチ先の植物orロンファの場合サーチを先回りさせマルデルのサーチで「王の舞台」を追加しハイペリュトンに魔法(聖蔓の播種)を食わせます。

「王の舞台」により、一滴やライストを受けた後でも、相手が手札にカードを加えた瞬間にハール着地でサーチメタ+1妨害が残ります。

展開の方を確認していきましょう。なお、この展開は聖種の天双芽を素引きしていてもサボウ・クローザーが成立します(後述)。参考動画

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40615173

聖種の地霊1枚から

「聖種の地霊」ns「聖天樹の幼精」lsef「聖蔓の播種」サーチef「聖種の天双芽」ssef「聖種の地霊」ss「聖蔓の癒し手」ss「アロマセラフィ-ジャスミン」ls「聖天樹の幼精」ls「聖蔓の癒し手」lsef回復「アロマセラフィ-ジャスミン」ef「アロマージ-ローリエ」サーチss「アロマセラフィ-ジャスミン」ls「アロマセラフィ-ジャスミン」ls「アロマージ-ローリエ」ef回復「アロマセラフィ-ジャスミン」ef×2「アロマージ-アンゼリカ」「六花精スノードロップ」サーチ「アロマセラフィ-ジャスミン」ef「アロマセラフィ-ジャスミン」リリース「アロマージ-ジャスミン」ss「聖種の天双芽」ef「アロマセラフィ-ジャスミン」除外「アロマセラフィ-ジャスミン」ss「アロマージ-アンゼリカ」ef回復「アロマセラフィ-ジャスミン」ef「光の王マルデル」サーチ「アロマージ-ジャスミン」ef1ドロー「アロマージ-アンゼリカ」efss「聖天樹の灰樹精」lsef「聖種の地霊」ss「廻生のベンガランゼス」ls「六花精スノードロップ」ef「廻生のベンガランゼス」リリースss「光の王マルデル」ssef「サボウ・クローザー」サーチ「六花精スノードロップ」efLv9「神樹獣ハイペリュトン」xs「廻生のベンガランゼス」efss「神樹獣ハイペリュトン」ef素材補給「サボウ・クローザー」ns

展開途中でサーチするカードを素引きしている場合は先回りしてサーチし、最後に「王の舞台」をサーチし盤面の保証を強めましょう。

「聖種の天双芽」を素引きした場合に「サボウ・クローザー」を着地させるケア展開は以下の通りです。(ハイペリュトンは立たなくなります)

「聖種の地霊」ns「聖天樹の幼精」lsef「聖蔓の播種」サーチef「聖種の地霊」ssef「聖蔓の剣士」ss「アロマセラフィ-ジャスミン」lsef「薔薇恋人」ss「聖天樹の幼精」ls「薔薇恋人」ef「聖種の天双芽」ssef「聖種の地霊」ss「聖蔓の癒し手」lsef回復「アロマセラフィ-ジャスミン」ef「アロマージ-ローリエ」サーチss「アロマセラフィ-ジャスミン」ls「アロマセラフィ-ジャスミン」ls「アロマージ-ローリエ」ef回復「アロマセラフィ-ジャスミン」ef×2「アロマージ-ジャスミン」「六花精スノードロップ」サーチ「聖天樹の灰樹精」lsef「聖種の地霊」ss 「聖種の天双芽」ef「アロマセラフィ-ジャスミン」除外「アロマセラフィ-ジャスミン」ss「聖蔓の癒し手」lsef回復「アロマセラフィ-ジャスミン」ef「サボウ・クローザー」サーチ「廻生のベンガランゼス」ls「六花精スノードロップ」ef「廻生のベンガランゼス」リリースss「アロマージ-ジャスミン」ss「廻生のベンガランゼス」efss 「聖天樹の灰樹精」lsef「聖種の地霊」ss 「聖蔓の剣士」lsef3200「サボウ・クローザー」ns

聖天樹の灰樹精×2で廻生のベンガランゼスを出す場合、聖種の地霊とスノードロップでティアドロップを出す展開にすることも可能です。(採用枠次第)

魔法を無効にするという観点からハイペリュトンを採用していますが、ティアドロップを出す展開を基本とする場合は聖種の天双芽の素引きに左右されない展開が可能というのは覚えておきたいですね。植物8Xでより強い制圧札が出たら是非とも使いたい展開ルートです。

構築検討

 使用していた構築。49枚というのは王の素引きを避けつつ初動を引くための枚数調整によるもの。
 聖天樹の初動が12枚、王の初動が5枚(+3)で1枚初動が合計17枚入っています。初手で初動を引ける確率が約90%でまあまあ信頼できると思います。
 一方で誘発が10枚。これは抹殺したい対象を突っ込んだ結果でもありますが、朔夜しぐれのみアロマとのシナジーを意識した採用となっています。誘発としては相剣を止められない雑魚ですが、鉄獣に対してはトップで引いても抗戦シュライグに当てられるのでまあまあ使えます。蘇生したデスフェニにも一応投げられますね。

 後手札は6枚です。引けるかは運次第でお守り程度に考えています。
 アルファは打点と除去になり1枚で暗転赤霄を踏めるため採用。パンクラは多少殴れてスキドレ勅命を潰せるため採用。サージュはスキドレもセンサーも破壊できて打点としても信頼できジャスミンのリリースに使用することで聖種の地霊ローリエアンゼリカを持って来られるため採用。一滴は展開対面で刺さる上に無限泡影の回避や妨害に使えるので取り敢えず採用。ライストは罠対面と抹殺用で採用。

 さて、王の採用ですがウートガルザを採用しました。こいつは自身リリースでスキドレを除外できるため罠対面でめちゃくちゃ強いです。相手ターン中デスフェニの除去を実質封じられるというのもありハールとは別の使い方になる王であるため採用しました。
 次にロプトルですが、マルデル経由でスノードロップや聖種の地霊をサーチできるため、Gをチェックをしながらギミックを使い分ける器用な立ち回りができます。王ギミックだけで戦線を維持する場合、初動と舞台のリクルートで2枚は欲しいので2枚採用。自ターンでもハールを使える状況を作り聖天樹のキル展開を通しましょう。

 その他の王の皆様は残念ですが今回の採用を見送らせて頂くことにしました。ハール強すぎんだろなんで無効破壊持ってる奴がもう1つ妨害持ってて攻守3000なんだよ。

 舞台は3枚です。G貫通札になりますし相手は全力で破壊しに来てくれますからなんぼあっても困らんという奴です。召喚権を使わないというのが大きい。また、ロプトルハールで妨害を構えて返しにロプトルでマルデルリクルートとすることでハールの妨害を維持して聖天樹の展開を開始できます。まあ、ハールとロプトルを維持しているなら勝ちと言えなくはないんですが。

雑記

 紙でもロンファが無制限に緩和され、ハリファイバー死滅により他のパワーが落ちたりなどしています。
 六花強化によりロンファ初動からボタン来々絢爛しらひめと動くことで聖王に似たGケアが可能です。

 あと神判が帰ってきました。これは個人的には嬉しいですね。

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